Archive2013年05月 1/4

「女だらけの戦艦大和」・松岡中尉夜話5<解決編>

石場兵曹ほかが閉められたふすまの前に一列になって中の様子に聞き入っていると突然中から「アハーン?」という松岡中尉の声が聞こえて来た―― 松岡話 その四の続きのさらに続き 「始まったんかいな?」と小泉兵曹は言ったが長妻兵曹が「いや・・・あの声は違うで」と否定した。長妻兵曹の相方になる男性――モエギくん――が「そうですね、ちょっと違うみたいですね」という。石場兵曹も「そうだな・・・あの時の声ではない...

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「女だらけの戦艦大和」・松岡中尉夜話4

松岡中尉を連れて石場兵曹・小泉兵曹・長妻兵曹は行きつけの見世の「裏飯屋」に行った―― 松岡話 その四 続き「ほう、ここが君たちが熱くなる場所なんだね。それでここの何処で熱くなるんだね?」松岡中尉は見世の玄関を入りながら傍らの長妻兵曹に尋ねる、長妻兵曹は「中尉、どうかお静かに願います」と自分の唇に右手の人さし指を当てていさめた。松岡中尉は小首をかしげて「熱くなるのに静かにしなきゃいけないのかね?な...

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「女だらけの戦艦大和」・松岡中尉夜話3

――松岡中尉はなんにでもどこにでも興味を持つ。 松岡話 その四小泉兵曹と長妻兵曹、それに石場兵曹がある晩主砲前でひそひそと話しあっている。話の内容は実に品のないもので男性の品定めである。「あの見世の○○いう男はアレがいい」だの「いやあっちの見世の××いう男の方がええぞ。うちの××をええがいにしてくれるけえねえ」だのとオトメチャンなどが聞いたら赤面して逃げ出しそうな話ばかりである。その時ふっと石場兵曹が...

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「女だらけの戦艦大和」・松岡中尉夜話2

松岡中尉の武勇伝?はまだ続く―― 松岡話 その参ある日、松岡分隊長は航海科の数名をひきつれてカッターをこぎ出した。カッターを漕ぎながら見張兵曹は「松岡分隊長、一体どこへ行きんさるんで?」と聞いてみた。松岡分隊長はカッタ―の舳先に格好つけて座り、「いいところ、いいところですよ特年兵君。君も今日はきっといい経験が出来ていい大人になれますから頑張れよ!」と言ってラケットをひと振りした。麻生分隊士がオー...

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「女だらけの戦艦大和」・松岡中尉夜話1

「女だらけの大和」には名物人間の松岡修子海軍中尉がいる。彼女は『大和』に配属されてもう二年ほどたっているがずっと前からいたような存在感を醸し出している。その彼女の様々な話―― 松岡話 その壱。「なあ、松岡分隊長っていつからここに居ったかいね?」とある晩兵員居住区で言ったのは小泉兵曹である。そばで防暑服のポケットを繕っていた見張兵曹が顔をあげて「ほうじゃねえ。もうかれこれ二・三年にはなろうかねえ」...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)