Archive2010年07月 1/3

「女だらけの戦艦大和」・宇宙戦艦大和4 解決編

梨賀親父の操縦する「梅花」はあわれにも、天の川に墜落し梨賀親父はほうほうの体で脱出した――  梨賀親父は敵味方の別なく救助してくれる「平和の船」に助けられ手元の駆逐艦に戻った。もうこの『天の川』も艦首はめちゃくちゃに破壊され、どうにもこうにもならない。体中に星くずをくっつけて艦橋に入ってきた梨賀親父を見て、森上・野村・助平の三親父が一斉に「ダメじゃん!」と叫んだ。梨賀親父は三人をじろっと睨ん...

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「女だらけの戦艦大和」・宇宙戦艦大和3

「『宇宙戦艦大和』の神髄を見せてやる!!」麻生分隊士は艦橋でそう怒鳴った。傍らには最愛のKAともいうべきオトメチャン。そして艦橋の艦長席には『宇宙戦艦大和』艦長のトメキチ艦長が重々しい顔つきで座っている。それを双眼鏡で見た梨賀親父は、「てめえ、ふざけんじゃねえよ。そっちの艦長は犬じゃんか。こっちはなあ、駆逐艦だが艦長は人間のこの私だぜ、目にもの見せてやるよ!」と毒付いた。すると。「なんだって、『天...

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「女だらけの戦艦大和」・宇宙戦艦大和2

「分隊士ぃ~」と言いながらこちらに走ってくるオトメチャン、その織姫姿に分隊士はときめいた―― 分隊士は「ここ、ここだよオトメチャン!」と叫んで大きく手を振った。オトメチャンは分隊士の姿をみとめてこれもうれしそうに手を振る。走る足元に星くずがきらめく。やっと分隊士のもとにたどりついたオトメチャンはふんわりと分隊士の胸に飛び込んだ。「オトメチャン・・・」分隊士は、そっとオトメチャンの可愛い唇に自分の...

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「女だらけの戦艦大和」・宇宙戦艦大和1

トレーラー島に停泊する「女だらけの軍艦大和」の上に広がる夜空には、天の川が流れている―― キラキラと輝く星くずを踏みながら、麻生分隊士は歩いている。その星くずはまるで大河のようにはるかかなたに流れている。(なーんか俺へんなカッコしてるなあ)和服のようなものを着て牛をひっぱって歩く自分にしかし、あまり違和感を感じない。(そうだ、俺は今『牽牛』なんだ。このかっこで当たり前だな)そうするとこの星くずは...

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「女だらけの戦艦大和」・必殺仕分け人3・解決編

「女だらけの戦艦大和」を、必殺仕分け人たちは後にしてゆく―― その後ろ姿を見ながら、戦艦などの艦長や航空司令たちは絶望的な気分でいた。あのような仕分けをされたら戦意高揚どころか戦意が低下してしまうこと請け合いである。「いったいどんな内容で見直しや廃止が来るんだろうか」言い知れない不安が皆を支配し始めていた。そんな頃、『大和』防空指揮所。麻生分隊士と見張兵曹、小泉兵曹などが集まって天幕を見降ろして...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)