日々雑感・父帰る・・・

父帰る―――

先月18日に入院し今月2日に手術した父が、この13日退院しました。大変良い先生に巡り合い、手術をしていただきました。ありがたいことと感謝しております。そしてこのブログを読んでくださる皆様からも温かい励ましの湖面とぉをたくさんいただいたこと、心より感謝いたしております。本当にありがとうございます。

 

で。

肝心の父ですが、「痴呆」の症状のようなものがかなり出て、病棟内を徘徊するようになり、入院中の病院はそうした患者を専門に扱うところではないというのもあり―ーかつまた、父が看護士さんたちの言うことを聞かないということも相まって――私が思うに強制退院ではないかと思いましたし、母もそういっております。でもそれは病院のせいではないのです。

ひとえに父のもともとの性格も災いしておるのでございます。

主治医の先生が「痛みがないならご家族の都合のいい時退院しましょう」とおっしゃってくださったのを「退院」の部分だけ勝手に拡大解釈して「きょう退院する!」とわめいて看護士さん方に迷惑をかけ、あまつさえ廊下に出てそのまま姿を消したりトイレに「たてこもったり」したそうで、介護病棟でもなければ老人病院でもないところでは扱いが大変だったと思うのです。

それで先週金曜日朝に病院から「できるだけ近いうち、できたら今日にも退院できますでしょうか」と℡があり、金曜日は母が具合が悪かったので翌日土曜日に迎えに行くこととした次第です。話を伺えば、大変病院にご迷惑をかけていたわけです。

 

その週の初めには、病院にいる父から「今○○にいる」と電話があったのですが父の言う○○は定年まで勤めた会社の事で、さすがに母も私も愕然としました。

そして「××(自宅の場所)に帰るから」というのですが、「退院しますとも言わないで帰れないでしょう?」といさめておいたのですがどうもそのあと、「帰る、退院する」と騒いだようです。

大変な迷惑を主治医や看護師さん方、そして同室の方にかけてしまったことを父は何とも思わないばかりか自分が大きな手術を受けたことすらもう念頭にないようです。

したがって自分がなぜ病院にいるかも釈然としていなかったようなところがあります。

情けない限りです・・・

 

父の痴呆の症状は、「アルコール性脳萎縮症」だと思われます。若いころからものすごい大酒のみでしたから。とめどがないんですよ、飲み始めると。

もう6年ほど前、飲んで帰ってくる途中家から歩いて5分ほどのところで足の力がなえて倒れていたのを親切なタクシーの運転手さんに救急車を呼んでもらい、近隣の病院に搬送された際、脳神経の医師から「脳が委縮している、70歳まで生きられないかもしれない」と言われたそうですが、肝心の当人の父がそのことをもうすっかり失念しているというお粗末さ。

 

今回の退院時にも看護師さんから家での過ごし方のレクチャーを受けたのですがまるで他人事のようにボーっとしている父に正直腹が立ちました。

その際、「この姿勢は術後の脊椎に負担をかけるのでしないように」と言われた姿勢があるのですがそれをしっかりしている!

私や母が「その姿勢はいけないって言われたでしょう?」と言ってもどこ吹く風、やめる気配なし。

あきれ果てました。せっかくいい先生と出会って手術をしていただいた甲斐がないというものです。

そんな状態ですから母が、いつもかかりつけの医師に相談して痴呆の程度を見てもらうといっております。かかりつけの医師もそのほうがよいから来なさい、とおっしゃってくださっておりますのでまずはここ最近の症状を医師に申しあげて、それから医師のもとに連れてゆこうということになっています。

 

退院したら元の環境に戻って、もうちょっと事態はよくなるかと思った私や母が甘かったのだと思っています。

相変わらず居間に寝転んで、食うことしか頭にない父親にはもう、打つ手がない気がしています。母も肝臓の状態がよくないので、これ以上ストレスがかかったら…と思うと気が気ではありません。

ですが私も今週末には家に帰らないといけませんのでなおさら心配ではあります。

 

親が年を取る、老いるとこんなことになるのかと覚悟はしておりましたがその覚悟は甘いものだったと思わざるを得ませんね。

友人の親御さんのそうした話を聞いても「まさか、うちの親だけは・・・」と思っていたわが身の愚かさを恥じております。

そして父がいずれ、亡くなった後には残った母と私には「父の部屋の後かたづけ」という最大で最悪の難所が控えていることも事実なのです・・・。

 

そのことはまたいずれ書くと思いますが、今日は取り急ぎ父の退院のご報告まで。

皆様本当にご心配やはげましをありがとうございます。

これから先、きっとまだまだたくさんの困難が待ち受けていることと思いますが、温かき皆様のお言葉を胸に秘め、頑張っていきたいと思います!!

 

皆様に、よいことがたくさんありますよう心からお祈りいたします。


関連記事

Comments 8

見張り員">
見張り員  
すっとこさんへ

すっとこさんこんばんは!
ご丁寧なアドバイスをありがとうございます。
かかりつけの医師も、退院後一週間ほどはそういうことがあるから様子を見るようにとおっしゃっていたと来ています。
そうなんですね、母の事もありますので改善がないならホームなどへの入所も考えねばならないですね・・(-_-;)
否定語は禁止…(-_-;)ゲゲッ”否定しまくっています私・・・。
明日からちょっと対応を変えてみます。
それにしてもご両親にお義父様がホームに、ということは本当に大変。いやそんな言葉では言い尽くせないことが多々おありだったでしょう・・・
すっとこさまの貴重なご経験を伺いながら自分のこの先の糧にしたいと思いました!
一人っ子でよかった、と私も最近思うようになりました。確かに一人で抱え込む面もありますが兄弟で争うよりはずっと気が楽ですね。
あふれるほどの温かきお心、ありがたくいただいております。本当にありがとうございます、月並みな言葉でしか感謝の気持ちをかけないのが歯がゆいです・・・でも本当にありがとう!!
すっとこさま、御身大切にお過ごしくださいね^^。

2013/07/19 (Fri) 22:19 | EDIT | 見張り員さん">REPLY |   
すっとこ  
NoTitle

見張り員さん、あなたご自身の体調は大丈夫でしょうか?
父上、ひとまずご退院おめでとうございます。
老人が入院退院という環境の激変についてゆけずに
一時的にボケ状態がひどくなることはよくあることです。
これが一時的なものでありますようお祈りしています。
しかし。
母上の肝臓のこともあり そろそろ父上ホーム入所なども
視野に入れてもよいころかと思います。
まずはお近くのケアマネージャーさんへご相談なさって
これからの選択肢を教えてもらったらいかがでしょうか。
専門家ならではの良い知恵もお持ちと思います。
ボケた方へは否定語は禁物です。ボケに拍車をかけるので。
突拍子もないことを言われてもまずは「そうね」で受け答えを
してみてください。「そうじゃないでしょう」「さっきは違うこと
言ったでしょ」などは言いたくなるけど(笑)NGワードです。
うんうん、と相槌打ってれば穏やかになってくれる(はず)。
これは3人の親から学びました。
実両親、義父と親3人が3様にボケています。
3人ともホームに入ってもらっています。
見張り員さん、必ず道はありますからね!
考えようによってはひとりッ子さんで良かったのですよ。
親の処遇を巡って子供同士が絶縁するほどのいさかいを
幾つも見てきました。
母上をお大切に。
父上へ良い道筋が見つかりますように!
気持ちはお傍にいて応援していますよ!

2013/07/17 (Wed) 21:34 | EDIT | REPLY |   
見張り員">
見張り員  
酔漢さんへ

酔漢さんこんばんは!
ご心配をありがとうございます・・・こんな調子です。もううんざりです。
それでも死ぬまで生きなきゃいけないんですからもっと父もしっかりして自分の生活の質を上げるように自分で努力してほしいのですが…(-_-;)。
ありがとうございます、前を向いて進んでゆきます!頑張ります^^!

2013/07/16 (Tue) 21:17 | EDIT | 見張り員さん">REPLY |   
見張り員">
見張り員  
鍵コメさんへ

鍵コメさんこんばんは!
的確なアドバイスをありがとうございます!
本当に困ったもので、もうやめられないようです…きょうも私と母が買い物に行ったすきに料理酒を飲んでしまいました。盲点でした。
鍵コメさんのお話を母に言って、ちょっと考えてみようと思います。この先もきっとまた同じことで悩まされるなら医師にも相談してより良い方向へ行くようにしたいです。
自分たちだけで抱え込んではつぶれてしまいますものね・・・
いろいろとご心配をありがとうございます、とてもうれしいです!鍵コメさんも御身大切にお過ごしくださいね!!

2013/07/16 (Tue) 21:14 | EDIT | 見張り員さん">REPLY |   
見張り員">
見張り員  
まろゆーろさんへ

まろゆーろさんこんばんは!
いろいろとご心配をいただきまして本当にありがとうございます!
どうもやはりぼけてるとしか思えない言動に振り回されています。今日母が自分のかかりつけの病院に行ったときそこの先生に相談いたしましたら、退院したばかりでまだ混乱しているかもしれないのであと一週間ほど様子を見てそれでもなら連れてきてくださいと言われたそうです。
単に環境の激変でぼけたのならいいのですがそうとも言い難いことが多いので覚悟はしないといけませんね(-_-;)。
しかしこの先どうなろうと、それは父親自身がまいた種でもあるので母も私も正直「もう知らない」という気にもなっています。
週末東京に帰りますが気になるのは母のことです。母には必要最小限の事しかしない様に、と言ってあります。母の体がどうにかなってしまったらもう本当にどうしようもなくなるのですものね。
拾う神のおわしますことを心から祈るばかりです。
温かくも力強いお言葉をありがとうございます!!

2013/07/16 (Tue) 21:09 | EDIT | 見張り員さん">REPLY |   
酔漢です  
良き日でありますことを

注視しておりました。
私自身の体験とだぶり、見張り員さんの心中を察し、言葉がなく、無沙汰しておりました。
公開コメントといたしましたのは・・・僕らしい?
日々良き日でありますこと。
これだけを祈念いたしております。

2013/07/15 (Mon) 22:51 | EDIT | REPLY |   
-  
管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2013/07/15 (Mon) 18:35 | EDIT | REPLY |   
まろゆーろ  
NoTitle

まずは父上のご退院をお喜び申します。
そしてこれからのことを思うと見張り員さんの両肩にかかる負担は如何ばかりかと。とにかく急いでかかりつけの先生に診てもらうことが最優先だと思います。
手術をなさり環境が変わり、きっとお父上の心の中に何かが起きたのかもしれませんね。変化、それは持病の拡大だったのかもしれません。せっかく手術なさって健康体になれたのに、今度は違う病を得てしまわれて自然の成り行きにしてはあまりにつらいです。
週末には東京に戻られる予定の見張り員さんの後ろ髪の引かれる思いが痛いほど分かります。
でも拾って下さる神様がきっといらっしゃいます。きっと何とかなります。
お父様はもちろんのこと、ひたすらにお母様と見張り員さんの安寧を心からお祈りしています。

2013/07/15 (Mon) 17:27 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply

About this site
女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
About me
ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)