Archive2013年10月 1/3

女だらけの戦艦大和」・内地へ2<花山掌航海長の場合>

目を閉じれば今も鮮明に浮かぶ、私の大好きなあの家。我が家、愛しの我が家―― 『大和』が内地へ帰還するという連絡を受けて二日後、第一艦橋内で一人うなだれているのは誰あろう、花山掌航海長である。そこへ足取りも軽く入ってきた片山航海長は「あれ?花山さん、どうしたね?元気ないなあ、もうすぐ内地に帰れるんだよ?元気出しなって!」というとその防暑服の背中を軽く叩いた。花山掌航海長はうつ向いていた顔をあげて、...

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「女だらけの戦艦大和」・内地へ1<岩井少尉の場合>

その知らせを受け取った時、喜びとともに(困ったどうしよう)という思いにとらわれたものが数名いた――今日はその中の一人のお話。その知らせが全艦に行きわたったその晩の巡検後、機関科・松本兵曹長は最上甲板の第一主砲付近で内務科・岩井しん特務少尉と行きあった。岩井少尉は何処となく沈んだ表情なのが松本兵曹長には気にかかった。そっとそばに寄って行き「岩井少尉」と声をかけた。岩井少尉は松本兵曹長の顔を認めると「あ...

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日々雑感・こんな恋愛シュミレーションゲームほしい!

世間には様々な「ゲーム」があふれていますね。最近よくTVのコマーシャルで見るのが<恋愛シュミレーション>というんですか?ものすごいイケメンな男や韓流スターが出てきてそれと恋愛する――みたいなあれをよく見ますが、正直私はそんなイケメンくんや韓流スターにはまったく全然少しも興味がないので恋愛シュミレーションゲームはしません。 が! もしもです。もしも、ゲームの中の男性が彼らなら――!そう、彼らが・・...

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「女だらけの戦艦大和」・2航戦の人々<飛龍>7・解決編

「女だらけの飛龍」の山口たも司令官は、『飛龍』を降りる直前に一人の特務士官をその上司とともに長官室に呼び付けた―― その特務士官は緊張の面持ちで長官室に歩く。その前を歩く上司の分隊長も(一体何事だろうか?何か私たち悪いことをしただろうか)と胸の中は不安でいっぱいである。特務士官も(何かまずいことを知らずにしてしまったのだろうか・・・しかし思いつかない)と緊張と不安で頬が青白くなる。二人は長官室の...

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「女だらけの戦艦大和」・二航戦の人々<蒼龍>6

「女だらけの蒼龍」の乗組員の「上陸」が始まった―― なかよし五人組の大野・相場・松本・二宮・櫻井の水兵長連中もやっと念願の上陸日を迎えた。もうその前の晩からそわそわしている主計科の二宮水兵長は、班長から「二宮、貴様なにをそんなにそわそわしている!しっかりせんとケガするぞ。しゃんとしろ」と怒鳴られしかも一発げんこつを頂戴した。「イタタ・・・」と頭を抱えつつも顔をあげれば嬉しそうな二宮水兵長であった...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)