女だらけの戦艦大和・総員配置良し!

女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?

日々雑感・『大和』ご飯事情2

・・・山本五十六連合艦隊司令長官が、長官室のテーブルに着く・・・すっかり用意が整っているテーブル、長官がその上の銀色の輝くスプーンを手に取った瞬間!

 

軍楽隊の演奏が始まった。これは長官従兵の素晴らしい連携によるものである。長官がスプーンに手を触れた瞬間、音楽が始まるように皆で合図をしあっているのだ。

軍楽隊は正装して長官室真上の露天甲板で演奏をするのである。

 

今日の演目はまず、

一、行進曲「上海陸戦隊」 海軍軍楽隊作曲

二、序曲「皇帝の為の生命」 グリンカ作曲

三、邦楽「胡蝶の舞」 海軍軍楽隊編曲

四、行進曲「大東亜決戦」 海軍軍楽隊作曲

 

そのほかにも「村のかじ屋」や、長官の出身地にちなんだ「越後獅子」も演奏されることがあるのだ。

 

しかもこの音楽は「艦内放送」によって全艦に流れるので乗組員のお昼の楽しみでもあった・・・

 

 

こんな感じで山本長官が座乗していたころは軍楽隊の音楽つきで、これは長官が食事を終えるまで演奏を続けるのだそう。

山本長官ご本人は勇壮な行進曲よりも長唄とか外国のポピュラーミュージックがお好きだったとか。ベートーベンもお好みだったそうですよ。

 

山本長官が『大和』を旗艦とされていたころは司令部幕僚たちがいましたからその人たちの食事時には司令長官公室の大きなテーブルにま白いテーブルクロスが掛けられ長官以下の幕僚が着席。

 

朝食は和食、昼食は軍楽隊の演奏つきの洋食。スープを始めに魚と肉料理、サラダ、果物、コーヒーのフルコース。

 

おお、もうたまりませんね~。

 

そして昭和17年に陸軍の大本営派遣参謀の辻政信中佐がガダルカナル奪還の協力を海軍に要請に『大和』を訪れた際も、ごちそうを辻参謀に振る舞い辻参謀は「海軍はぜいたくな食事なんですね」と皮肉っぽい言い方をしたのですが、副官は「いいえ今夜は特別です。山本長官のご指示でごちそうを用意させました」と答えて辻参謀は大感激!!

その際の夕食は黒塗りの膳に鯛の刺身、鯛の塩焼き・・・その上に冷えたビールだったそうです。

 

 

さて、『大和』は南方・トラックにいましたがその際乗組員はドリアンに出会います。

このドリアンさん臭気がすごいんだそうですね、でも果肉はねっとりと濃厚で食べ慣れるとやみつきになるくらいとか。

 

しかしドリアンさんが侮れないのは実は催淫作用がありあまり食べすぎちゃうと鼻血ブ―だそうですからご注意。

 

上等水兵や水兵長くらいになると、若い兵に「お前ら、士官や下士官にドリアンを食わすと危ないぞ、とって食われるぞ」とからかうことがあったとか。

 

時たま・・・ちょっとかわいい系の兵隊さんが後ろから抱きつかれたりキスされたりということがあったらしいですから・・・身に覚えのある兵隊さんはぞっとしたかも!?

 

ちょっと脱線しました。

 

ここで訂正を。

昨日の記事で「オムライスを夜食に」と書きましたがこれは「昼食」の誤りです。ごめんなさい。

 

そうだ、大事なことを書き忘れていました。

オムライスにはグリンピースが乗っていますね。『大和』のものにもご多分にもれず乗っかっていたそうですがその数が問題なのです。

 

奇数。

 

たとえば5個とか7個などの奇数個でないとエライことになったと言います。どうやら奇数は割り切れない=艦が割れない=沈没しない、というげんかつぎがあったらしいですね。

 

でもそうでなくても日本人は古来から奇数をよく使いますね。「三三九度」とか、「三三七拍子」とか、その辺も関連性があるのかしら??

 

 

さて今日の最後に、昭和18年12月『大和』は独立混成第一連隊(宇都宮で編成)の陸軍さんを乗せましたがその時は陸軍さんたちは初めて乗った『大和』に興奮し、船酔いしました・・・

が、皆を大変たまげさせたのはなにあろう、その食事の豪勢さ。

 

「今日は何の祭日でありますか!!」

「毎日魚や肉が出るのでありますか!?」

陸軍さん大興奮!

 

でも、それを今生の思い出に戦場に散った陸軍さんもいらしたことでしょう。・・・なんだか心に錐を指されるような感じがします。

 

今の自分たちの幸せをかみしめながら、『大和のご飯事情編』はこれで終わります。

          ・・・・・・・・・・・

本日ご登場いただいた方々。
辻政信 どりあん 主計科 主計科士官

辻参謀。ドリアン。主計科下士官階級章。主計科士官階級章。


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コメント

いなばさんこんにちは!
コメントをありがとうございます。

伊号33潜、悲惨な潜水艦でしたね。どうも3に因縁があるような気がしてなりません。
トラックでしたっけ、33メートルの海底に着底して乗員33名が死亡。そのあと改修後も艦長以下100名ほど亡くなる事故に合ってますね。脱出できたのがたったの3名だったとか聞いています。

海軍のトイレ事情もこれあの当時からしたら特殊だったですね。今の私たちが当たり前のように使う洋式トイレも『大和』「武蔵」では大変センセーショナルだったようで・・・

トラックで陸軍兵を乗せたときは「おおごと」が起きたようです・・・バッチい話なのであえて書きませんがww。

あの当時としては大変素晴らしい食事でも今に置き換えれば「普通」なことに改めて驚きますね。
しかし当時はみな、目を瞠ったことでしょう。
2012-06-17 Sun 13:29 | URL | 見張り員 [ 編集 ]
こんばんは。
当時の海軍の食事、現代の家庭と変わらないと思います。戦前の日本の身長は150㎝で、多くの兵は農家出身だったこと、食料事情が今と違って粗末でした。(弾道ミサイル発射問題の国の身長で解りますね。)
さて、陸海軍に入隊して食事の話はよく手記に多くありますが、海軍はそれ以外に、新兵が衝撃を受けるのが、艦内トイレ。水洗式に驚いたそうです。その時代ですから。ただし、水タンク(海水)が空になり、慌てて給水操作間違えて逆流したとか…。 汚い話ですみません。(汗)
伊-33潜水艦、 二度も不幸な事故で沈みました。潜水艦乗りにとって不吉だったそうです。
2012-06-16 Sat 02:06 | URL | いなば [ 編集 ]
まろゆーろさんこんばんは!

はっきり言って陸軍より粋でリベラルですね。
元が元だけに、不粋ではやってられないのかもしれないですね。
陸軍では上官の階級に「殿」をつけて「○○少尉殿」とか呼びますが、海軍ではたとえば「まろゆーろ少尉」というように殿をつけません。
その辺もスマートでカッコいいですね。

なんと日向市美々津が海軍発祥の地!!しかも神武天皇からの由来!
素晴らしすぎます。
是非いつかかの地を訪れて、神武の御代の昔をしのびたいものです!
2012-06-15 Fri 20:47 | URL | 見張り員 [ 編集 ]
オスカーさんこんばんは!

「こんにちは、おひるの校内放送です」。あのフレーズ懐かしい。私も中一の時、放送委員でやっていましたよ!確か木曜担当でした。

昼食時に音楽は、きっとなんらかの効用があるんですね、そう、消化がよくなるとか!黙ってしんとして食べるよりはいいかもですね。

ドリアン。いかにも南方の感じです、これを軍旗にアレンジしたら相手はどう思うでしょう、やってみたいw。
2012-06-15 Fri 20:41 | URL | 見張り員 [ 編集 ]
日本海軍はアカデミックというか技術者集団のような思いがしますが、なんのなんの陸軍などに比べると随分と粋ですね。やはりイギリス海軍を模していたからでしょうか。カッコイイ!!

先日初めて知ったのですが、宮崎県日向市の美々津が日本海軍発祥の地だったのですね。神武天皇から由来されているらしいですが素晴らしいことです。これも驚きの収穫になりました。
2012-06-15 Fri 12:04 | URL | まろゆーろ [ 編集 ]
こんばんは。小・中学校時代の給食の時間を思い出してしまいました(笑)食事に音楽って案外欠かせないものかも…消化がよくなるのかしら!?
ドリアン~どこか南国の軍隊にはドリアンをデザインした腕章なんかがあるのでは?なんて思ってしまいました!!
2012-06-14 Thu 23:37 | URL | オスカー [ 編集 ]

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