2017-10

「女だらけの戦艦大和」 ・ 内地からの手紙<弐> - 2009.10.18 Sun

「女だらけの戦艦大和」艦内に時ならぬ絶叫が響き渡る――――

 

スケヒラ参謀が送ってきた手紙の中の<写真>の包みを開けた麻生・見張・亀井の3人はその写真のあまりのすごさに絶叫したのだ。

数枚の写真はどれも先だってスケベスケヒラ参謀が、見張兵曹を監禁した際の写真であったが、

なんと。

一枚は、兵曹が裸でうつ伏せになって寝ているもの。

一枚は、女学生の制服のようなものを着せられて、しかも胸の部分は大きく開かれて双の盛り上がりが丸見えのもの。

一枚は、良家の奥様風のもんぺの上下を着た兵曹を抱きしめる、カメラ目線のスケヒラ参謀。

一枚は、裸の兵曹にまたがってこれもカメラ目線でいやらしく笑うスケヒラ参謀。

などなど・・・・・。

見張兵曹はもう泣きそうになって「いやあ、、、こんなのなんで送ってくんのよお、、。もうやだあ、、」と声を震わせる。

亀井一水は「これは、、刺激がきつすぎます」と息を荒げる。

麻生分隊士は「野郎、、、俺のオトメチャンにこんなことしてやがったんだなあ!!」と怒り心頭。分隊士は一人で「野郎、今度会ったら叩き殺す!!ぶっ殺す!!絞め殺す!!」とわめいてちょっとした錯乱状態。危険な状態!いきなり見張兵曹の腕を掴んでその場を去ろうとした。

兵曹は「んぎゃあ!分隊士、御気を確かに!わあ、、、どこ行くんですかあ!!」と分隊士に引っ張られながらどこかに消えた。

その場に残された、亀井一水と数枚の写真。(これは片づけないと、、、班長の沽券にかかわる!)と一水は、その写真を集め、居住区の兵曹のチェストに入れようと思って、その場を離れようとした、その時。

勢いよく艦橋に入ってきた小泉兵曹とぶつかってしまった。

「ぎゃっ!!」と二人は叫んだ。「申し訳ございませんーーー」と亀井一水は誤ったが、床にあの写真が思いっきり散らばってるのに気がついてハッとした。

あわててひらおうとした時、小泉兵曹が「おい!待て!!―――これなんだよ?・・・う、うわあ!!すっげえ!!何これ、うひゃあ!!!」とその写真をかき集めて持って行ってしまったのだ。

「ああ、それはいけません!!小泉兵曹!!」と、亀井一水は叫んだがもう遅い。小泉兵曹の姿は韋駄天のごとくその場を去っていたのだから。

「大変だ!!」と亀井一水はそのあとを追う。

 

麻生分隊士は、自室に入った。乱暴に見張兵曹をベッドに投げ出した。あのスケヒラ参謀に対する怒りが沸騰して、なぜか逆に見張兵曹を手荒く扱いたい衝動に駆られる。

ドッ、、とベッドに倒れ込む兵曹に、分隊士は今までにないくらい激しくまたがって、服を胸までたくしあげた。兵曹は抵抗する。

「分隊士、やめて、、」と泣きそうな見張兵曹をみおろしながら、分隊士は「あんなことされてたなんて。まだ俺だってオトメチャンの隅まで見てないってゆうのに、、。写真まで撮りやがってあの変態参謀め、、、。オトメチャン、今ここで俺はオトメチャンの乙女の証を見るから!!」と言うなり、見張兵曹の乳当てをはぎ取った。

「止めてえ、、、分隊士、、、」とうとう兵曹は、泣き始めた。

あらわになる兵曹の両の胸、そして<乙女の証>の双の薄桃色の突起、、、。

分隊士は初めてそれを目にした。それは恥ずかしげに小さく震えているーーーー。麻生分隊士はもう自分を抑えるのは無理だった。

見張兵曹の胸に顔を埋め、片方のその部分を指でつまんでもう片方のその部分には自分の曲がった唇を押し付けた。

「・・・・分隊士・・・」見張兵曹の声が心なしか、甘く震えている。

分隊士はその声に刺激されるかのように、行為を続けた。時間を忘れるほどに。そして徐々に、見張兵曹の息遣いが変化してくる。

       が。

ふと気がつけば、外で何やら大騒ぎが始まっている。

あまりの大騒ぎにさすがの分隊士も「何してやがんだ、うるっせえな!」と行為を中断した。見張兵曹はあわてて起き上がって胸を隠す。

兵曹が身づくろいを終えたのを見計らって、分隊士はドアを開けた。

すると、大勢の士官や下士官、兵たちがワンサカ集まって何やら大騒ぎ。麻生分隊士はそこに近寄って「何騒いでんだよ、うるせえな!」と一喝したが、そこにいた小泉兵曹の持っていた写真を見て愕然とした。

あの写真!!

「貴様、、これどうしたんだよ?」と問う分隊士に小泉兵曹は「面白いでしょう。これ、あのスケベ参謀が送ってきたようなんですよ。亀井が隠したんですよ。奪い取ってきました!」と得意そうに言った。写真をひらつかせた。

分隊士の部屋の入り口で、見張兵曹が立ちつくすのが分かった。

そのとたん、麻生分隊士が――――キレた。

「てめえ!!人のものを勝手に持ち出すんじゃねえよ!オトメチャン傷ついてんだぞ、わかんねえのか!!」

麻生分隊士の鉄拳が、小泉兵曹のほほに炸裂した。

 

それから小一時間ほどして、興奮の冷めた麻生分隊士と、腫れたほほを冷やす小泉兵曹、泣きべそかく見張兵曹、おろおろしてる亀井一水が分隊士の部屋にいた。

「・・・そうだったんですか。そんなこととも知らないで、、深慮遠謀が足りませんでした」と小泉兵曹が謝った。

見張兵曹が、鼻をすすりあげた。 小泉兵曹は「貴様の嫌な思い出をみんなにさらした罪は償わないといけない、、どうしたらいいか、、、」と見張兵曹を見た。

見張兵曹は黙って首を横に振った。そして「いいよ、、、。もう済んだことだし」と言った。麻生分隊士は「オトメチャンは優しいな、、赦しちゃっていいのか?」と聞いた。

見張兵曹は「いいんです。小泉兵曹とは今までもこれからもずっと一緒の中ですし、こんなことで気まずくなりたくないんです」としゃくりあげた。

「しっかし、、、罪な参謀だよなあ、何のつもりでこんなものを送りつけてきたんだかなあ」と、麻生分隊士は困惑した。

「あれじゃないですか、、自分を忘れてほしくないんじゃないでしょうか」小泉兵曹が言った。分隊士はうなずいた。

「まあ、オトメチャンよ。この写真は処分するからもう気にすんな」 分隊士は写真を集めて立ち上がった。やっと見張兵曹の顔に、かすかな笑みが浮かんだ。

3人は立ち上がり、分隊士の部屋を辞した。

でも。

麻生分隊士はその写真のうち、<オトメチャン>だけ写ったものをこっそり自分の机の引き出しに隠したのだった。自分の日記帳にしっかりはさんで。

 

ことはそれだけでは終わらなかった。

<大和>に持ち込まれたたくさんの手紙に、あの「東京で流行ってる風邪」のウイルスが付着していて、この後約、1週間ほどで「東京の風邪」が<大和>艦内でも蔓延しちゃったのだ。

いきなりの高熱、咳、全身の倦怠感、ほか、、、、。

しかし、艦を守る将兵には寝込んでいる暇はなく、交代を繰り返しながら少しづつ休んで治そうとしていた。艦内のそこここで、熱で真っ赤になった顔で勤務する兵たちがいる。

艦長も例外なくり患し、「もう!!こんな変な風邪持ちこんだの、だれ!?艦長迷惑!!犯人捜してよ、森上参謀!野村副長も!!ねえ、寝てないでよぉ!!」と氷枕を頭にのっけて怒っていたが、副長も森上参謀もしっかり罹って39度からの熱にへばっていたので犯人捜しなど出来ない相談であった。

きっとーーーーーこれが<インフルエンザ>というものなのだろう、今で言うならば。

 

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

いやあ!!途中すっごい展開になってしまいました。うれし恥ずかしオトメチャンの<乙女の証>、分隊士への初披露でした。

しかし本物の<大和>たちが活躍中のあの時代に、インフルエンザってなかったのでしょうかねえ?

もっとも南方で怖いのは、<デング>に<マラリア>と相場が決まってるから、もしインフルがあったとしても「ちょっとひどい風邪」くらいで済まされちゃった可能性も無きにしも非ず。

ところで皆さんのお住まいの地域では新型インフルエンザはいかがでしょう?

くれぐれもお気を付けくださいませ。

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● COMMENT ●

ジスさんへ

興奮していただけましたか(笑)。
確かに女同士だときれいな印象がありますよね、と言いながらちょっと前までは私はいわゆる「ゆり」ってあんまり好きじゃなかったんですが、、、。
まあ、男同士だとちょっと、、、ですね(笑)。

インフル、猛威をふるっていますね。ワクチンも足りるんだかそうでないんだか、、、ちゃんとしてよって感じですよね。

NoTitle

なんだかすごいことに・・(;゚∀゚)=3ハァハァ・・・ってかんじですな。まあ、女性同士なんでキレイだと思います。・・逆だと・・イヤですね・゚・(ノ∀`;)・゚・

インフルかあ・・。心配デス。とりあえず今のところ大丈夫そうだけど。お互い気をつけなきゃですね。

松ちゃんさんへ

こんばんは!!
今回はマジ危ない展開でありました、、、なんと「見張兵曹の純潔を守る会」!!会長殿のありがたきお言葉を胸に、兵曹には死んでも純潔を守るよう言っておきます!!

matsuyama さんへ

こんばんは
いつもありがとうございます。
いやあ、、あなたも好きねえ~、私も好きよ~ってな感じですね(笑)。この後も、時々真面目になりつつも、過激シーンが出ると思いますので、お楽しみに!であります。

負けたらあきまへん・・・

見はりんさん、こんばんは。 今回はまた危なかったですねぇ~ ”見張兵曹の純潔を守る会”といたしましては最後まで断固抵抗し、お国の為・読者の為に、このまま純潔を守りつづけて欲しく、今晩からミソギをするであります!

NoTitle

ドキドキ、ハラハラしながらレズシーンを楽しませていただきました。
これから先もっと過激になるんですか。楽しみですね。

チハタンさんへ

いつもありがとう!!
デングって、、禁句!?

今回はちょいとリキ入れちゃいました。これからもっと過激になるーーかもですので、どうぞご期待ください(笑)。

NoTitle

こんばんは
デング熱は禁句では・・・
かなりはらはらして読みすすめちゃいました
チハタンうれしい


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Author:見張り員
ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

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