Category駆逐艦 1/2

「女だらけの戦艦大和」・体当たり!

「女だらけの帝国海軍」第八三一水雷戦隊第四駆逐隊は、訓練帰りに敵に遭遇した―― 第四駆逐隊は四隻からなる。旗艦は『縄張』。駆逐隊は他に、第八、第一六、第二四の各隊。その水雷戦隊は、トレーラーから某所で訓練を行って帰投するところであった。が、第四駆逐隊の艦「金槌」が機関の不具合で遅れた。駆逐隊長の乗る「烏賊槌」は旗艦「縄張」に「カナヅチ キカンコショウ ヤヤオクレル サキニイカレタシ イカヅチカン...

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「女だらけの戦艦大和」・サンタと無花果

『女だらけの戦艦大和』他艦艇は、トレーラ環礁で年末を迎えている―― 「そういえば」と見張兵曹がある晩、麻生分隊士の部屋で言った。麻生分隊士は「んん?」と、兵曹の顔を見た。見張兵曹は可愛くふふっと笑うと「ほら、昨年ですよ。防空指揮所で「赤い服の爺さん」を見たでしょ?」と言った。「ああ!あの『還暦の爺さん』か!なんかえらい角のでかい鹿にひかせたそりに乗ってたくさんの衣囊(いのう)を積んどったっ...

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「女だらけの戦艦大和」・オトメチャンのお泊り7<解決編>

台風の中を翻弄される「駆逐艦・無花果」の前牆の見張り所が―― 「ああっ!」と、見張兵曹はその時声をあげていた。激しい風にあおられてなんとあろうことか前牆が折れ曲がったのだ。見張兵曹にはそれがとてもゆっくりと感じられた。が実際は結構なスピードで見張り所は上甲板に叩きつけられていたのだ。ものすごい音がしたはずだがそれは波風の音にかき消された。振動もあったはずだがそれは艦の舷側に波がぶち当たる振動でか...

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「女だらけの戦艦大和」・オトメチャンのお泊り6

『女だらけの水雷戦隊』は、台風の中を進んでいたが―― 見張兵曹の乗った駆逐艦・無花果は台風の起こす波風に激しく動揺させられている。見張兵曹のいる『見張り所』はさっきより大きく左右に振られている。見張り所の窓から雨と風そして海水さえ吹き込んでくる。床に水がたまるがそれも艦の傾きとともにドアから下に流れて落ちてゆくようだ。(これはちょっと危ないかもなあ・・)と見張兵曹は考えた。なんだかドアが急に開い...

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「女だらけの戦艦大和」・オトメチャンのお泊り5

「女だらけの駆逐艦・無花果」他の水雷戦隊は、○五○○トレーラー本島の基地を出航した―― 今回は「前よりは規模は小さいがな。馬鹿にすんじゃねえぞ」と言うくらいの規模らしい、「無花果艦長」に言わせれば。ラインナップは重巡・『歯黒』に軽巡・『陣痛』。駆逐艦はこの『無花果』に「遅霜」「霜焼」「雨雲」「黒雲」である。そして今回は特別に潜水艦が仮想敵として参加している。堂々たるラインナップであるが見張兵曹はな...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)