日々雑感・『大和』ご飯事情1

ああ。
おなかがすいた・・・・と思う時、ふいっと頭に浮かぶのは『大和の食事はうまかった」という、元乗組員の方の回想談。

どれほどうまかったのだろう。
もしも、もしもですがタイムスリップなるものができたら絶対、昭和17年ごろの大和に乗っかって、
「ご飯ください」
と言ってみたいですね。絶対、「貴様誰だあ!」と言われてぶっ飛ばされるのが関の山ですが・・・(^^ゞ

最近、「戦艦大和のオムライス」というのが、広島県は呉市で復刻されているようです。
戦艦大和のオムライス (画像お借りしました)


これは元『大和』乗組員の八杉康夫さん(第十一分隊側的発信手 兼 第二士官次室従兵)が聞き取り調査に応じられて復刻されたものです。

もっぱら夜食に供されたというオムライスですが、士官烹炊室では注文を受けて10人からの烹炊員がフライパンを動かして一斉にオムライスを作る様は壮観だったと、八杉さんは回想されていました。

余談ですが、烹炊室は大変に熱かったため(今のような換気施設はない)、そこで働くみなさんは、上半身は事業服にエプロンを掛け、下半身はなんとふんどし一丁だったそうです・・・・
そして足は素足。

映画「男たちの大和」でも、烹炊所のシーンは出てきましたが誰一人ふんどし姿はいなかったなあ~~。
誰ですか、「そのシーンこそ史実に忠実に再現してほしかったなあ~」なんて言ってるのは(ってそれは私ですね、はい!)。

とある日の、『大和』の献立をご紹介しましょう。

 朝  味噌汁 (食材・玉ねぎ 白菜 味噌) 
    付け合わせ (昆布 佃煮)
    漬物 (大根の新漬)
    飯 (コメ 麦)


 昼  照り煮 (ぶり)
    煮豆 (うずら豆)
    澄まし汁 (ぶり 玉ねぎ 白菜)
    漬物 (なす)


 夜 ハムサラダ (ハム 馬鈴薯 人参 玉ねぎ グリンピース ミカン缶詰)
   ビーフシチュー (牛肉 馬鈴薯 人参 玉ねぎ 白菜)
   果物 (リンゴ)
   漬物 (キャベツ)
   飯 (コメ 麦)

   <ある日曜日の献立(昭和17年~18年ごろ) 辺見じゅん「男たちの大和」から引用>

どうだ!すごいだろう、という声が過去から聞こえてきそうですね!
大体一日当たりのカロリーは2800キロカロリー くらいだったといいますから当時の内地の食料事情を考えればとてつもないいい食事だったわけですね。
これは兵食ですが、士官たちや艦長などは専門の烹炊室で作られたものを食べていました。
兵食が官費で食べられるのとは違い士官食は自費で食べたそうです。


『大和』の飯はうまい、は評判でしたが二航戦司令官・山口多聞さんには「味はいいんだけど盛りが少ないなあ」と言われたとか???

山本長官が乗っていたときは軍楽隊の演奏付きだったとか。この時は従兵の合図と軍楽隊の演奏の息があっていたといいますから…すごいなあという感じですね。

次回はその辺もご紹介しましょうね。
ではまた明日!!

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悟空さんへ

悟空さんこんばんは

ぱッと見は、あまりカロリーなさそうですがコメに関しては兵員一人当たり米五分づきで、米7~6に対しに対して麦3~4。量は一日6合。
朝食は和食、昼食は洋食系で魚が多く時には肉料理、夕食は和食のほかに洋食、時には中華系で一人当たりの基準量が決められていたそうです。
重労働だから半端な量ではなかったのは想像付きます。

オムライスは日本で生まれた料理みたいですね、ビーフシチューはその昔東郷さんがイギリス留学中に食べた物だそうで、それを日本風にアレンジしたのが肉じゃがだといいます。
ビーフシチューも、当時の海軍では今食べているビーフシチューとは違ったものだったかもしれません。


私はグリンピースが大好きで今日はグリンピースご飯です^^。
でも何でピースはこうも好き嫌いがそれぞれ激しいのかなあ???

こんにちは~

大和の献立を見てみると、大した贅沢でない割には2800kcalもあるのですか?
朝のメインは佃煮の付け合せ、昼はブリの照り焼き、夜はビーフスチューと意外とシンプルですね。
カロリー制限されている今の私の方が、たくさん食べているような気がします。
それでも2000kcal位のつもりでおりますから、考えねばなりませんね。
それにしても洋食の国のアメリカと戦うのにオムライスやビーフシチューを食べるとは
ちょっと不思議な気がします。 オムライスとか日本で生まれた料理ですかね?

我家のオムライスの中身は、玉ねぎとカシワだけの具に酸味が薄いハインツのケチャップの
シンプルなチキンライスですが、洋胡椒をたっぷり入れるのがコツです。
グリーン・ピースが嫌いで、特にグリーン・ピースご飯とかなんか青臭くて嫌いですね。
外食とかで出た時には、私が一粒一粒つまみ出すので、いつの間にやら家族全員が嫌いになりました。
外食でのオムライスや焼き飯の時は一粒残らず、残します。大人げなく、みっともないですね^^。

kazu さんへ


kazu さんこんばんは!

「男たちの大和」では烹炊員たちもしっかり!三種軍装や事業服を着込んでいました。どんなに目を凝らしても・・・ふんどしはいませんでした(:_;)

『大和』のポチ、作ってみました^^!

ジスさんへ

ジスさんこんばんは!

こちらこそいつもありがとうございます。

ね、おいしそうですよね~、聞いただけでもおなかが鳴りますww。
結構洋食とか、中華料理ぽいものも作っていたみたいです!

ジスさんも美味しいものをたくさん召し上がって、元気を出してください。
「女だらけの大和」のみんなもジスさんを応援しています。

「海軍は食うことも仕事のうちじゃ、ジスさん!」(BY・松本兵曹長)

まろゆーろさんへ

まろゆーろさんこんばんは!
大和のオムライス、いわゆる「木の葉型」というかたちのものでおいしそうだったとか・・・ジュル・・・・。
戦前はもっとカロリーも高かったそうですが、やはり大東亜戦争が激しくなるにつれてカロリーも減って行ったそうですがそれでも2000キロカロリーを超えていたのですから大したものです。
当時(昭和19年~20年)あたりの国民の平均摂取熱量はその半分以下もいいところですから推して知るべし。
でも「腹が減っては戦は出来」ませんものね。

そうなんです、士官以上は自費で食べていたのだそうです。下士官以下は官費による「給食」です。職業軍人、いわゆるプロの矜持というものが垣間見えます。
おっしゃるようにそこへ行くと今の政治家や上に立つ者のいじましいこと。
少し見習え、と言ってやりたいですね。

こんにちわ

男たちの大和では
たしかにふんどしはなかったですよね^^

ポチも男たちの大和ですね^^

こんにちは。いつもありがとうございます。

とても美味しそうなお食事ですね。以前も「大和の食事は旨い」お話をお聞きしたことがありましたが、改めて豪華さに驚きました。

おいしいものをいただき英気を養う、素晴らしいことかと思います。最近私はおいしいものをほとんど食べていませんので羨ましい限りです。

現代と遜色ないどころか大変に豪華でしたね。本当に美味しそうだ!!
国を護る人たちには相応の腹ごしらえでしょうか。それでも戦局が厳しくなってくるとメニューも乏しくなっていくのでしょうね。
昔の日本人、特に上に立つ人のケジメにもさすがだなぁと思いました。「兵食は官費、上官食は自費」、私腹を肥やして飽満状態の今の政治家や官僚と大違い!! 模範とは律することから始まるのでしょうか。私も子供の前では律しなければ(笑)
プロフィール

見張り員

Author:見張り員
ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

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