2017-10

日々雑感・震災二年目の雑感 - 2013.03.11 Mon

平成23年3月11日はごく普通の日だったはず。

誰にとっても、日本中のだれにとっても私にとってもごく当たり前のありふれた一日で終わるはずだったのに。それなのに神は日本の、しかも東北の素朴な人々をめがけてあまりに残酷な太刀を振りおろした。

あれから二年が立って、政権が代わり復興にも本腰が入るような兆しが見えて来たがいかんせん、あまりに被害が大きすぎて二年や三年ですっかり元通りというわけにはいかないのが現状でもある。一番顕著なのが原発だと思うが、相手は放射能。どうにも手が出せないというのが誰にとっても本音ではないか。それでも今日も、福島第一では多くの人が高い放射線の中で働いている。

その人たちの安全を心から祈り、何とか早く放射能の流出を最小限にとどめてほしいと願うばかり。

あまりに今回の震災をめぐる諸問題が大きすぎて何をどう語り考えればいいのか、よくわからないというのが本音でもある。だが私が一番言いたいのは以前にも書いたが特に福島・茨城に対する「風評」被害でこれはひとえに原発関連であるが、福島・茨城の野菜について今も「安心なの?」「放射能付いてるんじゃない?」などという人が絶えない事である。

市場に出荷される野菜については、出荷時に検査機関がサンプル検査をし、万が一問題があった場合には速やかに出荷を止め市場に出回ることはない。それは各市場でも検査をするから小売店やスーパーに出回る野菜に関してはどれをとっても安心安全なのは言うまでもない。

「福島だから」「茨城だから」と言って投げだすのはいじめのように見えて私はどうにも居心地悪い思いでいっぱいだ。

これはもう、あの日以来ずっと思っていることでこの思いをいつまでさせられるのか。うんざりである。

震災がれきをただのゴミみたいに思って「うちの自治体で受け入れは反対」と言っていた人々も、明日は被災者かもしれない。日本は世界に名だたる「地震大国」であることを夢わするな。

今日本列島の東半分は、東側(日本海溝方向)へ引っ張られているらしい・・だから思いもよらないところで地震が発生するのだと。先日の栃木県日光での大きな地震もそのせいかもしれない。

「東日本大震災」はすべての常識を覆してしまった。津波の波高も、地震の揺れ方も、建物の壊れ方も・・・

常識を逸脱したのは自然だけでおおたくさん、人間が常識を逸脱してしまうことのないように願いたいものである。

 

取りとめもないことを書き散らしたが、二年目の震災の日に当たっての私の「雑感」でありました・・・。

 

2月23日公開の映画。『「遺体」明日への十日間』、福島出身の西田敏行さん好演しています。未曽有の災害に於いて「遺体」を扱わねばならない人はどう「遺体」と向き合ったのでしょうか・・・原作本も併せて読みたい。



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● COMMENT ●

いなばさんへ

いなばさんこんばんは!
広島も福島も結局差別されていましたし、されていますね。
人間の観念は何年何十年たっても変わらないということでしょうか・・。東京が被災地になって同じことが繰り返されることでしょうね。
哀しいですが「歴史は繰り返す」んですね。

幻に終わった「はだしのゲン」第二部は、東京に来たゲンが、広島から来ただけで差別さらる話から始まります。作者の故・中沢さんの体験だけに、あの時代から、日本は変わっていないように見受けられます。仮に首都圏がなった場合、同じことに感じます。戦時中の疎開話と同じように。

ジスさんへ

ジスさんこんばんは!
お元気ですか、お疲れではないでしょうか?案じておりました。

あの震災時は名古屋方面はそれほど揺れなかったんですね。あんな揺れは金輪際経験したくないです。というくらい怖かったです。そいえば阪神大震災の時は揺れましたか?あのときは東京は揺れなかったと思いました。
いずれにしても二つの平成の大震災、風化させてはいけないですよね。あってはなりませんが次の震災に向けて防災を考える教訓ですものね。

高校入試もいよいよ佳境ですね!!
どうぞご家族一丸となって乗り越えてください。笑顔のご一家を待っています^^!

こんばんは。いつもありがとうございます。
ご無沙汰ばかりで申し訳ございません。

今年も震災の起こった日がやってきましたね。
名古屋では実際の所何も被害はなかったとはいうものの、決して風化させないよう、考えて行かなければと思いました。

我が家はいよいよ高校入試クライマックスへ向かいます。家族揃って大変ではありますが、良い方向に向かうことを願います。

すっとこさんへ

すっとこさんこんばんは!
おお~!日本からのコメント初めてですね、うれしいです。ありがとございます!

あの日、東京も横浜も大揺れに揺れましたよね・・・私はてっきり東京直下型だと思っていたら何と岩手宮城福島そして千葉の一部に津波・・・。
あぜんとして「言葉がない」というのを初めて経験しました。もうあの思いはしたくないですがきっと生きてる間にもう一度くらいはするんだろうなあと嫌な気がしています。

すっとこさんが御帰国中は大きな地震などありませんよう祈ります。

一日一日何事もなく過ごせる幸せに感謝しつつ・・・今日もありがとうございます!
日本滞在大いに楽しんでくださいね。でも今日すごい大風だったでしょう?明日は寒くなるとか御身大切になさってね。

鍵コメさんへ

鍵コメさんこんばんは!
あえてお返事書きます。

一言だけ、
「待てば海路の日和あり」
きっといい日が待っています。今の辛さをばねにしましょう!!

お互い頑張ろうね^^。

見張り員さん、「おはようございます!」
時差のない同じ日本からの投稿は初めてと思います。

2年前の3月11日。
ちょうど今とおなじように里帰り中でありました。
認知症でホーム入居の母を訪ねて手を振って別れ
車を発進させた直後に道路がぐらぐらと揺れたのでした。
母のホームは東京、我が家は多摩川を跨いだ横浜にあります。
家に帰りついてからテレビで、初めてどれほどの被害
だったのかを知りました。言葉はなくしました。

見張り員様、コメ覧の皆様、恙無いいちにちいちにちを送られますよう。
自分も含めて、そう思います・・・。

管理人のみ閲覧できます

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matsuyama さんへ

matsuyama さんこんばんは!
これから何年たってもめぐりくる3月11日はあの日を鮮明に思い出させるのでしょうね・・・。

追悼式での遺族の方の言葉には深い悲しみとなくした愛しき人への果てない追慕がありとても涙なしには聴けませんね。
一家の大黒柱を失った奥さんはこの先、子供さんを抱えてどう生きてゆくのでしょう。経済問題が一番で、それを思う時国でも自治体でも何とかできないものかと切に思います。

あのものすごい津波をじかに見てしまった人たちはもしかしたら一生、3月がめぐるたび、あるいは何かきっかけがあると思いだしてしまうことでしょう。
なんとか・・・せめてがれきだけでも早く片付けて新しい一歩が踏み出せるようにしないといけません。

オスカーさんへ

オスカーさんこんばんは!
10日のTV、ほとんど震災関連でしたね。おっしゃるように被災されて心に大きな傷を作った方たちのその傷に指を突っ込んでるんじゃないか?とも思いました。
うちのお客さんのおばさんも福島県浪江町で弟さん夫婦を失ったのですが今日いらしたとき「TVはどこをつけても震災のことばかりで胸が苦しくなった、心のどこかでそれから逃げたいとか忘れたいと思うのにTVも知り合いすらもそれを許してくれない」とおっしゃいました。
忘れてはいけない、と思う心の半面あの日の苦しさとか哀しさとか言葉にできない思いから逃れたいと思う人がいるのも確かなんですね。
大事なのはオスカーさんのおっしゃるように自分のできる範囲で出来ることを長く続けることだと思いますね。叫びは風に吹き散らされてしまいますが小さな声は地を這い草の根を噛み、そのうち大きなうねりになると思っています。

荒野鷹虎さんへ

荒野さんこんばんは!
あの大きすぎるほど大きい津波を見てしまうとちょっとやそっとの高さでは防潮堤も役に立たないと思ってしまいます。しかし今までどおりの街に人が戻るのか?やはり高台移転を視野に入れないと、また同じことが将来繰り返されては今回の哀しい教訓が生かされませんね。
除染の問題も本当に、本当にできるのだろうか?
そして出た汚染物をどこに持って行くのか?
さまざまな問題だけが山積して前に進まない現状がありますね。
日本国内でおきたこと、汚染土は各県で分担して受け入れないといつまでたっても解決しません。
本当に国民が被災地を思うならそこからだと思います。

3月11日。また今年もあの忌わしい日がやってきました。これからもいつまでもあの日が思い出されるのですね。
あの不気味などす黒い盛り上がった津波の怖さは、目の当たりに見た被災者の脳裏に焼き付いているのでしょうね。

昨日、東日本大震災二周年追悼式に参列してきました。500数十名の犠牲者の遺族を代表して挨拶した主婦の言葉が印象的でした。
津波による避難勧告が出た直後、子供のいる保育園、小学校に行って無事を確認。しかし、漁師の夫は船の安全避難のため海に出て行ったきり不帰の人となったそうです。
いつまで経っても帰らぬ夫に悲しみは増幅するばかりだったのでしょうね。

2年経った今でもその時のことを映像の如く思い出すということは、かなり衝撃だったと思います。
この人たちにとって、本当に心が癒される日はくるんでしょうか。ガレキの山に埋まる街並みを見るたびに、その恐怖は甦って来ると思います。だからこそ1日も早い復興が必要なんだと思いましたね。

こんにちは。新聞やテレビではここぞとばかりに被災地や被災者のもとにいき、あれこれやっていきます。それはどこかで人の心の傷をえぐってはいないのかと思ってしまいます。震災当日やしばらくは誰もが混乱し助け合わねば、と思っていたと思いますが、2年経つとやはりそれぞれ気持ちでも生活でも差が出てきていると思いますし…。
いろんな方法、出来ることがあると思うので自分に出来る範囲のことを長く続けていきたいと思っています。日本全体の問題ですよね!手帳には毎日「頑張ろう、日本!頑張ろう、自分!」を書いています。それだけでも前に進める気がするので(((^^;)

見張り員さんへ!!

おはようございます!
防潮堤は減災にはなるのでしょうが、人が住む街に戻る事が出来るかが心配です。除染が一番の解決すべき問題だと思います。業者は何故、違法な作業を行うのでしょうか?危険な作業に従事する人がいなくなれば復興にも支障が起こります。本当に国を挙げての思いやりある復興を考えて欲しいものと痛感いたしました。いまだ31万人もの人が避難していますがこの人たちが町に戻らなければ、元々過疎地区の再生は不可能です。
各県が汚染土を分担して受け入れる事が大切な思いやりと思います。
その意味でも、原発の再稼動はやめて欲しいと思います。
気候も不安定な昨今何かと今後が心配に成りますねー。!

まろゆーろさんへ

まろゆーろさんこんばんは!

普段のささやかな幸せも、当たり前の日常もなくして初めてわかる。なくしてしまった人を見て初めてわかる。・・・そして、それでもわからない人もいるという事実。
人ってやはり「おろか」なのでしょうか、賢くなれないのでしょうか・・・?
あの日から幾度となく自問していることです、が自分自身が愚かなので答えは出ていません。もしかしたら答えなどないのかもしれませんね。

それでも一日何事もなく過ごせたことへの感謝は忘れたくないですね。明日も明後日も、いや何十年先も当たり前に生きるつもりだった震災の犠牲者の人たちを思えば、今日生きてることはとても幸せなのですから。

あの震災はたいへん多くの教訓を残しました。今後も絶対起きる震災に生かしてゆかねば、おっしゃるように今度の震災で犠牲になった人たちに申し訳立ちません。

そして忘れたくないのが「犠牲者一万数千人」の一人一人に名前があり、それぞれの人生があったと言うことですね。

もう常識という言葉が通用しなくなるのではないかと思えて仕方がありません。そうやって試練が与えられて初めて気付くこと。それは「当たり前の幸せ」。
日ごろは気にも留めずに過ごしていた些細なことが、実はあたたかくて穏やかな幸せだったのだと。
感謝の思いも相手があればこそ。毎日を、人様を大切にしながら生きねばと思うこの頃です。

未曾有の大災害の教訓はさまざまに生かさねば犠牲になった方たちに申し訳が立ちませんね。


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Author:見張り員
ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

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