2017-10

「女だらけの戦艦大和」・ここが私の故郷だ5<解決編> - 2015.03.06 Fri

藤村少尉は『大和』に帰艦するとすぐに山中副長を訪ねた――

 

副長室に山中副長を訪ねると、ちょうど梨賀艦長も副長と一緒にいた。副長は「お疲れさまでした藤村さん。ここで一緒に紅茶を飲まない?」と言って椅子を勧めてくれた。

少尉は勧められた椅子に腰かけて、テーブルに置かれた紅茶カップをそっと手に取った。紅茶の熱さがカップを伝わって手に快い。

梨賀艦長が

「それで、どうだったかな。見張兵曹のおじいさまのお宅の様子は。兵曹は大事にされていたかな」

と尋ねた。副長も興味津々で身を乗り出した。

藤村少尉はまず一口紅茶をすすってからカップをテーブルに置いた、そしてむつかしい顔をして

「はい。おばあさまという方は見張兵曹の訪れを大変喜んで泣いていましたが…兵曹の亡き母親のきょうだいという人たちは微妙な反応です。でも私としては悪い印象は受けませんでした、伯父・伯母にあたるわけですがその人たちと兵曹は単に面識がなく向こうは姪の突然のおとずれにびっくりしているというところが正直なところのようです。まあこれは私の勝手な観察ですから本当はどうだかわかりませんが、しかし」

とそこでいったん言葉を切った。梨賀艦長と山中副長は藤村少尉の顔を静かに見つめる。その視線を感じつつ藤村少尉は独り言のように

「問題は村の人たちです。あの人たちが見張兵曹を見る目は、まるで仇を見るような眼でした。それに居合わせた女性たちがオトメチャンのことを<不義の娘>だのなんだのとまるで汚いものでも見るような眼で見て何やらひそひそ話しておりました。私はもう、腹が立って腹が立って…」

といい終りのほうは涙を含んだ声になった。

「そうですか、やはり」

副長はそう言って悲しげな眼で梨賀艦長を見た。梨賀艦長の瞳にも怒りの表情が見て取れた。

「それで兵曹はおじいさまの家に今夜は泊ったのかね」

と聞いた艦長に藤村少尉は激しくかぶりを振り

「それが、それが艦長!オトメチャンは突然いなくなってしまいました。――私がその連中に気を取られているうちに。そういえば、オトメチャンの友達みたいな水兵長が三人、いましたがその子たちもいなくなっていました」

といった。

山中副長は

「いなくなった…友人らしい水兵長…というともしかしたらオトメチャンはその友人の家に泊まったのかもしれませんね。村人が通夜で一晩中いるかもしれないところよりは友人の家のほうがいいと思って誘われたのかもしれませんね」

と視線を床に落としてつぶやくように言った。

梨賀艦長もうつろな視線を落として

「しかしね副長。彼女はあの村ではつまはじきの存在なんだろう?昔からそうだったというならきっと今でもそうだろう、たとえ友人の家でもそんなオトメチャンを泊めてくれるだろうか。もしかしたらオトメチャンは」

とそこで言葉を切った。山中副長と藤村少尉は艦長の顔をじっと見つめた。副長の唇がかすかに震えた後「オトメチャンは?」

とつぶやき梨賀艦長はそこでやっと二人をまっすぐ見つめると

「野宿、ということも十分考えられるね」

といい、副長と藤村少尉は絶句した。

 

しかしオトメチャンは<野宿>は避けられた。曲がりなりにも夜露はしのげる納屋の中で一晩を過ごす。タケから借りた敷布と掛布団の間に入って小さく体を丸めるとふうっ吐息をついた。

野宿も覚悟していただけに幼馴染の心遣いがうれしかった。

たとえ納屋であろうが屋根のあるところで寝られることが素直にうれしい。ふと、子供のころ見張の家の納屋で寝起きしていたころを思い出した。あの頃継母にたたかれたり殴られたりの折檻を受けるたび泣きながら家を出てあてどもなく歩いていた。そうすると必ずどこからか桜本の祖父母がやってきて「トメちゃんさあおいで!」と抱き上げて二人の家に連れて行ってくれたのだ。

村の大人たちからまるで蛇蝎のごとく嫌われていたトメをやさしく受け入れてくれたのは彼らが<実の祖父母>でありトメが<実の孫>であったからなのだ。

(おじいちゃん…)

見張兵曹は掛布団をぐうっとつかむと声を殺して泣いた。そして泣きながらいつの間にか眠りについていた。

 

そしてそのころ、『大和』では梨賀艦長があることを決断した――

 

 

翌朝、オトメチャンは薄明りの差し込む納屋で目が覚めた。

畳んでおいた一種軍装のポケットからそっとうで時計を取り出してみればまだ〇六三〇(午前六時三〇分)である。オトメチャンはも一度掛布団にくるまってうとうとと浅い眠りの中に揺蕩った。

それから一五分ほどたってオトメチャンはしっかり目が覚め、軍装を身に着けると寝床をきちんと片づけた。

借りた布や布団はきれいに畳んでおいた。

そっと板壁の隙間から外をのぞいたが乳色の霧が周辺に流れていて視界は良くない。オトメチャンは昨日タケが「うちが来るまで絶対にそとへは出んでつかあさい。窮屈な思いをさせて申し訳ありませんが誰かに見つかったら厄介ですけえね。ここの連中は頭が古うていけんですよ、いつまでも昔のことにとらわれてトメちゃんを…」と言っていた通りに納屋の中で静かにしていた。

誰かに見つかったり騒がれるのは本意ではない。それにそうなるということは昔の嫌な、思い出したくもないことを思い出すことになるから。

納屋の中でじっと膝を抱えていると、外から足音が近づいてオトメチャンははっとして積み上げてあった古い藁の陰に隠れた。

ゴトッと重い音がして納屋の戸が開かれた。そして「見張兵曹、トメちゃん?」とひそやかなタケの声が聞こえ、オトメチャンはほっとして物陰から顔を出した。

「おはよう」

というとタケが「おはようございます兵曹」と頭を下げ「遅くなりましたが朝食です」と大きなお盆に乗せた握り飯と味噌汁、それにお新香を差し出した。

「すまんのう、タケちゃん。面倒ばかりかけて。お母さんに知られんかった?」

とオトメチャンは幼馴染を気遣いながら盆を受け取った。タケは笑いながら「平気じゃ。うちはお母ちゃんよりはように起きて飯を作ったけえね、だーれもわからん」といった。

そして「食べ終わったらここに置いといてつかあさいな。後でうちが片づけるけえね。ほいでお爺さんの葬儀は一〇〇〇(午前一〇時)頃からじゃそうな」と教えてくれた。

「ありがとう」

とオトメチャンが言い、タケは「ほいじゃあな、またあとで。ゆっくり食べえや」と笑って戸を閉めた。

オトメチャンはタケの心に感謝しながら「いただきます」と両手を合わせてからまず味噌汁椀を手に取った。

 

 

やがてタケ・サダッペ・花ちゃんが納屋に見張兵曹を迎えにやってきた。すっかり霧は晴れ青い空が広がっている。

恐る恐る戸口から顔を出すオトメチャンにタケが

「平気じゃ、うちの親はもう桜本さんとこへいったけえ。トメちゃん、自分のお爺さんの野辺の送りじゃ、しっかりして送ってあげてな」

といいほかの二人もうなずいた。オトメチャンは三人を等分にみつめて

「本当にありがとう。みんなにはえらい迷惑をかけてしもうて、何と言うてええかわからん。この償いはいつかきっとするけえ待っとってつかあさいね」

と言って軍帽の頭を下げた。するとサダッペが

「トメちゃん水臭いで。そんとなこと思わんでええよ、うちら友達じゃないね。友達は助け合うんが当然じゃ」

といい花ちゃんも

「ほうよ、うちらはもう何年来の友達じゃ。遠慮されたら却って悲しいわい」

とほほ笑む。

そして四人は桜本家へ向かって歩き始めたのだった。

 

桜本家につくとすでにオトメチャンの祖父は納棺されていて野辺の送りを待つだけになっていた。村人たちのあからさまな好奇とあざけりの視線の中、オトメチャンは祖母の傍らに立った。後ろには三人の幼馴染がそっと見守っている。

オトメチャンの祖母はオトメチャンの肩をそっと抱くと

「トメちゃん、お爺さんとは今日でお別れじゃ。ほいでもおじいさんは幸せじゃったよ。トメちゃんみとうなええ孫がおって」

と言った。

オトメチャンは「うちなんぞが孫で、えかったんでしょうか?」と小さな声で尋ねた。祖母はしっかりうなずいた。「お爺さんはのう、凱男やきゑ子によういうとったよ、トメちゃんはええ子じゃって」そういって祖母は長男の凱男と長女のきゑ子を見返った。

凱男ときゑ子は母親から不意に視線を送られて瞬間戸惑ったようだったがオトメチャンをしっかり見つめた。

 

そんな血縁の人々をよそに、村人たちは声高に無責任な話に没頭している。

オトメチャンが生まれる前やそのあとのトヨと見張洋二郎の関係や、洋二郎の妻との関係など面白おかしく話す。

「見張の奥さんは最近体の具合がようないらしいな、いろいろあん人もあってじゃけえね。葬儀言うても来とうないじゃろうな…ここんちの娘はあん人の旦那を盗ったんじゃけえね。盗ったばっかりか子供まで生みよってからねえ。ほいでその子供がまたはずかしげものう来とるんじゃけえ驚くわねえ。恥知らずの娘はやっぱし恥知らずじゃのう。はあうちらようわからんわ」

そういって嘲笑する。

花ちゃんは嫌でも耳に入る無責任話に怒り心頭に発し、こぶしを握りしめたその時。

「桜本さんのお宅はこちらですね」

と声がして皆が一斉にそちらを見ると――

そこには一種軍装に身を包んだ『大和』副長の山中次子中佐ほか数名が居並んでいたのだった。

山中副長は、慌てた様子で一同の前に走り出てきた桜本家の長男・凱男に自己紹介の後このたびの悔やみを述べ、見張トメ海軍二等兵曹の祖父の葬儀に参列をお許し願いたい、と言って副長の後ろに控える一同――繁木航海長、日野原軍医長、松岡中尉、麻生少尉、石場上等兵曹たちが一種軍装も凛々しく頭を下げる。

びっくりしたのはオトメチャンの祖母や伯父伯母だけではない。村人たちもこの光景に腰が抜けるほどびっくりして口をあんぐり開けたままのものさえいる始末。

(どういうことじゃろ、桜本の不義の孫は海軍でどがいな仕事をしとってじゃろうねえ)

(えらいさんがたが大勢来んさった、言うことはあん娘にあれこれ言わんほうがええいうことじゃろうか。なんぞ言うて後で海軍さんに叱られたらえらいことじゃ)

村の連中はすっかりおとなしくなって、そればかりかオトメチャンになれなれしく近づき話しかけようとする者もいる。さっきまでオトメチャンとその母親をさんざ、ののしっていたくせに。

オトメチャンは山中副長たちにそっと頭を下げ(ありがとうございました、梨賀艦長のおぼしめしですね。本当にありがたいことです)と心で感謝をささげた。

山中副長はその瞳を受けて(我々はあなたの味方ですよ、誰にも何も言わせない。あなたは大事な艦の仲間です)との思いを込めてオトメチャンの瞳を見つめた。

 

 

そして祖父の野辺の送りは無事に終わった。

いとしい、オトメチャンの大好きな祖父は桜本家の墓所に永遠の眠りについた。オトメチャンはしばらくの間そこに立って祖父を偲んだ。

春の風がオトメチャンの思い出を大事に包むようにして流れていく。

オトメチャンの祖母は、孫娘の姿を見つめた後副長たちを振り返ると「お忙しいところありがとうございました…昨日は艦長さんにお手紙を頂戴して、今日また皆様にお越しいただいて。お爺さんもさぞ喜んどることでしょう」と言って、家に酒肴が用意してあるからと皆を誘って家に戻る。

家に帰ると村人たちの姿はなく、三人の幼馴染の水兵長が待っていた。

花ちゃんが兵曹に「みんなオトメチャンに意地悪言うとってじゃろ。それをえらいさんに聞かれたらたまらん言うて逃げくさったわ」と言って笑った。タケも、サダッペも笑った。

凱男が副長たちに

「汚い家でございますが、どうぞ上がってつかあさい。心ばかりの酒肴を用意いたしましたけえ、どうぞ」

と言うので皆は居間に上がる。

一同は、祖父の冥福を心から祈って献杯をささげた後静かに会食をした。

不意に凱男が

「ほかの連中がおらんから、わしは本当のことを言います」

というなり隣に座ったオトメチャンの両手をぐっと握った。そして

「トメちゃん、今まで知らん顔しとって本当に悪かった。許せ言うても許せるもんではないかもしらんが…それでも許してはくれんじゃろうか。うちらはトメちゃんを大事な姪っ子じゃ思うとる。生まれたときからじゃ、ほいでもいろいろあってのう。引き取れんかったんじゃ。前にここに見張の貴子さんが来てトメちゃんにすまん事をした言うて謝ってくださったと聞いての。――トメちゃん本当にすまんかった。ほいでもうちらを伯父さん伯母さんじゃ思うてくれるなら…これからもつきおうてくれるかのう?この家に帰ってきてくれるかのう?」

といい、伯母のきゑ子も

「こういうたら言い訳みとうに聞こえるが、兄さんが今言うたことは本当じゃ。大事な妹のトヨが産んだ子供がかわいくないわけなかろう?二人おった姉さんたちはトヨのしたことは気に入らん言うてもうここには寄り付かんようになってしもうたが、それはそれじゃ。

――ほいで洋二郎さんのお考えでトメちゃんは見張家に連れていかれたんじゃが…あがいにひどい目に合うんじゃったらうちで強引に引取ればよかった思うてね…ほいでもトメちゃん、立派になって。お爺さんも安心して逝けたじゃろう」

と言ってもんぺの上着の袖でこっそり涙をぬぐった。

海軍士官たちと幼馴染の水兵長たちは感動に身が震えるのを感じた。

麻生分隊士は(オトメチャン、えかったのう。つらいことがたくさんあったが神様はきっと見ててくださったんじゃね。こうしてほら、また家族が増えとってじゃ)とうれしくなって盃に注がれた酒をくっと飲み干した。

日野原軍医長も、あのうるさいはずの松岡中尉も今日は感激に心ふるわせ、石場兵曹も(えかったねえオトメチャン。これもきっと亡きおじいさまのおかげじゃわ。これからもおじいさまの菩提をよう弔ってあげんさい)と、オトメチャンの祖父の位牌にそっと頭を下げた。

 

夕刻近くなり、桜本家を辞するときオトメチャンは並んで見送る祖母・凱男・きゑ子に敬礼して言った。

「おばあちゃん、伯父さま伯母様!ありがとうございました。またトメはここに参ります。――ここは…ここは私の故郷です!」

 

一同の瞳が濡れ、彼方の山から遅咲きの山桜の花びらが幾ひらか舞い降りてきてその一枚がオトメチャンの一種軍装の肩にとまった。

まるで、オトメチャンの祖父の微笑みのようだと皆は思った――

 

           ・・・・・・・・・・・・・・・・

 

梨賀艦長の決断はこれでした。オトメチャンが今もあの村で嫌な目に合うのを見聞きするに耐えなかったのでしょう。副長はじめ軍医長たち…なかなか良い選択でした。そして伯父伯母の本心を知りやっと故郷を持てたオトメチャン。

勇気がわいたことでしょう。今後のオトメチャンにご期待ください。


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● COMMENT ●

河内山宗俊さんへ

河内山宗俊さんこんばんは!
やっと、という感じでオトメチャンの落ち着きの場が出来ました。

わかってくれた貴子姉さんの以外はどう出てくるかわからないですが、きっと!いいほうへ向かうと信じましょう^^。
オトメチャンの性格もきっと生来のまっすぐなものに変ってゆくことでしょう。何があっても。

たくさん読み込んでくださったんですね、ありがとうございます!!

鍵コメさんへ

鍵コメさんこんばんは。
ありがたきお言葉に感謝いたします。なんだかとてもうれしいような恥ずかしいような気持ちです^^。

残念なことになってしまいましたが…また次回があります!ほんとは私もご報告を楽しみにしておりましたが、致し方ないことですね。次こそ!!

わざわざありがとうございました、鍵コメ様もどうぞ御身大切になさってくださいね^^。

まろゆーろさんへ

まろゆーろさんこんばんは!
私は今現在のこの腐れきった日本が嘆かわしく思っています。親が子を殺め友達のはずが気に入らないことがあったからと無残に殺す。こんなことがあっていいわけがない!そこで、というとおこがましいんですがせめて物語の中だけでも美しい日本であってほしい。そんな思いも込めてこの「女だらけの戦艦大和」を書いています。
その私の気持ちをお汲み取りくださったこと感謝いたします。
これからも一生精進して真に美しい日本になってほしいの意を込めて描き続けてまいります!
まろ兄様にはいつも心温まるお言葉をありがとうございます!

これでオトメちゃんにも

帰るべきふるさとができました。

貴子姉さんを除いた見張家の人々の妨害が心配されますが、艦長以下大和クルーの結束は固い。初期のオトメちゃんは過去の体験に縛られて、ちょっと鬱屈したところがありましたが、これからはさらに大きく羽ばたくのでしょうね。

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No title

素晴らしい。熱く込み上げてくるものがあります。
日ごろ大和で健気な姿のオトメチャンのことを思い、艦長のこの上もない心遣いを思い、そして副長はじめみなさんの優しさを思い、心が乱れています。
昔と変わらないのは血を分けた肉親と竹馬の友の優しさにも。
大和絵のような素晴らしい世界を目の前で繰り広げて下さってありがとう。
日本に見張り員さんのような方がいることに僕は心から感謝をしたいです。


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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

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