Archive2011年01月 1/2

「女だらけの戦艦大和」・流行に乗り遅れるな2<解決編>

防空指揮所に入って来た松岡分隊長を見て皆は一様に驚きの声を上げた―― 「どう?私に似合ってるかな」と松岡分隊長はちょっとだけ気取ってポーズをつけて見せた。皆は口の中でうわあ、と言って彼女の周りに集まった。松岡分隊長は、昨日の上陸の際買って来た「黒メガネ」をかけている。それがなんともかっこいいのだ。麻生分隊士までが寄ってきて、「分隊長。これをどこで手に入れたのですか?」と聞く。分隊長は笑って、「大...

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「女だらけの戦艦大和」・流行に乗り遅れるな!1

近ごろ巷に流行るもの・・・どこの世界でも何かしらある。当然『女だらけの帝国海軍』だって―― 「おーい、誰か『美白』持ってない~?」と大声で叫ぶのは、今日上陸の兵長。それを聞きつけて「はい、どうぞ」と差し出したのは一等水兵。兵長はありがと、と言ってそれを受け取ってポケットに入れる。兵長は「この『美白』も人気が出て長いね。ずいぶんと長い間海軍で流行ってるよね」と言う。一等水兵は「そんなに長いんですか...

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「女だらけの戦艦大和」・坂井少尉やんちゃ時代

常夏の、椰子の実揺れるある島で女だらけの某航空隊の飛行兵たちがやんちゃをしている―― 握り飯の大食い大会とか、煙草をいっぺんに何本吸えるかとかちょっと見にはくだらないやんちゃではあるが明日をも知れない航空隊の兵たちにはこんなやんちゃも命の洗濯のうちなのだろう。それを微笑みながら見ていた坂井三子少尉はふと、自分が下士官時代の「でかいやんちゃ」を思い出していた。 あれはまだ、坂井少尉が台西航空隊...

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「女だらけの戦艦大和」・あり得ないお年玉2<解決編)

初春の陽射し眩しいトレーラ島、『女だらけの戦艦大和』の最上甲板上でそれは起きた―― 森上参謀長が「ここのみんなに私から『お年玉』を進呈する。が、皆中身を見る前に服を脱いでふんどし一本になりその服の上に座れ」と宣言。「ええ!?・・・お年玉いただくのになんでふんどしに?」と皆はいぶかった。しかし参謀長の有無を言わさぬ様子にそろそろと服を脱いだ。参謀長はそれを見回すと、「よし!では持ってきた筆記用具の...

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「女だらけの戦艦大和」・あり得ない「お年玉」1

『女だらけの大和』『女だらけの武蔵』他の艦艇で乗組員たちが雑煮を祝っている時・・・『女だらけの大和』で艦長連中が大乱闘をしている時・・・『女だらけの大和』の艦内の一室で森上参謀長が不気味な笑いを浮かべていた―― めでたい元日である。各艦の乗組員はおとなしく元日を祝っているが前述の通り『大和』の年賀に集まった艦長たちはつまらないことで乱闘騒ぎになっていた。しかしやがてそれも納まり、再び和やかに新年...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)