2017-10

「女だらけの戦艦大和」・松岡中尉夜話5<解決編> - 2013.05.31 Fri

石場兵曹ほかが閉められたふすまの前に一列になって中の様子に聞き入っていると突然中から「アハーン?」という松岡中尉の声が聞こえて来た――

 

松岡話 その四の続きのさらに続き

 

「始まったんかいな?」

と小泉兵曹は言ったが長妻兵曹が「いや・・・あの声は違うで」と否定した。長妻兵曹の相方になる男性――モエギくん――が「そうですね、ちょっと違うみたいですね」という。石場兵曹も「そうだな・・・あの時の声ではないな・・・『あは~ん』ではないもんのう」と暗黒の一重まぶたを閉じて中の音に聞き入りつつ呟いた。

果たして中では――

 

松岡中尉は男性――シロくん――とふすまの向こうの部屋に入った。そこには布団が一組敷かれている。それを何気に見た中尉の前でシロはいきなり、唐突に着物を脱ぎ出した。松岡中尉はそこに座って彼のする様子を黙ってしかし、興味深く見つめる。

と・・・シロくんは褌まで解くと全裸になった。彼のモノがあらわになり中尉の眼前に突き出された。

その時中尉は彼の物をしげしげと見つめるなり「アハーン?」と言ったのだった。これが皆がふすまの向こうで聞いた声そのものである。しかし松岡中尉のこの「アハーン?」は色気のあるものではないというのをふすまの向こうの皆は悟っていたのは前述の通り。「アハーン?」は松岡中尉の疑問を表す言葉であったのだが、残念ながらみなはそれを知らない。
ともあれ、

「ほら…中尉さん。どうぞ」

シロくんは自分のモノを中尉に突き出した。松岡中尉は再び「アハーン?」と声を上げた。そして中尉はシロくんの顔を見上げると彼のモノを指差して言った。

「あなた。これはいったい何です!?」

「は!?」

シロくんは面食らった。普通・・・これを見た女兵士は「たまらん~」とか「いただきます~」と言ってむしゃぶりついて来るというのに。この中尉は彼のモノをしげしげ見つめている。その痛いくらいの視線と沈黙に耐えきれなくなったシロくんが「・・・あの中尉さん」と話しかける。

すると松岡中尉はズザッと立ち上がるとシロくんの裸の肩をぐうっとつかんだ。つかみ方がものすごく強いのでシロ氏は思わず[い、痛いです。中尉さん]と声を上げた。しかし真剣な表情で松岡中尉はつかみ続ける。中尉の手の爪がシロ氏の肩に食い込む。シロくんは、ついに悲鳴を上げ始める――

 

その悲鳴を、ふすまの向こうにいる一同は「どうしたことじゃ、いったい松岡中尉どがいなことしとるんじゃろうねえ」と覗きたくてうずうずしている。小泉兵曹は「男が悲鳴上げよるなんか始めてじゃのう。いったいどこをどうしとるんじゃ?」と首をひねっている。長妻兵曹は「ああしたんじゃろうかそれともこうしたんじゃろうか?」とひとり考え込んでいるし、男性陣は「こんな悲鳴を上げるなんて・・・あいつのアレは大丈夫なんだろうか」と心配げ。

 

松岡中尉は、シロくんの肩に爪をグイッと食いこませている。中尉の眼は血走っていてシロくんは命の危険さえ感じてしまった。(一体僕が何をしたって言うんだ、知らないうちに失礼をしてしまったのだろうか。ああ、思いつかない~)

そう思ううち松岡中尉は意外な、予想外な行動に出た。

シロくんの肩から手を離すと背後のふすまを思いっ切り開いたのだ。スパーン!と音を立ててふすまは左右に開きその前に一列になって中の様子を聞いていた石場兵曹や男性陣はポカ―ンとしてその場に座ったまんまで松岡中尉を見上げる格好になった。間抜けな情景が展開中である。

その向こうに全裸で前を隠すさえ忘れて突っ立ったままのシロくんがいる。石場・長妻・小泉の各兵曹の瞳はシロくんのイチモツにくぎつけになっている。

「ま、松岡中尉。いったいどうなさったんで?」と石場兵曹がやっとこさ、声を出した。すると松岡中尉はなんと、シロくんの方を向き直るとそのイチモツを思い切りつかむなりグイーーッと引っ張ったではないか。

「ううーっ!!」

とシロくんの顔がゆがんだ。長妻兵曹が見れば、シロくんのモノに松岡中尉の爪が食い込んでいる。(うわあ、ありゃあ痛いねえ)と長妻兵曹はシロくんを気の毒に思った。男性陣の顔も悲痛に歪んだ

小泉兵曹が「松岡分隊長、そげえなことをしたらいけんです。そこは大事なところですけえ、手ぇ離してあげてつかあさい」と叫んだ。他の男性たちも「壊れてしまいます、中尉さん手をお放し下さい」と口々に言う。そんな皆をズイッと見てから松岡中尉はデカイ声で、

「おお、大きな声を出して熱くなってますねえ!ところでみなさん、一体これは何なんですか!」

と叫んだ。小泉兵曹が「へ?へえ!?」ととんまな声をあげてしまった。「なんなんですか・・いうて中尉。それはあの・・・」そこまで言って先は言い淀む。他の皆も下を向いてしまった。小泉兵曹が長妻兵曹をつついて「長妻、ほら貴様なんか言え」というがさすがの長妻兵曹も「ウウウ・・・」と唸ったまま何も言えない。

松岡中尉はシロくんのモノをつかんで引っ張ったまんまである。彼は苦痛に顔をゆがませて「ちゅ、中尉さん・・・どうか手を」とうめいている。松岡中尉はつかんだまま、

「いったいこれは何なんだね!もっと熱くなれよ、尻の穴を締めろ。あきらめんな!」

と言って今度はその手を押したり引いたりし始めた。「ウウウ!!」とシロくんが本気でうめき始めた。石場兵曹が「ああ!いけんで、松岡中尉ほんまにもう手ぇ離してつかあさい。そげえなことしたら彼は・・・!」と叫んだ。

長妻兵曹が

「いけーん!種イモが、種イモがでかくなりよったで!」

と大声で叫び・・・松岡中尉が「ん?でかくなったと??」と手元を見ればすっかり先ほどとは姿を変えた「種イモ」が彼女の手の中に・・・。

「キャーー―!」

石場、小泉、長妻の黄色い声が響いた。

 

「今日から君も富士山だー」

「裏飯屋」全体に松岡中尉のわけのわからない叫びが突き抜けた。そして松岡中尉は押したり引いたりをさらに激しくし始めた。と、シロくんは「も、もう我慢が出来ません、中尉さん行きましょう」というなり松岡中尉を抱きかかえてふすまを急いで閉めた。

石場兵曹がその場に腰を落として額の汗を手の甲で拭った、そして「はあうちはどうなることか思うたが・・・いったい今の騒ぎはなんだったんじゃ?あん人は男のアレを知らんのじゃろうか」と皆を見て言った。男性の一人――モモくん――が「こう言ったら失礼ですが・・・兵学校での士官さんなら男の一人は二人は知ってらっしゃると思うんですが」と語尾を濁した。小泉兵曹も、

「ほうじゃなあ、松岡分隊長はいろいろ知っとりんさるで男の人とも随分経験しとってじゃろうと思うとったが・・・もしかしたらオトメチャン並みの・・・おぼこだった言うことか??」

と言って変な顔をして皆を見た。そして「では今夜が・・・中尉のお初、ってことか?」と閉められたふすまを見つめた。長妻兵曹はそれでも、「まさか、松岡中尉がおぼこなんかありえんで。大体おぼこが男のアレをいきなりつかんだりするかいな。オトメチャンがそがいなことをした言う話を聞いたことがあるかね、ないじゃろ?」と反論しているが・・・。

 

当の松岡中尉、焦りまくったシロくんに部屋に引っ張り込まれ布団の上に投げ出された。そしてシロくんは中尉の着ていた軍装を上から下まで荒っぽく脱がした。「急いで・・・急いでください中尉さん」と言いながら。そして松岡中尉を組み敷いていよいよ事に及んだ――と思ったその時。

シロくんの下になった松岡中尉は柔道の投げ技のようにシロくんをひっくり返した。反対側の壁にたたきつけられたシロくん、「痛いっ」と叫んでしまった。と、松岡中尉の背後のふすまにぶすぶすと六つの小さな穴が開いた。石場たちがなんとか中を見ようと苦心しながら開けたものである。「障子とちごうてやねこいねえ」といいながら。

ともあれ彼女ら彼らが見守っていると部屋の中では松岡中尉が褌だけの姿で仁王立ちになっているのが見える。そしてシロくんが畳の上に股を大きく広げたまま、涙目になって中尉を見上げている。松岡中尉はシロくんを――いや、シロくんのモノを指差して言い放った。

「あなた、いいですか。あなたも種イモと言われてみたいなら普段からもっと大きなものをぶら下げてから言いましょう。あなたのモノは種イモというには力(りき)がたりませんね。一体何の種イモなんだね?ジャガイモかそれともサトイモか?もうあきらめてんじゃないのか!?もっと大きくなれよ!私を満足させたいならもっともっと大きくなってみなさい。サツマイモくらいになって!そう、尻の穴をキチット締めて、かかってきなさい!!」

そういうなり、松岡中尉は自分の下帯を取りシロくんにまたがると一気に・・・!

 

「なんと」モモくん、モエギくん、キイロくんと言った男性陣は絶句した。「シロはジャガイモの種イモ並みということなんでしょうか、それほど小さいと」そこまで言って何も言えなくなった男性の背中をそっと撫でると長妻兵曹は言った、

「じゃけえ松岡中尉はおぼこなんぞではのうて百戦錬磨の猛者だった、言うことじゃ。男の大きさをよう知っとりんさるもんがおぼこであるわけない。ああ、あほくさ。あん人の思わせぶりな言葉にしてやられた。時間を損してしもうた」と。

その言葉を合図のように、それぞれのペアはそれぞれの部屋に向かっていったのだった。明かりを消した宴会後の部屋に、松岡中尉とシロくんの部屋から声が漏れてくる・・・今度こそ「あは~ん」と――

 

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

なんだこの話は!!

恥ずかしくて今回はもう何も言いません。が一言だけ、松岡中尉、やる時はやるんだね・・・(^_^;)

このくらい大きくなればいいってことでしょうか、松岡中尉・・・(写真はうちにあったサツマイモです)。
DSCN0842.jpg


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● COMMENT ●

オスカーさんへ

オスカーさんこんにちは!
侮れない?松岡さん、こうきちゃいましたww。大乱闘も考えたのですが見世に迷惑かけてはいかんと思い・・(^_^;)こうなりましたがそれでも結構迷惑っぽいですねw。
マツコには内緒ですね、この痴態は!
そうそうよく「○○」はスポーツで発散せい!と言われてきましたね、特に男子!
でもこの話のマツオカさんもラケット振り回しマツコやトメキチと艦内を走り回ることで発散していたのかもしれません。
やはりたまには生身の・・・ゲフンゲフン・・・!

こんばんは。マツオカ様、オオッとぉ~そう来ましたか!!(笑)私はプロレスごっこになってしまうかと心配していましたが、アツい彼女のこと、下調べも研究・実戦も熱心にこなしていたみたいですね~マツコが知ったら卒倒しそう!!
よく中学生とかにスポーツで発散しなさい!!とか言いますが、マツオカ様がいつもラケットを振り回しているのは有り余るエネルギーを放出しているのかしらん?と思ってしまいました(笑)

まろゆーろさんへ

まろゆーろさんこんばんは!
松岡中尉、あまり男性経験はないようで、しかしある・・・という不思議な人物です^^。しろくんいきなりまたがられて・・・よかったのか悪かったのか??!!
今回の話、書きたいことがあり過ぎて却ってわけわからなくなった感がありました自分の中で・・・でも面白いとおっしゃってくださってうれしいです^^。
またそのうちH 話を書きますね~~って私も好きですね(^_^;)。
こちらこそよろしくお願いいたします、東京は今夜から明日にかけて雨だそうです。そちらはいかがでしょう、くれぐれも御身大切になさってくださいね^^。

おはようございます
あら~~、そういうことでしたか。松岡さんはまったくソレをご存知ないくらいのウブな女性だったのでしょうか。ウブだから怖いもの知らずが何となく分かるような気がします。知らないから熱血でいられるのかもしれないですね。
しかしシロにまたがっちゃって、しっかりとコトをおやりになったところを見ると……。う~~ん、何とも不思議な、やっぱり不思議な松岡さんですね。じつは相当なテクニシャンだったりして!!
今回もとても面白く拝見しました。見張り員さんは男女のアレの描写もお上手!!
臆せず恥ずかしがらないスッパリ感が気持ち良いです。
6月も宜しくお願いします。お体を大切になさって下さいね。


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Author:見張り員
ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

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