Archive2013年08月 1/3

「女だらけの戦艦大和」・怪談、毛布をふるう音3

「ええっ、まさか・・・そんなこと」トメキチはマツコの話を聞くなりそう言って絶句した―― 皆さんは覚えておいでだろうか。以前にマツコが野田兵曹のこ汚い古ふんどしを咥えて持って行ったことを。そしてその褌にはなぜかキノコが生えていたのである。マツコはそれよりも前に野田兵曹のキノコノ生えた褌を手中にしたと思ったのだが、麻生分隊士と松岡分隊長によって捨てられてしまい残念がっていた。しかしまた今回新たに入手...

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「女だらけの戦艦大和」・怪談、毛布をふるう音2

マツコは大変あわてていた―― 「何処行っちゃったのかしら。アレ。あれがどこかに行っちゃったらアタシ困るわあ」そんなふうに呟きながらマツコは深夜の艦内を走り回る。と言っても就寝中の兵隊嬢たちに「やかましいわこのハシビロ!静かにせんかい」と怒鳴られないようそっとつま先立って走る。通信室の前を通りかかった時、中から妙な音が聞こえて来たのでそっとドアを開けて覗き込むと、中矢少尉と三山兵曹長が一心不乱に受...

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「女だらけの戦艦大和」・怪談、毛布をふるう音1

――たとえば・・・百人のうちの九十九人までが忘れ去っていることでもたった一人が<そのこと>を覚えているということは・・・往々にしてあることである―― ハッシー・デ・ラ・マツコは軍艦大和の防空指揮所で子犬のトメキチと遊んでいる。マツコは「いやーよ、じゃんけんなんて。アタシいつだってパーしか出せないんだから。あんたはいいわよ、最近腕あげてちょ気も出せるんだからさあ~」と文句を言いながらそれでも楽しそう...

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「女だらけの戦艦大和」・友の魂いつまでも

江古田主計中尉は、トレーラーから内地に帰って休暇をもらうと一番気になる場所へ向かった―― その場所へ行くのは若干気が重かった。悲しい思い出のある場所だから、本当ならもう自分の心の一番深いところに沈めておきたかった。だが・・・「確かめておきたい」江古田中尉はそうひとりごちると歩を進めた。その場所は、軍港から歩いて小一時間ほどである。(あの時は自動車だったから、それにあの状態だったからあっという間に...

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日々雑感・見張り員IN山梨県2

昨日の続きです。 「山荘」の周囲には田んぼや畑がたくさんあります。そんな中に如何にも山梨県らしいこのようなものが作られていました!   葡萄です。種類は、わかりませんでしたが多分、巨峰ではないかと思いました。今年は雨が少なく、身が焼けるようなことも多いらしいですがここではどうでしょうか・・・? そして明野町で一番有名?な場所「ハイジの村」へ。    ちょっと見にはまるで本当にスイスの街に来...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)