日々雑感・耳をすませばミッドウエー!?

昨日はかのミッドウエー海戦から71年目でした。

そんな日なのにそれに関連するTV特番なんかあるはずもなく・・・TVは見ないでDVDを見ようということになりましたがアメリカ映画・「ミッドウエイ」は胸糞悪いので見たくありません・・・のでスタジオジブリの「耳をすませば」を娘たちと見ました。まったく全然6月5日のミッドウエー海戦と関係ないのですが(^_^;)

 みみせば

その中でちょっとした論議?になったシーンがありました。

主人公・雫の友人のゆうこはクラスメート杉村君に片思いをしているのですが、ゆうこさん、全く別のよく知らない男子からラブレターをもらうのです。

そんなことがあった数日後、ゆうこさんは雫に泣きついてきます。どうしてかというと、そのラブレターの主が杉村君を通じ、ゆうこさんにラブレターの返事をくれといってきたというのです。

杉村君はゆうこさんに会って「あいつ(ラブレターの差出人くん)が返事くれって言ってたけど」と伝えたのですが、杉村君が好きなゆうこさんは「なんでそんなこと杉村が言うのよ!」と怒り、走り去ってしまうのです。

というところで・・・

娘(長女)が言いました「そんなことであんなに怒ったり泣くものかなあ?」と。そこでふーむ、と考え込みました。

好きでもない(よく知らない)人からラブレターをもらって、その返事を事もあろうにほんとに好きな人を通じて「ください」なんて言われたら??

次女は「うーん、私なら(ウルトラマン)レオから『誰誰がラブレターの返事ほしいって言ってたけど』って言われたらやっぱりやだなあ」(注・次女も長女もウルトラマンのファンです)といいます。

私は今一つピンとこなかったんですが(もう忘れ去った遠い青春故)、考え方を転換しました。こんな感じ――

 

 

私があまりほとんどまったくよく知らない同学年の「黒島亀人」さんから、いきなり『お付き合いして下さい』という内容のラブレターをもらいます。が私には片思いの人がいるので黒島さんとはお付き合いはしたくない、出来ないのです。でもどう断っていいのかわからないまま数日が過ぎてしまいます。

するとある日、同じクラスで私の片思いの「山口多聞」くんが

「見張りん、黒島がラブレターの返事くれっていうんだけど?」

と言ってきた。

――と想定するとやはり・・・いやだああ!!!片思いの「山口多聞」くんがそんなことなんで言ってくるの!?変じゃない!という気になりますねやはり・・・。

知らない同学年の男子が黒島君でなくてふつうのクラスメイトの「草鹿龍之介」くんでも「宇垣纏」くんでも「南雲忠一」くんでも、・・・片思いの「山口多聞」くんに返事をするなんざ・・・出来ん!!

 

というわけで、こう考えると非常にゆうこさんの気持ちがわかるというものです。

が、そんな回りくどいことをしないとよくわからないという私の思考の方がずっとおかしいのだということに気がつきました。

そもそも私には思春期の少女のころからそういった浮いた話がなかったからにほかなりません。私は昔から「脳内海軍」「脳内聯合艦隊」が活躍しているような人間だったのでこういう人間にラブレターを出すような物好きがいるはずもないわけで・・・(^_^;)

 

とまあ、そんなわけで久々に中学生時代に戻ったような心のときめきのようなものを感じた次第でありました。

でもちょっと切ないのは、自分の大好きな人たちがすでに鬼籍に入って久しいということで存命なら軽く百歳を超えているという事実でしょうか。

山口多聞さん、今年で百二十一歳だもんなあ・・・。(山口多聞さんは明治二十五年・1892年八月のお生まれです)
山口司令官

 

それでも魅力的な人は何年いや、百年経ってもその魅力は色あせないのですよね。

 

今日は六月六日。山口多聞中将のご命日です。

山口中将・・・その御霊は今も加来艦長と月を愛でているのでしょうか。そして現在の日本をどうご覧になっていらっしゃるのでしょうか。

「加来さん、日本はだめになったねえ」

「そうですねえ司令官。嘆かわしいことです」

なんてそんな会話が交わされていたら――それは今を生きる我々日本人にとって大きな恥と言えないでしょうか。あの大戦で戦陣に散り、今も海や深い山で眠る英霊に「情けない」とため息つかせるようにだけはしたくない、なりたくないと思う昨今です。

強くたくましく、優しい日本でありたいものだと思います。


にほんブログ村 小説ブログ 百合小説へ
にほんブログ村
関連記事

Comments 8

見張り員">
見張り員  
matsuyama さんへ

matsuyama さんこんばんは!

おお…なんとショックな出来事・・・
「好きなひと」から紹介されるとか、そういうことがあると困っちゃいますね。ホント気まずくなってしまいます(-_-;)
男女の心の機微は難しい・・・

私の引いた例ではわかりにくいかなあと思いましたがわかってくださってよかった^^。

多聞さん、家族にも優しいお方で、最初の奥様を亡くされてそのあと山本五十六の紹介でもらった後妻の方にもたいへんやさしかったそうです。後妻に入られた方はまだお若かったのですがいきなり子供が五人もある家に嫁いでこれはまた大変だったそうです・・・

2013/06/08 (Sat) 23:12 | EDIT | 見張り員さん">REPLY |   
見張り員">
見張り員  
すっとこさんへ

すっとこさんこんばんは!
山口多聞さん、カッコいいですよね^^。
彼の「多聞」という名前はあの「楠正成」公の幼名「多聞丸」からとられたそうです。しかし、「多聞」多く聞く、というのはなかなかいいものがありますね。
子供に変なドキュンネームをつけるより「多聞」としたらいいのになあ~なんて思ったりして(^^ゞ

ええ!「ナウシカ」雑誌版があるんですか!
しかも内容が壮大なんですか…宮崎ワールド、すっごいなあ。私も読みたい^^。

この夏、ジブリ映画新作はあの零戦設計者「堀越二郎」氏のお話だとか・・?楽しみです。

2013/06/08 (Sat) 23:07 | EDIT | 見張り員さん">REPLY |   
matsuyama  

なるほど、見張り員さんの微妙な心の動きが分かりますね。
自分にもかつてそのようなことがありました。
立場は男と女、逆ですが、好きだった女性からある女性を紹介されたことがあります。
「実はあなたが好きだったんだよ」と告白したら、本人かなりショックを受けてました。
その後紹介された女性ともお付き合いはなく、紹介してくれた女性とも気まずい関係になってしまいました。
今でこそ軽く聞き流せますけど、読心術には疎い当時の自分にとって、男と女の関係って難しいもんだな~と感じました。
遠い昔の話です。そういえばそんな浮いた話もあったな~、と懐かしく思い出されました。

山口多聞中将って見るからに優しそうな顔立ちしてますね。その人の心根が顔に現れるといいますから、こういう人こそ女性の心を巧みにつかむんでしょうね。見習わなくちゃ(笑)。

2013/06/08 (Sat) 17:47 | EDIT | REPLY |   
すっとこ  

つい先日”風の谷のナウシカ”雑誌版を
友人に借りて読み終えたところです。
   
   NYでは日本語雑誌が貴重で 日本にいたら
   読まなかったであろうアニメ本も借りちゃいました。

まぁアニメは見たからストーリーは知ってるし、と軽い
入眠剤のつもりで読み始めたら・・・

アニメも真っ青のもっともっと壮大な物語でありました。
畏るべし宮崎ワールド!

山口多門、素敵なお名前ですね「多く聞く」って。
この方を存じ上げませんでした。ひとつ勉強しましたよ、
ありがとうございます!

2013/06/08 (Sat) 00:02 | EDIT | REPLY |   
見張り員">
見張り員  
鍵コメさんへ

鍵コメさんこんばんは!
そうですかやはり「耳をすませば」のファンですか!!いいですよねこれ、ひたむきに生きる大切さを忘れちゃいけないって思います・・・いくつになっても。
ひとに流されず、確固たる自分を確立し目標がたとえ遠くてもあきらめない。
その辺りが観る人の共感を得て離さないのでしょうね。
そして大人には、過ぎ去った青春の思い出がよみがえるんですよね~~^^。

おかげさまで父も、椎間板ヘルニアの診断がついてから少し落ち着きだしたみたいです。でも痛さは変わらないのでそれがちとかわいそうですが来週病院に行って、手術の日取りが決まるかもしれない、と母が言っておりました。
ご心配いただきありがとうございます!!

空梅雨の今日この頃ですがほんとお互い健康に気をつけて夏を迎えましょうね^^!!

2013/06/07 (Fri) 21:15 | EDIT | 見張り員さん">REPLY |   
見張り員">
見張り員  
まろゆーろさんへ

まろゆーろさんこんばんは!
今日は東京それほどの暑さではありませんでしたが湿度が多くちょっと閉口です(-_-;)・・・梅雨入りだと言いながら雨が降らずこのままで行くと夏前には水不足が懸念される状態です。
もっときちんと降ってくれないと・・・って文句の持って行きどころがないですねw。
暑いときは騒いじゃいましょう。黙っていたら精神衛生上よくないですもんね^^、いつもにいさまにはお気にかけていただきありがとうございます!!

山口多聞、という人の名前を知ったのはかのアメリカ映画「ミッドウエイ」でした。
その時「飛龍」を知り、山口少将とセットになってインプットされ…「カッコいい!!しびれる」となったわけです。『大和』『武蔵』は小学生時代から知っていましたが、山口少将を知ったのは中学一年でした。
以来私の憧れの人です!
そうですね、原点は彼かもしれませんね!

おお・・・!にいさまご一家も宮崎ファンでしたか!いいですよね~、宮崎ワールド!
今「コクリコ坂から」にはまっています(遅まきながら)、昭和38年の横浜が舞台です。あの頃の風景が懐かしい(って私が生まれた年ですが)^^。
この夏封切りの新作アニメは、あの、堀越二郎さん(零戦の設計者)のお話「風立ちぬ」だそうですよ!!


にいさまも、大王様若様もくれぐれも御身大切になさってくださいね。

2013/06/07 (Fri) 21:10 | EDIT | 見張り員さん">REPLY |   
-  
管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2013/06/07 (Fri) 20:46 | EDIT | REPLY |   
まろゆーろ  

こんにちは。
大分はいきなり暑くなってこれからやって来る夏を思うと頭が沸騰しそうです。数ヶ月は暑い暑いと騒ぎますが宜しくお付き合い下さいね。見張りんさんも体調を万全にね。

山口多聞さん、優しさや知性がかんばせから滲み出ていますね。この方を見張り員さんはお慕い申しておるのですね。すべてはこの多聞さんから始まっているのではないですか(笑)

「耳をすませば」にそのような難解な部分があるとは知りませんでした。我が家はこぞって宮崎駿ファンなのに誰も気付いていないお気楽さ。しっかりと見直さなきゃ!!

2013/06/07 (Fri) 14:19 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply

About this site
女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
About me
ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)