2017-10

「女だらけの戦艦大和」・追われるもの6<解決編> - 2011.02.14 Mon

――ブルーのワンピースをすっかり脱がすと助平女史は、オトメチャンの両足を開かしてその「乙女の部分」を包む布を取り去ってしまった。

けがれないあの部分があらわになって男性の目が釘つけになっている。助平女史はそれを嗤いながら見て、「でもね、まだよ。言ってるでしょう、我慢すればするだけ、のちの行為は素晴らしいものになるって。今は見るだけになさい。私が今は遊ぶ番ですから」と言ってオトメチャンをそのままで置いている。

その様子を、壁に耳をつけて必死に分隊士が聞いている。(いったい何してやがんだ、あの女。あの変な男に触れさせたら命はないものと思えよ・・・)とこぶしを握った。(でも。絶対無事に助けてやる、待ってろよオトメチャン)

 

そんな頃、浜口大尉は町中に達していた。(こういう時こそあいつらを駆り出さないでいつ駆り出すんだ)ハアハアと息を切らして走って行く先に「あいつら」がいた。

「キャーっ!!『狂犬浜口』だああ!」と、その場にたむろしていた憲兵嬢の一人が叫んでその場の憲兵嬢たちは恐慌に陥った。逃げようとしたその時。

「逃げるなあ!」と浜口大尉の大喝。憲兵嬢たちはその場に立ちすくんだ。その憲兵嬢たちにつかつかと寄って行った大尉は、

「いいか、今日は貴様らを女と見込んで、立派な憲兵隊と見込んで頼みがあるのだ。この先の旅館でいかがわしい行為が行われているようである。しかもその被害に遭っているのは私の仲間である。これを助け出すため貴様らの力を借りたい!」

と怒鳴るように言った。憲兵嬢たちは顔を見合わせた。ひとりが「しかし・・・ならば海軍の巡邏に頼んだら・・・」と言いかけると大尉はもっとすごい声で「巡羅なんぞでは役不足だから貴様らにこうしてたのんでいるのだ、いやだと言うなら今まで以上にひどい目にあわす!どうなのだ!?」と畳みかける。

さすがに今まで以上に、と言うのを聞いて憲兵嬢たちはうなずかざるを得なかった。二人ばかりが憲兵隊の分駐所に走り、さらに大人数を引き連れサイドカー付きのオートバイを何台か走らせてきた。

その一台のサイドカーに大尉は乗り込むと、「こっちだあ!」と叫んでオートバイを走らせた。

途中、サイドカー内で立ちあがらんとする大尉を「あぶないですからどうかお座りくださいっ!」と制する憲兵中尉に「それより急がんかあ!」と言ってそのほっぺたをつねる大尉。

「痛いぃ・・・」と泣きそうな顔でそれでも必死にオートバイを運転する憲兵中尉嬢は健気である・・・。

(待ってろよお、麻生少尉、トメチャン!)まなじりを決した浜口大尉はまるで戦いの女神のように美しい。

 

その同じころ、あの部屋では男性が唸り声をあげて助平女史に懇願している。

「助平さん、お願いです。順番を私に譲ってください。本当に私はもう、我慢の限界です」ほとんど泣きそうである。

女史は、オトメチャンの足を広げたりうつぶせにしたりといろいろなポーズをつけて遊んでいたがその手をやっと止めた。そしてちょっとうっとうしそうな表情で彼を見返った。ふ―っと息をつくと、男性に向き直り「限界、ですか。そんな人を見て見ぬふりも出来ませんね。しかたがない。代わってあげましょう。でも済んだらまた私に返して頂戴ね。・・・この子は私のお人形なんですからね」と言ってベッドから降りた。

「ありがとうございます!」と男性は礼を言うとベッドに上がった。オトメチャンは相変わらず寝息を立てている。女史は、ソファに腰を沈めて葡萄酒をグラスに注ぎながら「麻酔深度を深く取ってありますからまだ目覚めないはずですけどね。まあ目覚めたら目覚めたでいいじゃないの。それもまた楽しくってよ・・・どうぞ、ごゆっくり」と言ってにっこり笑うと葡萄酒を飲んだ。

それを聞いて安心したようにうなずいた男性は、オトメチャンの体をその手でなでまわして感触を楽しんだ。頬をなでまわし、肩をなでてやがてその手はオトメチャンの可愛い乳房にたどりついた。(小さいが、いい形だ)と男性はその先に指をふれた。そこを摘んでみた。それだけでは飽き足らず、そっと口を寄せるとそれを口に含んでみた。そっと舌の先でつついてみる。そしてねぶりまわした。

(ああ。たまらない)と先を急ぎたいが時間はたっぷりあるし済んでしまったら女史に返さないとならない。(ここは、ゆっくり)と思いオトメチャンのその部分をしつこく舐める。その時オトメチャンがふーう、と息をついた。(麻酔が冷め始めたのか?)

しかしそのため息がなんだか色っぽく感じてなおさらにそそられる男性である。そしてむき出しのままの乙女の部分に触れてみた。

(本当に「乙女」なのだろうか)とちょっと確認しようとしたが(本物だ!)と感激した。固い乙女のつぼみは男性の確認さえ拒否して来た。(これは・・・甲斐がある)と男性は嬉しくなった。全体的には少し幼い感の否めないオトメチャンの体ではあるが男性は自分の欲望が満たせればどうだっていいのであった。男性はオトメチャンの体に自分の体を重ねるとねっとりとした口づけを始めた。

 

隣の部屋では分隊士が窓の外をうかがっている、と、向こうから何台ものサイドカー付きのオートバイがやってくるのが見えた。

(!?憲兵隊が?)と思う間もなくオートバイが数台と三十名ほどの憲兵嬢たちが旅館の前に集まった。しかもその中心は浜口大尉である。大尉は窓から見ている分隊士に今から救出に向かうと言うことを手信号で合図し、憲兵嬢たちは玄関や裏口に回る――。

 

「オトメチャン、と言ったねえ。なんて可愛いんだ、こんな子がまだ処女でいたなんて。俺がそれを頂けるなんてこんな幸せはないよ・・・オトメチャン」

男性はオトメチャンの両足を大きく開くとその間に入った。息を荒げて「ちょっと時間がかかるかもしれないけど大丈夫だよ。・・・俺はうまいからね。痛いかもしれないが大丈夫だよ、ちょっとの間の我慢だよ」と言いながら。

それを部屋の真ん中のテーブルセットのソファに座って眺める助平女史。女史は葡萄酒をグラスに注ぎながら「さあ、オトメチャンもこれで本当の『女』になるのねえ。お祝いよ、今夜は」とひとりごちている。

男性がオトメチャンに侵入しようとしたまさにその時オトメチャンが目を覚ました。自分がどういう状況に置かれているか最初はわからなかったようだが目の前に息を荒げた男性がいて、しかも自分はその男性の下になっている、さらに両足は大きく開かれてその男性が自分を押し付けているのだ。オトメチャンの意識がぱっと晴れた。

「いやああーーー!」とオトメチャンがものすごい叫びをあげた。必死に抵抗した。男性はにやにやと笑いながらオトメチャンの両手を押さえて「お眼眼さめちゃったんだ~。でも、いいよ。一緒に楽しもうねえ」と言ってオトメチャンの胸に舌を這わした。

「やめてえ!分隊士助けてえ!」とオトメチャンが声の限りに叫んだその時。

ドカーン!と、女史の部屋のドアが粉砕された。「わああ!」と腰を抜かした女史の目の前に『三八式歩兵銃・改』を構えた憲兵嬢たちと、浜口大尉始め松本兵曹長や小泉兵曹、そして麻生分隊士が突入して来た。分隊士は先に憲兵隊に救出されてきたのだった。

男性はオトメチャンの上になったままポカーン、としてこっちを見ていた。その男性と女史は憲兵嬢たちに銃を突きつけられて「立て!分駐所で話を聞く!」と引っ立てられて行った。もちろん隣室の太郎左衛門氏も同様である。男性軍は素っ裸と言う実にみっともない格好で憲兵嬢たちに引き立てられてゆく。

彼女たちが出て行くと、分隊士はベッドの上のオトメチャンにそっと寄って行った。

「オトメチャン・・・」とベッドの上に上がってオトメチャンのうつぶした肩に手をかけた。オトメチャンが顔をゆっくりあげて分隊士を見た。とたんにその瞳に涙が盛り上がった。すぐに流れ落ちる大粒の涙。

「分隊士ぃ・・・」と涙声で分隊士にしがみつくオトメチャン。その体をしっかり抱いて分隊士は「遅くなってごめんね、オトメチャン。大丈夫だったか」と囁いた。オトメチャンは泣きながらも「大丈夫です。分隊士が助けてくださったから・・」と言った。しばらく泣いていたオトメチャンだったが、突然ハッとしたように顔を上げると、

「分隊士、分隊士こそあのすごく大きな男の人に何かされたんじゃないんですか?」

と尋ねた。分隊士はにっこり笑うと、「俺は大丈夫、この膝で撃退してやったからな。一撃必殺の股間蹴りじゃ」と言ってそこで初めて二人は笑いあったのだった。

 

その後、あの連中は憲兵隊から警察に身柄を引き渡された。やり方が悪質であると言うので逮捕された。また太郎左衛門の言っていた分隊士との「婚姻」はうそだったことが分かってほっとする分隊士。

「太郎左衛門は、嘘ついておけば俺があきらめてあいつの嫁になると思ったんじゃろうな、そうはいくかい!」と分隊士は口をひん曲げていた。

「でも・・・」と見張兵曹は言った。「もう追われるのはいやであります。特にああいう人たちに追われるのは。・・・追われるならば」

「追われるならば?」と問う分隊士の胸に見張兵曹は顔を寄せると、

「分隊士だけに追われたいであります」

と言って、感動した分隊士はおもいっきり見張兵曹を抱きしめたと言う。

また浜口大尉は、憲兵隊のお嬢さんたちに「あの時は世話になった」と間宮羊羹だのパイン缶だのたくさんの品物を贈って感謝の意を表した。

憲兵嬢たちは「あの人って思うたよりもええお人じゃ!」と大感激していたが・・・その後も大尉は彼女たちを見れば襲いかかっているのだと言う――


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● COMMENT ●

ジスさんへ

こんばんは

どうなる事かと思った分隊士&オトメチャン監禁事件も無事解決しました^^。
悪は滅びるのがまっとうな人間界の鉄則ですからね~~、「顔洗ってでなおしてきな!」って言う感じですね。

サイドカーって本当に素敵でかっこいいし、ファンが多いんですよね~。でも一目見たらそれも納得しますね。
戦隊物はその辺のツボをうまくついてきますよね、ニクイゼ!

No title

ハラハラしましたね~

無事でよかったです。悪い思想のヤツは必ず天罰が下りますね。
それにしてもサイドカー!かっこよすぎです。
昔「ゴレンジャー」で登場したのを思い出しました。

matsuyama さんへ

こんばんは!
たま~にうちの前の街道を走っているときがありますよ!やはりかっこよくってそういうときは人々の目が釘つけになります、乗ってる人は気分いいでしょうね!

そういえば昔、屋根のないむき出しのスポーツカーに乗ってかっこつけてる男女がいて私たちはバスの中からそれを見ていました、その視線を意識して気取っていたんですが突然の雨!
慌てふためくスポーツカーの男女を見て、バスの乗客から笑いが漏れたのはある意味当然だったかも・・・!ww。

No title

サイドカーか。恰好いいですよね。
最近あまり見かけないですけど、街中走ってるんですかね。
以前、高速道路を走ってる時、サイドカーで疾走しているのを見か
けたことがありますが、気持ち良さそうでしたね。
雨の日は大変でしょうけどね(笑)。


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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

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