「女だらけの戦艦大和」・あなたのその黒髪を2<解決編>

麻生分隊士がオトメチャンの服の中に手を入れ、その胸をもみしだいている時――艦長室では・・・

 

副長は艦長に抱かれその唇を奪われている。艦長は副長の服の中にその手を入れ、・・・探った。やがて副長の乳房が艦長の手に触れ、艦長はそれをそっと握りしめた。唇が離れた。胸をつかんでいた艦長の手が一旦胸から離れ、副長の髪を縛るゴム紐をほどき、副長の黒髪がふわりと広がって収まった。

副長は軽く喘ぎながら梨賀艦長の防暑服の背中をつかんだ。そして「・・・艦長、決裁印をください」という。その副長をちょっと意地悪げに見つめた艦長は、

「そんなに欲しいの?決裁印が。それよりもっといいものをあげたいんだけどな」

というと副長を抱えあげ、ベッドに投げ込んだ。副長の身体がベッドの上で弾んだ。その副長の上にまたがった艦長は、副長の服のボタンを一つ一つ外しだした。半ズボンのバンドも解いた。

副長の手が、艦長の手を押さえて「・・ダメです。いけません」と言った。が、艦長は「ダメ。やめてやらないよ。ほしいって言ったのはツッチーでしょ?だからたくさんあげる。私はずっとこの日を待っていたんだから。ツッチーも待ってたはずでしょ。だから、ね」というと野村副長を少し引き起こすとその服を脱がしてしまった。上衣を自分のデスクの前の椅子に放った。中佐の襟章が、部屋の電燈にきらり光った。次に軍袴も投げた。バンドが何かにあたってカチリ、と金属的な音を立てた。

それを合図のように艦長は副長の身体に自分を重ねて、濃厚な口づけをした。艦長はやがて唇を離すと自分の服を脱ぎ、それはベッドの下に落とした。

そしてもう一度、副長の顔をじっと見つめた。

副長は恥ずかしげに顔を横に向けたが艦長はそっと正面向かせた。視線が絡み合った。艦長は副長の髪を撫でながら、

「ツッチー。ツッチーの髪ずいぶん伸びたねえ。もしかしてツッチー、結婚の予定があるんじゃないの?」

と、唐突に質問をぶつけて来た。副長は艦長の裸の肩に両手をそっと当てると「いいえ」とかぶりを振った。「結婚なんて、私はしません」と言った。艦長は副長の胸の先に唇を当てると優しく吸った。副長の身体がびくりと跳ねた。副長は快感を堪え切れす思わず声を上げた。艦長はしばらくそれをしていたがそっと離すと、

「本当に?隠し事はいけないよツッチー。本当は結婚の予定があるんでしょう?だからこんなにきれいに髪を伸ばしているんだ」

と少しきつい口調で問い詰めた。副長はいいえ、と答えた。艦長は「嘘だ」というと今度は片手を副長の秘部に当てた。副長は「いけません・・・本当に・・・」と喘いだ。艦長はその手をゆっくり動かしながら「どうしていけないの?やっぱりそうか、結婚する相手の為に綺麗でいたいんだな」と言った。そして「でもツッチー、もうとっくに男を知ってるはずだよね?違うなんて言わせないよ」というと秘部に指を入れ始めた。

「だめ・・!艦長お願いやめて・・・私、私は・・・」

副長は艦長にしがみつくと小さく叫んだ、「見合い写真は送られて来たんです・・・でも私は結婚したくない」。

「どうして?結婚しないの?ツッチーは綺麗だし頭もいいからどこにだって嫁げるでしょう?まだ若いからその気にならないの?」

言うなり艦長は副長の奥に指を進めた。うう、と副長が唸ってその両足が少し開いた。艦長はさらに奥へと進む。副長は夢中で艦長にしがみつき喘ぎながら、

「私は、艦長が」

と言った。艦長は「私がどうしたって?言って?」といいながら副長の中に入れた指をゆっくりこねるようにしたあと一番感じやすい部分をはじいた。ああッ、と副長は小さく叫んだ後「艦長が・・・好きだから」と息を弾ませて応えた。

「ツッチー・・・」

艦長は感激して副長を攻め立てた。副長の奥へぐいぐいとねじ込み、その乳首をねぶった。少し痛いくらいに噛んだかもしれない。そして副長から何度も快楽の叫びを絞り出すまでやめなかった。やがて副長はハアハアと荒い息をついて果てた。その全身がしっとりと汗ばんでいる。艦長も汗を額ににじませて副長の身体の上に自分をそっと重ね、副長を優しく抱いた。

しばし、部屋の中を支配していたのは二人の荒い息づかいだけだった。それが収まるころ、副長がふと言った、「艦長・・・お母さんの匂いがする」という言葉に梨賀艦長は体を固くした。

梨賀艦長の身体が緊張でこわばったのを、野村副長は感じた。少し不審に思った。そこで、

「艦長、艦長何か隠していませんか?私に」

と尋ねてみた。艦長の表情が少し苦渋の色を帯びた。副長は、艦長の下からじっと見つめている、その瞳の真剣な色に艦長は(もう隠せない。変なところでばれて『武蔵』の加東副長のように泣かれても私は困る)と思い、「ツッチー、聞いてくれるかな」というと副長をひしと抱きしめた。ベッドがギシッ、と鳴った。副長はされるがままで「はい」と神妙に答えた。

艦長は一呼吸置くと、

「私にはね、ツッチー。実は子供が三人いるんだ」

と告白した。そして「別にツッチーをだまそうとかずっと隠しておこうと思っていたわけじゃないんだ、そこはわかってほしい。子供がいても私はツッチーが大好き、それはずっと変わらないよ」と言葉を足した。副長は黙って抱かれているままである、艦長は心配になってきた。副長はそれからしばらく黙っていた、が突然艦長の耳元で、

「やっぱり。私、そうでないかなあと思ったことがあったんですよね。ときどき、艦長からお母さんみたいな匂いがして来て。森上参謀長は薄々感じてたみたいですけど。・・・平気、私艦長にお子さんがいらしても大好きです。艦長にこれからもついてゆきます」

と囁いた。艦長は「ありがとうツッチー、嬉しい」というともう一度副長のあちこちを攻め始めた。副長の腰はうねりを増して、そしてもうすっかり潤った副長の身体は深い快感の渦に飲み込まれてその果てにさらわれていったのだった。

 

激しい快感の渦からやっと出た副長と艦長はベッドの上にあおむけになって天井を見つめている。機関の音が遠くから聞こえてくる。艦長は副長の髪を少しつかんでスーッと手の中ですべらせた。滑らかな、極上の絹のような感触が艦長の手を走り抜ける。

「なあ、ツッチー」

と艦長は呼びかけた。副長はまだ軽く上気した顔を向けて「はい?」と言った。艦長は上半身をちょっとだけ起こすと、副長の顔を見つめて

「ツッチー、結婚のことはツッチーの意のままにすればいいと私は思う。でも、ツッチーが誰と結婚しようと私はずっとずっと・・・ツッチーのことが好きだからね」

と言った。副長の瞳が見る間にうるんだ。そして副長は艦長にその両手を伸ばすと、

「艦長・・・私もずっと艦長が好きです、たとえこの先結婚しようとも子供が出来ようとも、それだけは一生変わりません」

というとまた二人は固く抱き合ったのだった。副長の髪がベッドに流れ、部屋の明かりにきらめく。

 

そのあと二人はやっと起き上がると、梨賀艦長は副長に優しく服を着せかけた。そして

「ごめんねツッチー・・・激しくしすぎたかな?痛くない?」

と尋ねた。副長は恥ずかしげに微笑みながら「平気です。痛くなんかないです」と言ってボタンをとめてくれる艦長の手に自分の手を重ねた。

艦長はボタンをすべて留めてからもう一度野村副長を抱きしめた。そしてその耳元で

「ツッチーは私のものだ、あなたのすべて、あなたのその黒髪をずっと一生私のものにしたい」

と熱く囁き、副長も艦長を強く抱きしめると

「私を・・・あなたのものにして!」

と叫んで艦長の胸に頬をうずめた。

 

その頃麻生少尉とオトメチャンも少尉の部屋で事を終えていた。

麻生少尉は額の汗を手の甲で拭いつつ、オトメチャンの身体からそっと離れた。そして優しくオトメチャンに口づけた後、

「オトメチャンもずいぶん感じるようになったじゃないか。上手くなってきたのう」

と言った。オトメチャンは少尉の毛布で顔を隠してしまい、その裏から小さな声で「分隊士・・・そげえな恥ずかしいことを言うたら嫌じゃ・・・うち、恥ずかしい」と言った。麻生分隊士は(なんて可愛いんじゃ!)と感激して毛布をはぎ取ると「もう一回だけ、ええか?」と言ってもうすっかり濡れそぼったオトメチャンの中にもう一度自分の指を入れたのだった。

オトメチャンはほどいた髪を乱して喘ぎ続ける・・・

 

 

艦長室では長い接吻を終えた艦長と副長、副長は自室に引き取ろうとしていた。名残惜しげに見つめる艦長に、副長はハッと思いついたような顔をした。

「どうした、ツッチー?」

そう尋ねる艦長に副長はちょっと小首をかしげて微笑んだ、一つに縛った髪が背中でたゆたい、電灯の明かりにきらめいた。副長は言った、

「艦長、決裁印をください」。

 

             ・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ひええ~~~性春小説になってしまった!しかも近来まれにみる生々しい描写が・・・ああいけーん!!

というわけでお楽しみいただけたでしょうか?

次回は少し真面目な事を書こうと思います!


にほんブログ村 小説ブログ 百合小説へ
にほんブログ村
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

ウダモさんへ

ウダモさんこんばんは!!
ありがとうございます、喜んでいただけて嬉しいです^^。
あまり生々しいのも恥ずかしくて書けないし、というかそんな経験もないので書けませんが乏しい想像力を駆使して書いてみました!
指を使うというのは案外イケルぜ!と思いました。実際にはどうなんでしょうか・・・でも想像をかきたてるにはいいかもしれませんね。
海外もの・・私はどうも外国ものは入り込めないので読んだことがないのです。でも「ストレート過ぎて」のお言葉に「読んでみよう!!」と思った次第ですw。
言おう言おうと思いつつ機を逸してしまったっていうことありますよね。
たいがいがそのまま何事もなく流れてゆくのでしょうけど時に「嘘をついた」となじられることもあるとするとこれはつらいですよね。
だますとかうそをつくつもりがないならなおさら・・・ね(-_-;)。

キタこれロマンスwww

たて続けに2話、一気に読ませて頂きましたハァハァw
つかもう、ロマンス小説顔負けの描写!
指…というのも、なんとも淫靡でいいものですなぁw
私は海外もののロマンス小説を読んだりもしてますが、あちらのはどうもストレート過ぎて、セックスシーンだけはスッ飛ばして読んでいました(意味ないしw)←
でも今回の見張り員さんの作品は、なんとも奥ゆかしくて、新鮮ささえ感じられ、思わずじっくりと読んでしまったw
話は違いますが、言うつもりだったのに言えなくなった事って誰にでもあるなぁと。
それに対して『嘘つき!』と言われる事が一番、辛いですよね。
時期を逃すと言えない事って、あるある(笑)

オスカーさんへ

オスカーさんこんばんは!
うひょひょ、予想とずいぶん違っちゃいましたね(-_-;)。
愛というものは見返りを求めない・・・子供であっても誰であっても。
艦長と副長は常に一緒で戦いも普段の生活もですから結びつきが固いのですね、そして心だけでなく身体もつなぎたいという自然発生的な感情が湧いた・・・とこういうわけであります^^。
おひとりさま、はやっぱりさみしく、カナシイですね。

まろゆーろさんへ

まろゆーろさんこんばんは!
おお…にいさましっかり!!
にいさまお察しの通り私体調不全の時に限ってこの手の構想(妄想??)が湧きい出てくるのです!変ですねwww.
「どこまでもついて行きます」は真実の愛の相手にしか言えない言葉ではないかなあ・・なんて考えてみたりしています。
心を固く結びあったなら、怖いものなんかないですよね^^。
今日は蒸し暑い一日でした。
にいさまのきょう一日、よい日でありましたか?どうぞ御身大切にお過ごしくださいませ。

こんばんは。黒髪をカツラに…かと思っていたら違いました(笑) 子どもに向ける愛情とは違う自分の魂を寄り添わせたい相手と出逢ってしまったら、理屈云々ではないのでしょうねぇ…常に死と背中合わせの毎日なのですから、愛しいひとのぬくもりを息づかいをいつも感じていたいと思っているのでしょう。自分しか知らない表情や声もあるワケで……くく、お相手のいない方や片想いの方がなんともカナシイですなぁ。

おぉ、朝から息を弾ませながら読んでしまいました。
描写が、描写が上手すぎて目まいを起こしています。
これが見張り員さん体調不良の折の抜群の構想だったのでしょうか。素晴らしい。
しかしふた組とも純粋ですね。
ずっと変わらずについて来るなんて……、久しく聞いていない言葉です。羨ましい!!
これだけ心の絆が固ければ何も恐れることなんてないですね。
何だか奇妙な天候ですがお体を大切になさって下さい。
さてと、何だかとってもすっきりした気分のまま仕事に行ってきますか。
プロフィール

見張り員

Author:見張り員
ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

最新記事
最新コメント
フリーエリア
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
FC2ブログランキング
FC2 Blog Ranking

FC2Blog Ranking

最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード