2017-09

日々雑感・8月15日に寄せて - 2012.08.15 Wed

本日は67回目の「終戦の日」です。

日本が総力戦を戦って<負けた>あの日からもう半世紀以上が過ぎてしまいました。その中のほとんどを私は生きてきました。

そして思うことは、当り前ですが戦争なんぞしてはいけないということです。だからと言って大東亜戦争を「無謀」な戦争だと一言で片づけるような人間ではありません。

今の物差しなら確かに無謀でバカな、ありえない戦争だと言えるのでしょう。それをいうのは至極簡単なことです。

確かに戦争などと言うものはそれ自体が本来バカげたことかもしれません。

ですが、それより私は実際に戦地で戦った将兵に目を向けたいのです。彼らは家族や友人たちの為に日本を守る、という気持ち一つで出てゆきました。

俺がやらねば誰がやる。そんな気持ちだったかもしれません。中には行きたくない、という人だっていたかもしれません、人間だからそういう感情があってもちっとも不思議ではない。

でもそう思う人も粛々として戦場に赴き戦死された人が多数いたはずです。痛ましくもその崇高な精神は我々日本民族の血の中に伝承してゆくべきことだと思っています。

彼らの戦死は我々民族が未来永劫語り伝え、身を持って国を守った人たちがいたと誇りにすべき

ことです。

どこの国でも戦没者は丁寧に慰霊・顕彰されます。それが「国家に身をささげて守った」人たちへの当たり前の行為なのです。それがまったく出来ない日本という国はいったい何なのか?

かつて総理大臣の職にあった人が「靖国神社には<私人>としてなら参拝する」と言ったおかげでそれまで同神社に親しくご参拝(ご親拝)された天皇陛下は参拝を出来なくなりました。

なぜなら天皇陛下は<私人>として参拝できないからです。天皇陛下に<私>はありません。常に<公>の人であります。

その天皇陛下がご参拝することを承知でそう言い放った元総理の罪は大きいと私は思います。天皇陛下がご参拝できなくなってどれほどのご遺族が悲しまれ、また英霊が悲しまれたか。

現在の野田総理は「保守」を自負なさっていると聞きます。ならば8月15日、否その日だけにかかわらず折に触れて靖国神社に<公人>参拝するべきです。

そして総理大臣の靖国<公人>参拝が実現してゆけば天皇陛下のご親拝も復活すると思います。それこそが、国の為に身をささげた人たちに対する大きな慰霊・顕彰になると思っています。またそうした動きが各地の戦没者――将兵、市民の別にかかわらず――を慰霊し、今の平和に対する感謝の意に変化してゆくことを祈るばかりです。

 

忘れられがちなのが8月15日の帝国日本の降伏後も続けられ多くの悲劇を産んだ戦闘があったこと。

その一つに「樺太」へのソ連軍侵攻があります。(その前の8月9日(長崎原爆投下の日)ソ連は日本が依頼した和平あっせんを拒否し、ばかりか大兵団を持って満州に侵攻を開始、ここでも悲劇がたくさん起きます。)

樺太への侵攻は8月20日。その前の15日に停戦交渉に行った日本軍軍使をソ連は射殺しています。そして樺太真岡への艦砲射撃。当時樺太にはたくさんの日本人が居住していましたがその多く犠牲になりました。

その中でもひときわ悲惨だと思うのが「樺太真岡郵便局」で電話交換にあたっていた9名の女性たちです。
真岡郵便局9乙女 


(かつて映画・ドラマ化もされています。画像お借りしました)
彼女たちはソ連軍の砲撃にも耐えつつ、懸命に職務を実行します。が、ソ連兵がいよいよ至近に迫ってきたその時凌辱されることを危惧した彼女たちは死を選びました。

 みなさん。 これが最後です。

 さようなら さようなら

という決別電文を残し服毒自決を遂げました。20代前半の乙女たちでした。

この事実が忘れられています。最近TVドラマがありましたからご記憶のかたもあるとは思いますが一般に知られてはいません。

私がよく聞く土曜日の某ラジオのパーソナリテイー、MM氏も8月の初めの放送で終戦について語っていましたがどうも15日でピタッと戦闘が終了したと思っていらっしゃるようで私は彼の不勉強に腹が立っています(もっともM氏を嫌いとか何とかいうわけではないです)。事実グアム島で昭和472月発見された横井庄一伍長は終戦を知らず一人グアムにいらしたわけです。横井伍長にとっては昭和20815日で戦闘が終了したわけではない。

サイパン・タッポーチョ山を守備していた大場栄大尉もそうです。

歴史・戦史はもっと広い視野で見ることを要求される、いい例だと思います。

 

今も北から南まで、あの戦いで亡くなった人たちの遺骨が風雨にさらされ海の水につかったままです。本当は一体残らず日本にお連れするのが後の世代の責任ではありますがよんどころき事情で出来ないのも事実です。つらいことですが・・・。

ならば、その人たちを忘れない。

そういう思いを常に持ち続けることが、彼らが夢見、希望を託した「後の世の日本人」つまり今を生きる私たちに課せられた使命だと思っています。

 

自国の歴史を軽んじ、忘れ去ろうとする民族は早晩滅びます。英霊が命をかけて守ったこの日本を滅ぼしてはなりません。

もっと「日本の歴史」を学びましょう。占領軍に押しつけられた「占領軍史観」、日本だけが一方的に悪いとする「自虐史観」から一刻も早く脱却しましょう。

そしてこの美しい国土を未来永劫どこも欠けることなく守るのが日本人としての本当の務めと私は思います。

谷村新司さん「群青」。映画「連合艦隊」主題歌になりました。






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● COMMENT ●

KAZUさんへ

KAZUさんこんにちは!

「氷雪の門」に描かれた樺太の悲劇を知らない人が多いということに驚きます。
沖縄だけが悲惨な地上戦の犠牲になったと思われていますが、樺太や占守島などでも激戦があったことをもっと知ってほしいですね。
真岡の9乙女たちはあまりにも哀れです・・・

こうした戦争犠牲者を忘れないでほしいですね。
いつもありがとうございます!!

休業中の㋒w さんへ

休業中の㋒w さんこんにちは!
全くそう思いますよ。
現在に至るまで、いや未来永劫に至るまで人類に恐怖を味わわせる大量破壊兵器を作り、人体実験のようなことをしながら自分たちの大罪には口をぬぐう大国。
でっち上げの証言を集め、日本から多額の賠償金をふんだくるどこかの国々。
靖国神社には「戦犯」が祀られてるから参拝はだめだ、近隣諸国に配慮せえ!という変な日本人。

日本人だって悪いことをしなかった、なんては言わないけど連中が言うようなことはしていない。
何でもアリ、が戦争だとしたらもうこれこそ「しょうがないじゃないか」の域。

でも、空に海に、地に散華したわが子を思う親の心を思う時、言葉がありませんね。
その思いだけでも戦争はしないでほしい、と思うに十分ですよね。

ジスさんへ

ジスさんこんにちは!

よいお休みでしたか?まだ暑い日も続きますが、秋までもうちょっとお互い頑張りましょうね^^!

終戦記念日。と言っても今の子供たちにはあまりピンとこない日かもしれないですね。私なんぞが子供のころはまだ身近に戦争に行ったよ、という人や空襲体験も生々しい人が大勢いましたが、昨今は少なくなりましたものね・・・

山梨では「自然の風」のぜいたくを味わってきました^^!

ずん太ママさんへ

ずん太ママさんこんにちは!

さすが、ずん太ママ一家ですね。こういう敬虔なお心が日本を精神的荒廃から救うのだと思います。

「群青」。名曲ですよね、私も聞くたびあの映画のシーンを思い出しそして、子供を戦場に散らせた親の心を思って泣いてしまいます。

酔漢さんへ

酔漢さんこんにちは。

日本人全体がこの日(いやこの日だけに限らず)戦没された人たちを思う時がないといけませんね。

鍵コメさんへ

鍵コメさんこんにちは。
全く同感です。
自分のことだけにきゅうきゅうとして「日本」を顧みない政権など日本の政権ではないですし、原爆報道をおざなりにして馬鹿騒ぎの番組つくりに終始している民放に「平和」を語る資格はないし、真実から目隠しされて育った子供が碌なものにならないのもこれまた周知の事実。
極めつけは靖国批判者は誰のおかげで日本がここまで繁栄してるのか勉強し直してこい。

韓国に対して日本は優しすぎですね。
一体何の負い目を持っているというのでしょう。そんなモノありゃせんというのに・・・

オスカーさんへ

オスカーさんこんにちは!
やはり…正午しかないかなとww。

なぜにこの日にアッチャンなのか・・・?
それだけ終戦も戦争も遠い日になってしまったということなのでしょうか?否、戦争は過去のものではなく身近で未来のものかもしれないのに。
いや、私も彼女たちを使っての戦争もの、「ひめゆり」だとかが出来なくってよかったと思っています。もしさせるにしても一年くらいみっちり戦史を勉強させてからの話だと思っています。うすべったい出来あいの戦争ドラマなんか噴飯ものですもんね。

語り継ぐ・・・それこそが戦争を風化させず未来へ残す手段だと思いますね!

鍵コメさんへ

鍵コメさんこんにちは。

なんだか思いだけが独り歩きし、肝心な部分とかふれなくてはいけない部分に触れずに終わった感がある記事になってしまいました。
ご指摘の部分はまたいずれ、書いてゆきたいと思っています。

もし…こういう話に正解というか「正しい」見解を出すとしたらそれはきっと今から100年以降後の人間かもしれませんね。

でも色々考えてゆきたいです!

ありがとうございます。

まろゆーろさんへ

まろゆーろさんこんにちは。
ありがとうございます。この日の記事は、何だか泣けるような気分で書いていました。
今回改めて…日本という国の、日本に対する残酷さともいうべき『英霊への冒涜』を感じて悲憤慷慨しています。
野田首相は結局、靖国参拝をしませんでした。あの内閣の閣僚中参拝したのはたったの二人とか。
これでは陛下の御親拝も遠いことです。
あの戦争での戦没者のみなさんを「無駄死に」「犬死」させるのは<今の我々>の態度一つです。そうさせては決してなりませんね。
そのためにも日本の総理はしっかり参拝し、英霊顕彰に努めるべきです。

そして腹立つ以外の何物でもないあの韓国の大統領という男!
両陛下をなんだと思っているのでしょうね。私は陛下が謝罪することなどないと思いますし、何よりこういう連中のごろごろいる韓国に行かれる必要を感じません。
世界に冠たる、万世一系・125代を誇る天皇陛下にかくのごとき無礼を働く者は誰でも許しません!
竹島の問題といい、韓国はいい気になりすぎ。もうここらでK-POPにも韓流にも「NO!」を言わないといけないんではないの?と世に問いたいです。

こんにちわ

氷雪の門を取り上げていただきまして
ありがとうございます。

日本では地上戦は沖縄だけと勘違いされているみなさんも
多いようなのでありがとうございます。

多くの人にこの惨劇を伝えることができればと
思います。

同感!

靖国神社参拝は日本人なら当たり前の事。
それを恥と思うのは反日感情の強い他国の者であり、それに対し敏感になる必要もないと思いますよね。
どの国でも戦争はあり、犠牲をはらい、後悔し、反省しています。
自国の大量虐殺の事実はスル―して、他国の神社参拝を批判するなんざ、もってのほか、論外。
罪深く、許し難い人間以下の行為をしてきたのが人間ですよ。日本人だけ…という言葉にすり替えられるのは耐えがたいですねぇ。
だからと言って、みんなやってたんだからいいじゃないか…という事と同じに考えて欲しくないですよね。
自国のやってきた事を棚に上げ、他国の批判ばかりしている、その姿勢に腹が立つ。

戦争により亡くなった方々を想えば、神社参拝は当たり前だと思います。
死ぬって簡単な事じゃない。
それを成し遂げ、お国の為に散った方々のその勇気には頭が下がるばかり。
死ぬ間際に思いを寄せてみると、苦しく、悲しく、なんともやるせない気持ちになります。
自分の息子が大空で肉の塊となる事を喜ばなければならない母親達の気持ち。。。それを想うだけで心が裂けそうなほど苦しくなります。

そういった命が土台になり、今の日本があるんですよね。
数々の命の恩恵だけではなく、その命の痛みをも受け継ぐのも我々日本人の務めだと思います。
神社参拝はそういった意味でも、やらなければならない事だと思います。

長くなりましたw
また来ますね~^^b

こんばんは。いつもありがとうございます。

ご無沙汰をしていましたが、お盆休みもう終わり日常が戻ってきました。
仰るように本当に暑い日が続きますね。

そしてもう何十回目かの終戦記念日でしたね。今の子はあまり知らないのでしょうか?お盆休みの真ん中といった認識なのかもしれませんね。

立秋がすぎても猛烈な暑さが続いています。避暑地でゆっくりなさってくださいね(^-^)/

こんばんは!

8月15日、わが家では時間になると黙祷や手を合わせました。
群青・・・懐かしさや歌詞の重みそして深さで涙が溢れてしまいました。

謹んで、先の大戦で命を落とされました多くの方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

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こんにちは。やはり予約投稿時間は正午でしたね。見張り員さまらしいと思いました。
本日の読売新聞朝刊に前田あっちゃんの卒業公演申し込み云々の一面広告がありました。カラーではないけれど、ものすごい違和感というかちょっとイヤな気持ちになりました。この夏、テレビ局が彼女たちを起用してひめゆり部隊などの番組を制作することがなくてよかったと思いました。
時代により考え方や感じ方も違ってくるとは思いますが、いろんな形で語り継ぐことが一番大切なのではと思っています。いつもありがとうm(__)m

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血が滲んでいるような言葉の重みと歴史の重みが織り込まれている見張り員さんの今日のブログ、心して拝読いたしました。
韓国大統領は天皇陛下が訪韓したいのなら心から謝罪しに来いとまで言い放ちました。訪韓を要請したのはあちらだったと聞いています。なんという男でしょうか。こういったことでもいつの間にやら主客を逆転させるのですから呆れてものが言えません。これが一国の元首が吐いた言葉なのですから品格など望みようのない馬鹿者たちです。韓流やK-POPやと大騒ぎする日本人も大馬鹿です。マスコミもしっかりと考えてくれなきゃいけない時が来たように思います。
そんな与太タカりの国々に遠慮して野田総理は今日の靖国神社参拝を見送りました。
見張り員さんの仰せの通り、国を守って逝った人たちの御霊を敬虔な思いで鎮撫しない国はこの地球上で日本だけかもしれません。情けない。300万人以上の犠牲者は無駄死にだったのでしょうか。
日本をいつまでも政争の具にし標的にする国はもちろん。言い返せないで手をこまねいてばかりの日本も滅ぶかもしれませんね。


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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

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