Category麻生分隊士 1/1

「女だらけの戦艦大和」・ふーチャンの過去3

乙女・麻生太は、その男の下敷きになりながらも、自分の膝で以て男の股間を思いっきり蹴り上げた――  起死回生の一発とでもいおうか、そのひざ蹴りはあまりにも見事に太郎左衛門の大事な部分にヒットした。ウグウ~~、と悶絶する太郎左衛門に麻生少尉はちょっと振り返って、「ごめんなさい、でもうちはやっぱりあなたと一緒にはなれんです」と言ってちょっと頭を下げるとその部屋を出た。太郎左衛門は悶絶しつつも、「ふ...

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「女だらけの戦艦大和」・ふーチャンの過去2

麻生少尉は見張兵曹に語り続ける―― ・・・その相手とはなんでも村長の甥っ子だと言う。なんでそんな奴が私を見染めるんだろう、と麻生少尉は不思議だった。その少尉に、母親は言った。「もう五、六年も前の鎮守様のお祭りのときじゃそうな。日暮れ前にあんたを見て、それ以来あんたに恋焦がれとってじゃと。まああんた、いいお話じゃね。これを受けんで何を受けるんよ。さ、はようこれを着て、村長さんのうち行くよ」麻生少尉...

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「女だらけの戦艦大和」・ふーチャンの過去。

「女だらけの戦艦大和」はいまだ修理中である―― 麻生分隊士は海軍工廠のドック内にいる大和艦上で工事の音を聞いている。バリバリと鉄板をはがしたり、溶接を施す音なども聞こえてきていかにも大きな工事をしていると言った感がある。『大和』は、屋根つきのドックに収まって他からは見えないようにされている、これは艤装当時からそうである。「やまと、かあ・・・。やっぱりデカイなあ」麻生分隊士はひとりごとを言った。指...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)