2017-10

もう一度あなたの胸に 3<解決編> - 2015.06.26 Fri

「次ちゃん、会いたかった―ー」新矢の熱い手が、次ちゃんの浴衣の胸元を割って入り込んできた――

 

次ちゃんは目を閉じて、夫のするままに任せた。新矢の熱い手はさらに奥に潜り込み、次ちゃんの胸の丸いふくらみの一つを握った。そしてその先の敏感な部分を指先でそっとつまんだ。

「あ…」

と次ちゃんは思わず小さく声を漏らし、それを合図のように新矢は次ちゃんを寝台へと押して行く。ついに次ちゃんは寝台に腰を落とし、あおむけにそこに倒れた。

「次ちゃん!」と新矢は小さく叫ぶと、次ちゃんの上にまたがり浴衣の胸を開いた。ひもが邪魔だったので、それを解いた。浴衣の前を大きく開いた。

「――いや…」

次ちゃんは羞恥に全身を染めてつぶやいた。両方の腕で胸を隠し、膝を固く閉じた。夫婦ではあるが、そしてもう、経験をすましているのに死ぬほど恥ずかしかった。頬がかっと燃えるように熱い。

そんな次ちゃんをいとおしげに見つめ、しかし息を荒げつつ新矢は次ちゃんの薄桃色の下帯に手をかけ、その紐も解いてしまった。

すると――新矢の欲望が突然盛り上がり、耐えきれなくなった彼は小さく呻きながら次ちゃんのその部分に自分をあてがうといきなり入っていき、激しく動きあっという間に終わった。

「――ごめんね、次ちゃん」

新矢はまだ、次ちゃんの中に居てハアハアと息をつきながら謝った。そんな乱暴なことをしてはいけない、と思いつつも新矢はどうにも自分をおさえることができなかったのだ。とてもきまり悪かったし、次ちゃんに対して猛獣のような自分を見せたことが恥ずかしかった。

しかし次ちゃんは、やさしく新矢の両肩を抱くと

「謝らないで…いいの、平気です」

と言ってほほ笑んだ。彼女には、それだけ(この人に愛されている)という確信や実感が生まれていたのだ。

それは、数日前に繁木航海長と<新婚夫婦の話>をした際に、航海長がちらと語ったことからきている。航海長は恥ずかしげに頬を赤く染めながらも言ったのだ、「突然夫が乱暴に私を求めてきました。とても驚いたんですが、それもなんというのか、愛しさの一つなのですね」と。

そして今、自分も夫からそうされて、びっくりはしたがそれが夫の、妻への愛情表現の一つなのだと悟って次ちゃんはうれしくなった。

「謝ったりしては、いやです」

そういって新矢の瞳を覗き込んだ次ちゃん、すると新矢の欲情に再び火が付き彼は次ちゃんを遮二無二抱きしめた。次ちゃんの中に入ったままの彼自身はもっと次ちゃんを突き上げ、次ちゃんはうめいた。

「次ちゃん、私はこの時を待っていました…。待って待って、待ち続けました。次ちゃんに、こうしたかった」

新矢はそういうと自分自身で次ちゃんを激しく突き、彼女の両手首をつかんだ。軽く動きを封じられた次ちゃんは激しく突かれて呻きながらも一所懸命夫に応えようとする。その健気さが新矢に伝わり(次ちゃん、かわいい…)と思うといっそう、彼の動きは激しくなる。そして次ちゃんの手首から自分の手を離すと今度は、自分の動きで揺れる次ちゃんの乳房の先をぎゅっとつまんだ。

あっ、と次ちゃんは小さい叫びをあげた。新矢はそこをひねったり、こねくったりして次ちゃんの反応を見た。次ちゃんは声を上げるのを必死にこらえつつ、快感に身をよじっている。次ちゃんの中にいる、わが砲身が締め付けられ、新矢はたまらなくなった。が、まだここで終われない。

「次ちゃん、」と呼びかけた。はい、と新矢を見つめた次ちゃんの乳首を思い切りひねって、次ちゃんは小さく叫んだ。

「次ちゃん、こうするのがいいでしょう?気持ちがいいでしょう…私も、とても…」

そう語りかけながらまた突き上げた。「こうすると、次ちゃんが私を締め付けてくる」と言ったとき、次ちゃんのただでさえ上気して紅さを増した頬がさらに赤くなって、横を向いた次ちゃんから

「やめてしん兄さん…そんなことおっしゃらないで。恥ずかしい」

とつぶやきが漏れた。新矢はその行為を続けながら

「いいじゃないですか。私はとっても気持ちがいい…そしてうれしいんですから。次ちゃんは良くないの?」

とさらに囁く。次ちゃんは新矢を見つめると「私も…いいです」というと恥ずかしそうに顔を両手で覆った。

「そうでしょう、とっても気持ちがいいね」

新矢はそういうと次ちゃんの乳首を唇で挟んで、舌の先でつつく。次ちゃんはもう、髪を乱して喘ぎ、新矢もそれに応えんと懸命に動く。

「もうダメ、しん兄さん!ああもう、本当にだめ!」

次ちゃんは叫んで、背中を反らした。新矢はしっかり次ちゃんを抱きしめてめちゃくちゃに彼女を突きまくると

「もうダメ?もうダメかな?ああ!私ももう…!」

と叫ぶと大きく呻いて最後に一突きした。次ちゃんも「ああっ!」と叫び、そして――終わった。

二人は大きく息をつきながら、重なり合っている。

互いの心臓の鼓動が胸に痛いほど伝わってくる。生きているという、実感がいやおうなしに沸く。

新矢は、しっとり汗をにじませた次ちゃんをいとおしげに見つめ、その唇に自分のそれをつけた。次ちゃんの両手が新矢の背にそっと回る。唇が離れ、瞳が合った。

二人は、嵐が去った後の気恥ずかしさで何とも言えない微笑みを浮かべると

「次ちゃんが大好き」

「新矢さんが大好き」

と言いあって、そしてまた、固く抱き合う。

互いの体で憩いあう二人には、昨日までの疲れは最早なかった。新矢の胸の下で次ちゃんは凝り固まっていた重い疲労がきれいに消えてゆくのを感じていたし、新矢も温かい次ちゃんの体内に自分を預けて硬くなっていた心が柔らかくなっているのを感じていた。

二人にとって、それが愛であり生きるすべてである。

次ちゃん、しん兄さんと呼びかけあった二人はどちらからともなく求めあい、再び新矢は次ちゃんの奥へと入り、次ちゃんは新矢を自分の奥へといざなった。

次ちゃん、次ちゃんと呼びかける新矢はぐんぐんと次ちゃんの奥へと進み、次ちゃんはしん兄さん、しん兄さんと叫びながら彼を包み込む。

そして新矢は次ちゃんの乳首を軽く噛んで引っ張った。「しん兄さん!」次ちゃんは大きく叫んで、その両膝で新矢を引き寄せさらに奥へと進ませ――新矢は「ああっ!」と大きく叫んで次ちゃんの胎内にたくさんの子種を注ぎこんだ。

 

二人は、その晩何度目かの愛を交わした後、今までにないほどの深い眠りにつくことができたのだった。

 

         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                 

 

そして副長不在の『大和』では、オトメチャンがあさってに迫った休暇を前に、いささか緊張の面持ちでいた。

休暇に入ったその翌日、彼女は小泉兵曹の実家『小泉商店』に行き、オトメチャンを見初めたという男性と会うことになっている。

オトメチャンは(うちみとうなもんでも、副長みとうな幸せになれる権利があるんじゃろうか?その人がどんとなお人かようわからんが…ええお人ならええんじゃが…ほいでもうち、麻生分隊士を裏切ってしまうようなまねは、よう出来んし)と一人悩んでいる。

しかし、オトメチャンの心の奥深くには、彼女自身意識してはいないが異性への憧れや、そうした異性の胸に抱かれてみたいという思いがわき始めているのも――確かな話であった。

そして麻生分隊士はまだ、心を揺らしている――

 

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

激しい新婚夫婦の愛の状態でした。

普段会えないからこそ逢えば燃え上がる、それはもう当然のことですね。休暇が素敵なものでありますよう。

そしてオトメチャン、いよいよ彼女も休暇のようです。例の男性とうまくいけばいいんですが。

 DSCN1083.jpg


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● COMMENT ●

まろゆーろさんへ

まろゆーろさんおはようございます^^。
しん兄さん、上手でしょうww?どこで覚えたのか、すっかり次ちゃんをイカセテおります。女というものは不思議なもので、そうしたことでもイケる…オホンオホン…、まあ感受性が豊か、ということにしておきましょうか(;'∀')。
大好きな人との抱擁も、そう、幸せの証拠の一つですね。最近では会ったその日に、というのもあるそうですがそう言うのはちょっと…ですが。
>ひとつもいやらしさが無いのは書き手の心が美しいからだと。確信しちょります。
うれしいお言葉です、ありがとうございます!
そしてオトメチャンですが、どうなるのでしょうか?彼女の幸せはどこにあるのか…一緒に見守ってやってくださいませ!

No title

経験が浅いと言いながらもしん兄さんの囁きの上手なことったら。
女性は言葉でもイクと言いますからなぁ。
幸せの証拠って、体を重ねることもそのひとつじゃないかと思ったりしてしまった見張り員さんの文章。
ひとつもいやらしさが無いのは書き手の心が美しいからだと。確信しちょります。
さてオトメチャン。未知の世界に足を入れてしまうのでしょうか。
どちらが幸せなのか分かりませんが、大和とオトメチャンは切れない縁のはずだと思うとやはりこのままがベストかもとか。

オスカーさんへ

オスカーさんこんばんは
意外とこわい棗テキスト!
な~んてしかし、棗大尉のプレゼント本は只者ではないですからね(;'∀')。
団鬼六先生の世界にはいっちゃったらどうしましょうかって感じですが、まあ好きにやってちょうだいってw。
若さっていいなあと、無くしてから思うようになりました。どんなに疲れても眠るだけで疲れが取れたころが懐かしいです。
ホント、もう次ちゃんたちのまねなんぞできませんししたくもありません(;´Д`)。へとへとは嫌です…
あっという間の6月だった気がします。うっとうしい季節はまだ続きそうですね、オスカーさんも御身大切にお過ごしくださいませ!

河内山宗俊さんへ

河内山宗俊さんこんばんは!
しん兄さんには、益川中佐などのこれまたおせっかいさんがいますからw、そこからかもしれませんねw。
若いていいですよね、何事にもガンガン突き進んでゆけます。むろん、あっちのほうもw。
そしてこんなことあっさり受け入れていいのか次ちゃん?と思いますが、まあもう、夫婦なのですからいいですね。
夫婦のきずなはこんなところから深まるのかもしれません。
そしてオトメチャン!さあどうなりますかご期待ください~!

こんにちは。
棗さんテキストにはありとあらゆる実技体験が綴られているのでしょうか? 言葉責めを覚えてしまって……そのうち団鬼六先生の世界に入り込んだりしないかちょっと心配になりました(笑) でも若いから情熱を身体ごと表現出来るんですよね~年を重ねるとなんかそんなこと疲れるだけでしたくなりますわ(^o^;)
6月もあとわずかですね。どうぞお身体に気をつけて…!!

どこで言葉責めを

覚えたのでしょうか、しん兄さん。まさかカフェーとかじゃないでしょうね?
何回もって時点で、二人との若さの違いを痛感しますw
航海長とのやりとりがあったので、比較的すんなり受け容れてる次ちゃんもすごいですが、これでさらに絆が強まったことでしょう。
さて、われらのオトメちゃんの休暇、いったい何が待っているのか?


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Author:見張り員
ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

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