Archive2014年03月 1/3

日々雑感・桜は静かに見るべかりけり・・・

ことのほか寒かった平成二六年の冬も、関東周辺ではそろそろ終焉なのだろうか。待ちにまった桜が咲き始めて心嬉しい日々である。出来るなら花をめでに行きたいものだが仕事がある身であるからそうもゆかぬ、今年は六日に九段へ桜を拝みに行くつもりである。その日まで散らないで待っていてほしいと切に思う。そういえばその頃には九段周辺だけでなく各地の桜の名所で花見がにぎやかに行われることだろう。すでに行われている場所も...

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「女だらけの戦艦大和」・探し物はなんですか?

野田兵曹の一件のころから、森上参謀長は探し物をしていた―― (どこに行ったんだろう、確かにここに置いておいたのに)と、森上大佐は不審に思いつつ自室の隅から隅、そして自分の思いつく限りの場所を探して歩いた。だが、彼女の探しているものは見つからない。見つからないが、誰かに「あれを知らない?」と聞くのはちょっとカッコ悪い、参謀長としての沽券にかかわる!というわけで黙って一人黙々と<それ>を探す森上大佐...

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「女だらけの戦艦大和」・友あり南方へ帰る5<解決編>

野田兵曹の魔手から助け出された蝙蝠三羽は、副長の胸に抱えられて医務室へ―― この風変わりな一行を、日野原軍医長は驚きの目を瞠って迎え「畑さん、畑大尉。君の出番だよ」と畑軍医大尉を呼んだ。畑軍医大尉は「どうしました・・・おや、今日はちょっと変わった患者ですねえ」と言って聴診器を首に掛けた聴診器を揺らしながらやってきて副長の手から三羽の蝙蝠を受け取った。そして診察台の上に彼らをそっと置いて診察台の下...

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「女だらけの戦艦大和」・友あり南方へ帰る4

「なにもないようじゃが」と言いかけた小泉兵曹の目に、異様な光景が飛び込んできた―― 廊下の向こうから奇声を発しつつ走ってきたのは誰あろう野田兵曹である。小泉兵曹は「うわっ!いったい何ごとじゃ?」というなり体を部屋の中に引っ込めた。そのすぐあとを、野田兵曹が叫びつつ走り去って行きさらにそのあとを大人数の「衛兵隊」の準士官や士官たちが血相変えて口々に「野田兵曹待て!」「待たんか野田!」と怒鳴りながら...

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「女だらけの戦艦大和」・友あり南方へ帰る4

「なにもないようじゃが」と言いかけた小泉兵曹の目に、異様な光景が飛び込んできた―― 廊下の向こうから奇声を発しつつ走ってきたのは誰あろう野田兵曹である。小泉兵曹は「うわっ!いったい何ごとじゃ?」というなり体を部屋の中に引っ込めた。そのすぐあとを、野田兵曹が叫びつつ走り去って行きさらにそのあとを大人数の「衛兵隊」の準士官や士官たちが血相変えて口々に「野田兵曹待て!」「待たんか野田!」と怒鳴りながら...

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About this site
女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)