Archive2014年04月 1/3

「女だらけの戦艦大和」・衝撃ノーズアート1

さて。常夏のトレーラー諸島の小姑島には帝国海軍航空隊の基地がある―― 今日も訓練を終えて零戦の三機が降りて来た。小隊長の竹中大尉が零戦から降りて僚機を見返った。僚機からは小曽根(こそね)上飛曹、根古瀬(ねこせ)兵曹長が相次いで降りて来た。三人はそろって指揮所へ歩いてゆき、待っていた基地司令の鶴川大佐に「竹中大尉以下三名、訓練飛行を終えただ今帰着いたしました!」とあいさつすると基地司令は満足げにう...

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「女だらけの戦艦大和」・狙われた松岡8<解決編>

野村中佐と繁木大尉はマントを冬の風に翻しながら内火艇に乗り込みそして、『大和』に帰って来た―― 出迎えた梨賀艦長は「お帰り。・・・松岡中尉は?どうしたね?」と尋ねるのへ、やや疲れた表情で野村副長は「ただ今帰りました。松岡中尉を呉海軍工廠に残してまいりました・・・松岡の願いでもありましたしそうでないと工廠の皆さんに大きな迷惑がかかると判断いたしました結果です」と報告。梨賀艦長は自室に二人を招き、詳...

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「女だらけの戦艦大和」・狙われた松岡7

松岡中尉は顔をあげると一言だけ言った―― 「ダメです」。それを聞いた一同――工廠の士官も『大和』の士官二名も――仰天して松岡を見た。野村副長があわてて「松岡中尉、あなた話を理解してくれたんじゃないのか?中尉のラケットの威力がわが帝国海軍を救うものになると」と言ったがその言葉を遮るように松岡中尉は山中大佐にラケットをつきつけて「いいですかあなた。私はこのラケットが命より大事なんですよ、だから私はどんな...

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「女だらけの戦艦大和」・狙われた松岡6

松岡中尉は<長い話>とやらを始めた―― しかしその話の最初の方でもう、野村中佐と繁木大尉は(いかん、こりゃいかん。本当に長い話になる)と思ってがっくりと下を向いてしまった。なぜなら、松岡中尉の話の導入が「私が生まれた時、母が言ってましたがたいへんな難産だったそうです――」だったからだ。松岡の性格からしてきっと生まれた時の話から子供時代そして今に至るまでを熱く、だらだらと語るのだろう。繁木大尉はそう...

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「女だらけの戦艦大和」・狙われた松岡6

松岡中尉は<長い話>とやらを始めた―― しかしその話の最初の方でもう、野村中佐と繁木大尉は(いかん、こりゃいかん。本当に長い話になる)と思ってがっくりと下を向いてしまった。なぜなら、松岡中尉の話の導入が「私が生まれた時、母が言ってましたがたいへんな難産だったそうです――」だったからだ。松岡の性格からしてきっと生まれた時の話から子供時代そして今に至るまでを熱く、だらだらと語るのだろう。繁木大尉はそう...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)