Archive2010年01月 1/4

「女だらけの戦艦大和」・トメキチとナナ 

「女だらけの戦艦大和」に珍しい闖入者が来た。 その日、半舷上陸から帰ってきた兵の最後の一人が舷側から上がってきて上陸札を持っていこうとした。その時、舷側のラッタルから見慣れないものが上がってくるのを発見した。「あれ、なんだろう?」よく見ればそれは犬だった。しかしトメキチとは違う。もっと大きくてちょっとかわいくない。兵は困って、甲板士官にその犬を連れて行って見せた。甲板士官は「なんだろうこの犬、...

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「女だらけの戦艦大和」・腹が減っては・・

「女だらけの戦艦大和」は今日も暑い中、がんばっている。 皆の元気の源は、なんといってもその食事にある。もともと、帝国海軍の食事はよいという定評があるが、その中においても<大和>の食事はすごい!というのがその評判である。士官以上の食事はもちろん、この先来るであろう司令長官などをおもてなしするために専用のコックさんもいるし、そのための厨房もある。兵員の食事だって、バラエテイーに富んでいて皆食事に関...

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「女だらけの戦艦大和」 ・若き副長の怒り 弐

「女だらけの戦艦大和」第一艦橋に、不穏な空気がみなぎり出した――― 野村副長は、ポケットから件の封筒を引っ張りだすと、それを小刻みに振りながらつかつかと、艦長に向かって歩き出した。まなじりを決してちょっと普通じゃない様子に、梨賀艦長はひるんだ。そしてちょっと逃げかけた。「逃げないでくださいッ!」と副長の大音声に、艦長はその場に固まってしまった。艦長だけでなくその場に居合わせた見張り員たちも固まっ...

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「女だらけの戦艦大和」 若き副長の怒り・壱

「女だらけの戦艦大和」では、ちょっと不機嫌な人が1人――― 一昨日、梨賀艦長は<武蔵>にトメキチとともにお泊りに行った。そこで乱痴気騒ぎがあったのはもう皆さんお読みになったとおりである。が、肝心の<大和>乗組員はそのことを知らなかった。半舷上陸などで<武蔵>乗組員と通りすがっても彼らは何にも言わない。なぜならあの日あの晩は無礼講だったから、何も言う必要などないと思っていたからだ。確かにそうである...

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「女だらけの戦艦大和」 ・ トメキチ<武蔵>に乗る 弐

「女だらけの戦艦武蔵」に、トメキチがいる!! 梨賀艦長とともに<武蔵>にやってきたトメキチはもうその瞬間から人気者になってしまった。トメキチは猪田艦長とともに<武蔵>艦内をあちこち歩いた、そのたびそこの兵員から「可愛い!艦長待ってください、、、記念写真を撮りますから!」と言われてなかなか先に進まない。トメキチ、いったい何枚の写真に収まったのだろう?いい加減疲れた猪田艦長、やっと防空指揮所に上が...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)