Category潜水艦 1/1

伊号八〇〇潜情話

南方カタゲハ島基地の潜水艦部隊は、長い間の外地勤務を終えていよいよ内地に帰還する時を間近に迎えていた――   帝国海軍自慢の「伊号八〇〇潜」の乗組員・上荻エツ海軍主計中尉も内地に長年帰っていなかったので今回の帰国を大変喜んでいた。 が、一つだけおおきな気がかりがあった。   実は彼女はこの地に好きな男性がいた。彼はこの地の工場で副工場長として働く日本人であった。その工場が食料を作る会社の工場...

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神州ついに護持し得ず・回天勇士のこと。

 十一月八日・二十日という日付は私にとって忘れたくない日付である。 いかなる日であるか? それは一番最初の『回天』を搭載した潜水艦部隊が山口県大津島基地を出撃して行った日であり、『回天』菊水隊九名が散華した日である。 回天開発者の一人である仁科関夫中尉をはじめとする『菊水隊』の隊員は十一月八日内地を後にした。二度と再び帰ることのない出撃行。彼らの心中はいかばかりだったか。 十一月十九日夕刻、ウ...

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「女だらけの戦艦大和」・○○は止められない!

「伊号」4444潜水艦は、インド洋での通商破壊戦を終えてペナン基地へと帰投中である―― 4444潜の艦長・板倉みつま大佐は上機嫌である。誰かれなく話しかけては鼻歌交じりで浮き浮きと艦内を歩き回る。兵たちは「艦長エライご機がいいねえ。まああれだけの大物を撃沈したんだから無理もないか」と笑い合う。あれだけの大物とはイギリスの大型輸送船を三隻とその護衛艦を四隻沈めたからである。日本海軍の潜水艦は、敵のソナーに引っ...

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女だらけの「帝国海軍」、大和や武蔵、飛龍や赤城そのほかの艦艇や飛行隊・潜水艦で生きる女の子たちの日常生活を描いています。どんな毎日があるのか、ちょっと覗いてみませんか?
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ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)