2017-10

「女だらけの戦艦大和」・大相撲トレーラー場所2 - 2013.07.19 Fri

・・・浜口大尉は松本兵曹長にそっと耳打ちした。「なあ、あれをしたらどうだ?面白かろう?」――

 

松本兵曹長は「機関長、あれとはなんのことですかのう?」と聞いた、その頭を一発ぶん殴って浜口大尉は、

「馬鹿もん、あれと言ったらあれだよ。<しこ名>、しこ名を皆につけて『武蔵』の相撲部を圧倒してやらんか?向こうもさすがにしこ名までは考えては来ないだろう?それに化粧まわし、工作科に言って作らせようじゃないか」

と言ってにやり、笑った。すると松本兵曹長は破顔一笑、「機関長―ー!さすがです、さすがわが『大和』の機関長だけある、目の付け所がちごうてええですわ!ほいじゃあ機関長、しこ名を一緒に考えましょう」と言った。が、浜口大尉は

「いや、俺はまだやることもあるから松本、貴様やれよ。どんな名前でもいいから考えて紙に書きつけといてくれ、後でおれが見るから、見やすい文字で書け。おれはちょっと工作科に行ってくるからな」

というとさっさと歩きだしてしまった。その場に残された兵曹長はしばらく腕を組んで考えていたがやがて「うむっ、ひらめき始めたわ、こうしとられんわ」というと急いで走り出した。

 

そのころ、ガンルームでは松岡中尉と樽美酒少尉がテーブルの上に頭を寄せ合って何やらしている。

「松岡分隊長しかしそれでは・・・」

「いやいや。樽くん、こう書いたほうが相手もやる気を出すだろう?いいかい樽くん、これは遊びじゃあないんだ。前回の引き分けを勝利に導かなきゃいけないんだからこのくらいこっちの気合いを見せてやらなきゃいけないよ。でなきゃなーんの意味もないよねえ」

二人は侃侃諤々言い合いをしている。何かをしてるんだと寄って行った気象班の天辰中尉はテーブルに広げられた紙を見て「うわっ、これは松岡中尉、果たし状ですか?挑戦状の類い?わかった、脅迫状ですね?」と言ってちょっと顔色を変えて松岡中尉を見つめた。

樽美酒少尉が「ほら、だから言ったじゃあないですか分隊長」とあきれたように言う。彼女と天辰が視線を落とした紙には、

<やあ『武蔵』相撲部の諸君。我々は最強・最恐・最凶の『大和』相撲部だよ。今回、われわれは先の試合が引き分けだったからぜひ勝利すべく再試合を申し込みに来たものである。我々は君たちの挑戦を心から待っている、もしこの挑戦を受けないというなら『武蔵』相撲部は腰抜けの腑抜けだとトレーラー中に言いふらすからそのつもりでいてね。では、取り組みの日程は二週間後、詳しいことは『大和』の副長に聞いてほしい。以上>

とおかしな文章が連ねてある。松岡中尉はそれでも

「そうかねえ、こんなにわかりやすい文章もないでしょう?いいですか文章ってものはわかりにくかったらなーんの意味もないよねえ?ですからこんなにわかりやすいものを私は書いたんですがねえ」

と譲らない。樽美酒少尉は「そうしたらまあ、最終的な責任は松岡分隊長がとってくださいね。それだけはお願いします」と言って呆れたような困ったような顔で分隊長のそばを離れた。松岡中尉は鼻歌を歌いながら武蔵への「果たし状」を封筒に入れた。するとそこにマツコがトメキチを自分の羽の中に入れたまま入ってきた。

天辰中尉は「おお、名コンビ。どうしたね?君たちの大好きな松岡中尉、何やらしてるよ」と言ってそっと視線を松岡のほうに向けた。マツコは「まあ、ありがと。アマタツ、あんたまた額が広くなったわねえ。マスソエの二の舞にならないようにねえ」と言ってホホホ…と高笑いをするとトメキチを羽の中に入れたまま松岡中尉のそばに歩いてきた。

「おお!鳥くん、今日も元気かね?・・相棒の犬くんはどこに行ったのかな?」

松岡中尉が封筒の蓋部分を丁寧に折りながらマツコに尋ねる、マツコは右の羽を大きく広げて見せた。トメキチが

「ばあ!分隊長さん、僕はここよ」

と言って松岡中尉の膝めがけて飛び出した。それを片手で受け止めて松岡中尉は、

「そうだ。鳥くんと犬くんに頼みがあるんだが」

と言った。この人の頼みなら、大概の事に依存のないマツコは「なになに?アタシで出来ることならするわよマツオカ」とその大きなくちばしを擦り付けて喜んだ。松岡中尉はそのマツコの頭の<あほ毛>を何度もなでると

「これは大変な任務だよ鳥くん。君はこれから犬くんと一緒に『武蔵』に行って、『武蔵』の艦長にこれを渡してくるんだ。そして艦長が中身を読み終わらないうちに君たちはさっさと帰ってくるんだよ?でないと焼き鳥と毛皮にされるからね。いいね」

と言った。マツコは「や、焼き鳥ですって!」 トメキチは「け、毛皮ですって!」とたじろいだがそこは心酔する松岡のため「いいわ、アタシたち玉砕精神で行ってくるから。その代り無事に帰ってきたらおいしいお菓子を頂戴ね」と約束を取り付けて、一羽と一匹は封筒を持つと熱い甲板に駆け上がり

「行ってくるわよー、生還は期さない出撃よ!」

と叫ぶと、マツコはその背中にトメキチを乗せて空高く舞い上がった。防空指揮所で「ありゃ、ハシビロとトメキチじゃ。どこへ行くんね?」とオトメチャンと麻生分隊士に声をかけられた二人であったが「トメキチ、情けは水に流せ、よ!」とマツコの涙を含んだ声にトメキチもうなずいて「わかってるわよおばさん…じゃないマツコサン。さよならトメさん」というとオトメチャンをじっと見つめ、マツコは大きく天空へと。

そのまままっすぐ『武蔵』に――とはいかないのがこの物語でありこの二人である。マツコは『武蔵』に行く途中、「おーい、そこの鳥くーん!」と大声で叫ぶ声を聞きつけハッとして下を見ればそこには軽巡・矢矧の甲板で両手をメガホンにして上を見上げて叫ぶ古村水雷司令の姿がある。

「あ!トメキチ、古村さんよ!」

マツコはトメキチを背中に乗せたまま急降下、ふんわりと矢矧の艦上に舞い降りた。古村司令は両手を広げて二人を迎え「きょうはどうしたね?偵察機の代わりかい?」と言って笑った。その司令にマツコはホホホ…と笑うと

「そんなケチなお使いじゃないわよう。今日はねアタシタチ、命を懸けた任務に出たのよ。ほら、見てこれ!マツオカから預かってきたのよ。『武蔵』の艦長に届けるのよ!」

と得意げに言った。ほう、手紙じゃないかと古村司令はトメキチが抱えている封筒をそっと手に取った。封をし忘れている、古村司令は好奇心に駆られて中身を引き出した。

「なになに・・・なんだこら、決闘状か!?ワハハ、こりゃあ面白いことになりそうだな。よし、この日取りが決まったら私も招待してよ。どんな取り組みになるのか見たいもんなあ!私もできたら飛び入り参加したいし。ね、鳥くんお願いしたよ」

読み終えた古村司令は手紙を封筒に丁寧に戻しながらマツコに言った。マツコは「わかったわ、あんたも好きね。決まったら教えてあげるからおとなしく待ってんのよ。じゃあね」というとトメキチに注意を促してから舞い上がった。

 

マツコは『武蔵』の上空を旋回している。トメキチは首を伸ばしてマツコの背中から『武蔵』を見て「マツコサン、艦長さんはいないみたいよ」と報告した。マツコが「じゃあどうしようかしら。渡さないできたらマツオカにぶっ叩かれるわよ、あのでかいハエたたきで」と言ったときトメキチが

「あ!ナナさんだ。マツコサンそのまま指揮所に降りて」

と叫んだ。マツコがその足を『武蔵』の防空指揮所の床につけたとき、トメキチはさっとマツコから降りて「ナナさーん」と叫ぶ。すると一匹の犬が指揮所の後ろから顔をだし、

「ああ!トメキチさん」

と走り寄ってきた。この二匹は旧知の仲であるから、懐かしげにじゃれあって久しぶりの再会を喜んでいる。マツコがあたりを伺いながら「ナナさん、あなたに折り入ってお願いがあるの。これを艦長さんに渡してほしいのよ。アタシたちこれを艦長さんが読む前に急いで帰って来いって言われてるからこのままお暇するわ。今度『大和』に遊びに来てね、待ってるから」と急いでいうと名残惜しげなトメキチを促して空へ舞いあがる。

ナナは「そんなに急いで帰るほどの重大なことが書かれてるんですね!わかりました、急ぎ艦長にお渡しいたします」と叫んで上空のマツコとトメキチに敬礼した。そしてあわてて封筒を咥えて艦長の姿を探しに走って行った。

 

そんな頃『大和』第一艦橋では不穏な音を梨賀艦長と野村副長そして花山掌航海長が聞いていた。

「なんでしょうねあの音。何か大きなものがぶつかっているような気がしますが」

掌航海長は、副長を見て言った。副長も「さっきからしているけど今日、何か大きな修理があったかしら?」というと手近の書類はさみを開いてみていたが「いや、今日は何もないが。いったいなんだろう」と首をひねる。すると艦長は「クジラかなんかが『大和』に体当たりでもしてるんじゃないかね?ハハハ」と笑いながら第一艦橋を出て行った。そしてまたしばらくして戻ってきた梨賀艦長は大慌てで

「ちょ、ちょっと来てー!」

と叫んで、副長と掌航海長は何事かと艦長の後をついて走ってゆく。

 

前檣楼のふもとに、大勢の女力士たちが集合している。彼女たちは何をしているか、と言えば。

テッポウ。

力士がけいこの一環としてやるあれである。それを彼女たちは前檣楼に対してやっているのだった。数名がテッポウ突きを繰り出すたびに堅牢な前檣楼が鈍い音を立てる。それを満足げな顔で見ながら浜口大尉は「よーし、その調子だ。もっとやれ、もっと突け!」とあおる。

そこに息せき切ってやってきた梨賀艦長、野村副長そして花山掌航海長はまわし一つの女力士の大集合に腰が抜けんばかりに驚き、かつ繰り出されるテッポウの威力に舌を巻いた。

やっとこさ、副長が「は、浜口大尉。いったいここで何をしてるのかね?」と言った。すると浜口大尉は大きな胸をさらに大きく前に突き出して、

「はい!これこそテッポウでありますよ。稽古の基本、テッポウ!いやあ、気分がいいものですよー。さあみんな気合いだ気合いだー」

と怒鳴って皆は「おおう!」と答え一層激しいテッポウを繰り出す。花山掌航海長が「いけんで、前檣楼が倒壊するかもしらんで!」と叫んだ。艦長が、「やめてやめてやめて・・・やめんか!」と叫んで浜口大尉の裸の肩をつかんだ。そして「浜口大尉、前檣楼へのテッポウ突きは厳禁とす!絶対まかりならん」と言い放つ。

すると浜口大尉はその太い腕を組んで

「では艦長。どこで稽古をせえとおっしゃるんで?」

と尋ねた。艦長は「いつもの場所でやればいいでしょう!なんでここで、しかもテッポウなんか。・・・分かった、相撲部員は試合の日まで上陸して稽古をすることを許します。だから艦内では当たり前の稽古だけにして頂戴!!」ときっぱり言った。

「やった、艦長のお許しが出たぞ」「ひゃっほう!」

相撲部員たちはその場で飛び跳ねたり互いに投げ合ったりして喜んだ。浜口大尉もその場で大きく足をあげて四股を踏んで喜んだが―ーまたまわしから股間がはみ出て――副長は情けなさそうな顔で目をそらしたのだった。

 

上でそんなことをしているとき、機関科の居住区では松本兵曹長が一人、しこ名を考えて紙にたくさん書きつけていた。

(ああおもしろいのう!最初は難しい思うとったがはあ考え付いたらもう止まらん。うちはこういう才能があったんじゃな~。たくさん出来たけえ、よかったら『武蔵』の連中に貸したってもええなあ)

松本兵曹長はウキウキしながらしこ名を書きつづける。

 

そして『武蔵』では、マスコット犬ナナから謎の封書を渡された猪田艦長が「これなんだと思うかね?」と加東副長とともに中身を広げたところである。

「・・・なんですかこれは?」

と艦長の顔を見て言った加東副長に猪田艦長はうーんとうなって読みながら、「副長。これは『大和』相撲部からの招待状だね。親善試合をしようと言っているよ?詳しいことは副長に、と書いてあるから明日にでも私は『大和』に言って聞いてこようと思うよ」と言った。

加東副長が「ほう、親善試合。いいですねえ、同型艦の相撲部が仲良くすればこの先もいいことがあるでしょう。艦長、私が相撲部員に話をしてきてもいいでしょうか」というのへ艦長は、

「もちろん。早く話をしたほうがいいよ、日にちがないと困るだろうからね。さあ、これは楽しみだよ」

とニコニコしている。

傍で、ナナが「『大和』に行ける、『大和』に行ける!うれしいなあ~」と喜んで飛び跳ねている。

そして加東副長からその話を聞かされた『武蔵』相撲部員も「うわあ、『大和』からご招待ですか、やったー」と喜んでいる。

双方に若干の見解違いをにじませつつも、その日は近づいている――

            ・・・・・・・・・・・・・・・

                         

なんだかおかしな招待状?でしたが『武蔵』の皆さんが怒らなくてよかったです。猪田艦長のおとなしく、冷静な性格が乗組員にも浸透しているのでしょう。

そして松本兵曹長の考えたしこ名とは!?次回大公開です、こうご期待!!

 

(明日の夜、自宅に帰ります。次の更新から久々の自宅で書くことになります)


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● COMMENT ●

オスカーさんへ

オスカーさんこんばんは!
ありゃ!?一体どうしたことでしょうか…(-_-;)
大丈夫しっかりオスカーさんのコメント受け取りましたよ^^!ご迷惑をおかけしてごめんなさいね。
先週までの涼しさがうそのように暑くなって20日ぶりの仕事はじめはバテバテでした(^_^;)。
ホントいろいろあってまいることも多々あるのですがスッと息を抜きながら頑張って行きますね、いつもどうもありがとうございます。
オスカーさんも御身大切になさってね^^。

こんばんは。なぜか今までのブックマークでは記事が読めなくなり、アレコレしてトレーラー場所Ⅱにたどり着きました。まろ師匠のコメント欄をお借りしてメッセージを書かせていただきましたが、今回コレでうまく届いたらいいなと思います。いろいろ大変でしょうが、息抜きしながら夏バテしないようにお身体に気をつけて下さいね。

matsuyama さんへ

matsuyama さんこんばんは!
女相撲、実際に見たらどんな感じでしょうね^^。でも兵隊さんたちにはよい体力づくりにはなりますね。海軍は柔道が主流のようですが、相撲も結構していたようですね。
私は未だ生で相撲を見たことがないので、一度でいいから相撲を見に行きたいです。
いいなあ、matsuyama さんはご覧になったことがあるのですね~、感受性の豊かな子供のころに見た感動は一生ものですね。
横綱白鵬・・強いですよね~今回ちょっと残念ではありましたがさすが横綱ですね^^。
巡業は大きな楽しみですね。

NoTitle

女相撲ですか。鉄砲に四股、本番さながらの稽古は、兵隊さんにとって腕力、体力の増進に大事なところですよね。戦地での移動、荷物の運搬には欠かせないでしょうね。
子供の頃、地方巡業で地元に来た力士たちの稽古や取り組みを見たことがありますが、小学校の校庭に作られた土俵で横綱の土俵入り、弓取り式など、今でも記憶に残ってるほど、子供心に感動的でした。
そうそう、そういえば今年の春頃でしたかね。横綱白鵬率いる力士たちの被災地慰問巡業が開かれてました。見損なってしまったんですが、帰りの巡業バスに白鵬の顔がちらっと伺えました。何の楽しみもない田舎では、結構こういうイベント注目なんですよね(笑)。

まろゆーろさんへ

まろゆーろさんこんばんは!
噛みあっているのかいないのかちょっと見にはわからないような『大和』『武蔵』の面々ですが、さて、撮り国はどうなりますかお楽しみに^^。
午後8時過ぎに自宅に帰着いたしました。
実家近くのバス停まで母が見送りに来まして・・・バスが走り出して、夕暮れ間近の千葉の空が眼に入った途端・・・ふいに涙が出てきました。
親離れできていない、いい年をした女と笑ってください。
まだまだ問題は山積していますが・・・まろにいさまのおっしゃるように折れそうなときは折れてしまおうと思いました。
今まであれこれ我慢しすぎました。
これからは今までよりは自分に正直に生きたいと思います!
にいさまのお言葉、私の心の的に命中しました、ありがとうございます^^!
おお!素晴らしいものと出会われましたね!
東郷元帥、帝国海軍の父のような方ですね。そういえば肉じゃがも東郷さんに由来すると聞きました。
軍刀のお写真楽しみにしています^^!

NoTitle

おぉ、久々に見張り員さんらしい力のこもった内容でした。
洒落っ気の多い大和の人たちとそれを受ける武蔵のみんなのスマートさ。運命共同体ゆえの阿吽の呼吸でしょうか。さてさてこれからどんな展開になることやら。少なくとも高飛車さんとのみたいな混戦はないでしょうが。
マツコもトメキチもすっかりと仲間ですね。イキイキと任務を遂行する姿がまたいじらしいです。
今夜からご自宅ですね。お疲れ様でした。
何もかもを背負い込むのではなくて……、麗しくて強い大和の女性たちのようにあって下さい。折れそうになったら遠慮せずにとことん折れればいいのです。自分を殺さずにあるがままに過ごして下さい。
今日は護國神社の骨董市で珍しい品物と出会いました。
東郷元帥の没後50年を記念して50振りしか作らなかったという元帥愛用の軍刀のレプリカ。立派でした。いずれ写真をアップしますね。


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Author:見張り員
ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

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