Archive2012年06月 1/3

「女だらけの戦艦大和」・雨に歌えば

「女だらけの大和」ほかの小艦隊はトレーラー島を目指して海上をひた走る―― やがて行く手、かなたに一つの島影が見えて来た。小笠原諸島硫黄島である。ここは、小笠原師団の栗林中将以下の部隊が守っている。「おお、硫黄島が見えます・・・」見張兵曹が声を上げた。麻生分隊士と、松岡分隊長が双眼鏡を目に当ててそちらを見た。水平線のかなたに硫黄島が浮かんでいる。「硫黄島にね、栗林中将という将校がいらしてこの方がま...

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「女だらけの戦艦大和」・いざトレーラーへ

「女だらけの大和」ほかの艦艇は、小笠原父島を後にしていよいよトレーラー島に―― それを見送る父島駐在の海軍嬢や陸軍嬢たち。歓声をあげて帽子を振ったり手を振って見送る。その中に、あの毒蝮大佐もいて「ああ、あの松なんとか言う変な中尉もあの船に乗って行ったんだねえ。もう一遍逢いたいものだが、逢えるかねえ」と感慨深そうに傍らの参謀に囁く。囁かれた参謀はちょっとびっくりしたような顔で大佐を見て「毒蝮大佐殿...

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「女だらけの戦艦大和」・番外編 キケンな島2<解決編>

全く見知らぬ島に流れついた麻生分隊士たちは、島の中央部を目指している―― 長妻兵曹がいきなり「ヒャッホウ!あれこそ俺の命!」と叫ぶなりその場に服を脱ぎ捨てて走り出してしまった。その行く手には高い椰子の木、たわわに実が生っている。マツコが苦々しげに「全く、あのバカ女!」と吐き捨てた。そして、「こんな嫌な空気の島、早く出たいわよ!トメキチ、あんたとあたしでこいつらを強制排除よ!」マツコはそういうとく...

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「女だらけの戦艦大和」・番外編 キケンな島1

ある日、「女だらけの大和」の麻生分隊士、見張兵曹、小泉兵曹、長妻兵曹そしてハッシー・デ・ラ・マツコにトメキチは、ちょっとしたことから乗っていたカッタ―が航路を外れ、「漂流」する羽目に―― 「こまったのう、もう日が暮れる。無線機もないしどがいにしたらええか」そう、泣きそうな声でいう小泉兵曹に、麻生分隊士はなだめるように「こうなったら仕方ない、明日陽が昇るまで待つしか無かろう。うちらが帰らんことはも...

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日々雑感・6月19日は・・・

私ごとではありますが今日6月19日は私の誕生日であります。気がつけばもうウン十年も生きてきました・・・その人生が有意義だったか無意味だったかは私が命を終えるときに分かることですが、「有意義だった」と言い残して死ねるよう頑張りたいものです。 さて、私が生まれる○○年前のきょう、マリアナ沖海戦と言うのがありまして、その際『空母・翔鶴』、「同・大鳳」が沈んでいます。(左・翔鶴。右・大鳳)   まだ子...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)