Archive2012年07月 1/4

「女だらけの戦艦大和」・缶缶諤々2<解決編>

――巡洋艦の高橋艦長、「伊号4444潜」の北島こう航海長、そして『大和』の見張兵曹ほか五名が場所は違えどもほとんど同時刻に缶詰にナイフを突き立てようとしていた―― 「女だらけの大和」見張兵曹、小泉兵曹・石場兵曹・石川水兵長・そして酒井一水がえたいのしれない缶の上部に狙いを定める。そのそばでハシビロコウのハッシー・デ・ラ・マツコが「サカナ、魚。魚のかんづ~め!」と歌いながら羽を広げて飛び回っている。その後ろ...

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「女だらけの戦艦大和」・缶缶諤々2<解決編>

――巡洋艦の高橋艦長、「伊号4444潜」の北島こう航海長、そして『大和』の見張兵曹ほか五名が場所は違えどもほとんど同時刻に缶詰にナイフを突き立てようとしていた―― 「女だらけの大和」見張兵曹、小泉兵曹・石場兵曹・石川水兵長・そして酒井一水がえたいのしれない缶の上部に狙いを定める。そのそばでハシビロコウのハッシー・デ・ラ・マツコが「サカナ、魚。魚のかんづ~め!」と歌いながら羽を広げて飛び回っている。その後ろ...

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「女だらけの戦艦大和」・缶缶諤々1

ちょっとした<危機>が、「女だらけの帝国海軍」に忍び寄りつつあった―― それは、インド洋での通商破壊戦に従事した潜水艦や、巡洋艦・駆逐艦の間からまるで水面を渡る風のように広まっていったのだった。<インド洋上・某巡洋艦内>彼女たちは撃沈した商船、あるいは鹵獲した商船・艦艇からまず荷を下ろし、それを帝国海軍の輸送船等に積み替えた。そのさい――「ねえ、こりゃあなんだろうねえ」と巡洋艦乗り組みのひとりの兵隊...

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「女だらけの戦艦大和」・○○は止められない!

「伊号」4444潜水艦は、インド洋での通商破壊戦を終えてペナン基地へと帰投中である―― 4444潜の艦長・板倉みつま大佐は上機嫌である。誰かれなく話しかけては鼻歌交じりで浮き浮きと艦内を歩き回る。兵たちは「艦長エライご機がいいねえ。まああれだけの大物を撃沈したんだから無理もないか」と笑い合う。あれだけの大物とはイギリスの大型輸送船を三隻とその護衛艦を四隻沈めたからである。日本海軍の潜水艦は、敵のソナーに引っ...

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「女だらけの戦艦大和」・捕虜来たる2<解決編>

連合国軍の捕虜・ヨソー・ガイダネエ一等兵はその部屋に入るなり、その場に立ち尽くしてしまった―― 「おいっ」と、宮里大佐がヨソー一等兵の肩を押し田宮兵曹の顔を見て、「田宮兵曹、こいつをそこに」と促した。伊部兵曹長が自慢の軍刀を持ったまま見つめている。田宮兵曹はヨソー一等兵をそこ(・・)に導いた。そこは・・・まるで病院の診察台のような素っ気ない寝台のようなもの。田宮兵曹はヨソー一等兵にそこに横になるよ...

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About this site
女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)