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遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします

今年ももう半月以上過ぎてしまいました。
遅くなりましたがどうぞ今年もよろしくお願いいたします。

鬱の具合は相変わらずで、朝夕がつらいです。でもそうも言ってはいられないので普段の日は仕事をしていますがやっぱしつらいはつらい。今までのように動けない自分が歯がゆいです。
そして皆さまからのうれしく、ありがたいコメントに一つ一つお返事できなくってごめんなさい。でもしっかり皆様のお言葉胸に刻んで一日一日を生きてゆく所存です。

お話の続きは考えてはあるのですがなかなかPCを開く気になれなかったり、書こうという気が起きない状態で自分自身参っています。でもそのうち絶対書きますので待っていてくださいませね。

それでは、はなはだ簡単ですが本日はこれにて。またお会いしましょう!

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一年間ありがとうございました

とうとう今年もあと数日残すのみとなりました。一年の過ぎるのは早いなあ、といまさらながら思っています。
今年は私自身いろんなことがあった一年でした。つらくて辛くて不安で、どうにも身の置きようがなかったこともありました。そして自分に降りかかってきた躁鬱という病気……、なってみて初めてそのつらさがわかりました。体験された方のお話を読んだり聞いたりしたとき、どれほどつらい思いをなさったんだろうと涙が出る思いです。
この病気になってみて特に「いやだなあ」と思ったのは、今まで普通にできていたことがほとんどできなくなってしまったこと。
買い物。
料理。
掃除。
洗濯。
ゴミ出し。
それにブログを書くこと。
これらがほとんどできなくなって、「自分は何のためにいるんだろう、居る意味があるんだろうか」と苦しんで正直、死にたいと思いましたし今でも思うときがあります。でもまだ親が一人残っているからそういうわけにもいかないと……。
それにしてもひどい一年でした。来年はもうちょっといい年であってほしいと思っています。

今年一年ありがとうございました、拙ブログにご訪問くださりまた、コメントを寄せてくださった皆様本当にありがとう!大変な励みになりました。来る年が皆様にとって素晴らしい年でありますように心よりお祈り申し上げ、私の今年最後の言葉とさせていただきます。
来年もよろしくお願いいたします。

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ゴシップ 4

桜本兵曹が、マツコ、トメキチ、そしてニャマトたちと通信用紙と格闘しているその時――

 

「ちょっとお話聞かせていただいていいでしょうか」

と、機関科の松本少尉は後ろから話しかけられて「は?なんでしょうかのう」と振り返った。そこに立っていたのは五戸記者。彼は大きな体つきの少尉にやや気後れしながらも

「御時間を少しいただいていいでしょうか…あの、海軍の下士官嬢の中に…」

これこれこういう身上の下士官嬢を知りませんか、と尋ねてみた。五戸記者は尋ねながらも松本少尉の顔をそっとうかがっている。松本少尉は声をかけられた時から(こいつ、新聞記者だな。もしかして佐野兵曹の周辺を嗅ぎまわってたのもこいつか)と感じていたし、この記者が聞いているのが「オトメチャン」であるのもわかった。ゆえに松本少尉はごくごく自然に

「ほう~、そんとな身の上の下士官嬢が居るんですか。ふーむ…。しかし残念でしたな、私はそんとな下士官は知りませんし私の艦にも居りませんな。ほいじゃあ、ごきげんよう」

というと歩き去った。五戸記者は

「ごきげんよう…って本当かね?信用ならんなあー…あと何人か聞いてみるか」

と腕組みして考えた後、何人かの水兵嬢や下士官嬢、准士官嬢たちに同じ話を聞いて回ったが答えは同じ、「知りませんね。私たちの艦の人間の話ではないですね」

だった。さすがにげっそり来た五戸記者だったがめげるわけにいかない、大原田幹事長の記事がだめになった以上なにか面白い話を掲載したいと切に願っている。そうでなくても<帝国新報>の最近の発行部数は以前より落ちており、彼らにとっては死活問題である。

 

そんなころ、松本少尉は士官用の料亭前で佐藤副長に出会った。副長は料亭で同期(コレス)と食事会をするために来たのだった。「副長!」と呼んで少尉は副長の前に立ち敬礼した。副長も返礼し、うれしそうな顔で「松本少尉、どうしました。あなたも同期会かなにか?」と尋ねてきた。松本少尉は真剣な顔つきで

「副長、ちとこちらへ」

というと副長を料亭の玄関の隅に引き込んだ。どうしたんですねと不審がる副長に松本少尉は先ほどの新聞記者らしい男の話をした。

「なんだって…それはまさに<彼女>の話を聞き出したがっているのではないか…。松本少尉、上陸中のところを申し訳ないがすぐ艦に戻ってこの話を艦長にしてほしい。私もコレスが集まり次第、わけを話して艦に戻るから、頼む!」

佐藤副長はそういって玄関の外に出るとコレスを探し、あちこち見始める。松本少尉は「わかりました、行きますッ」と叫んで走り出した。

松本少尉は桟橋までを走りに走って汗だくになって、やっと上陸桟橋にたどり着いた。が、『大和』からの定期便のランチはこの時間はない。少尉は急いで衛兵所に飛び込むと『大和』に電話をしてもらった。そして間もなく波を蹴立ててランチが一艇、『大和』からやってきて松本少尉は艇指揮の少尉に

「大至急じゃ、副長からの言伝を艦長に伝えんならん、早う、早う!!」

と叫んでランチは大きく舳先で弧を描くと『大和』に向かって行った。

 

そんなころ無電室では桜本兵曹とマツコ、トメキチ、ニャマトたちが電信用紙をまとめている。オトメチャンは

「通信長、これすべて番号順にしましたがええでしょうか」

と尋ねると山口通信長は微笑んで「ええよ。ありがとうね、ほんまにすまんねえ。こげえなことを頼んでしもうて。見張の達人に頼むことじゃないのに…後で美味い菓子があるけえ楽しみにしとり」と言った。ありがとうございます、とオトメチャンが言ったその時無電室に入ってきた人が二人。

中谷少尉と三山少尉である。山口通信長が

「おや、君たち上陸しなかったのかね?」

と少しびっくりしたように言った。中谷少尉が「上陸のつもりはつもりでしたがやはり敵の通信が気になりました。それに三山少尉は昨晩、一睡もしないで敵信を探ってくれていました。だから私の部屋で寝かせていたんです」と言って桜本兵曹は

「一晩中、敵信を探っとってですか…」

と絶句した。

山口通信長はオトメチャンをみて

「この二人はよく働くんだよ。いつでも通信機の前に張り付いてね…一晩中起きていることさえいとわない。私も見習わねばいけないと常に思っておるんよ」

と言い、マツコたちは

「知ってるわよアタシたち。中谷さんと三山さん、いつも二人で仕事して…ほんとに素晴らしいわ」

感涙を浮かべている。

 

その時『大和』に接舷したランチから舷梯を伝って駆けあがってきた松本少尉は丁度通りかかった森上参謀長に出くわした。どうしたんだね血相変えて、と言った参謀長に松本少尉は「実は、」と急き込んで話をし、その内容にびっくりした参謀長は

「急ぎ艦長に伝えよう、さあ早く!」

と松本少尉を従えて艦長の元へ。

梨賀艦長は第一艦橋にいてのんびりとした雰囲気の中、周囲の風景を見ていた。そこに

「梨賀いるか!」「艦長―」

という大声が飛び込んできて腰を抜かさんばかりに驚いた。何事か、と問う艦長に参謀長が

「松本少尉から詳細をお話しなさい」

と言って松本少尉は水島であった出来事を艦長に詳しく話した。梨賀艦長はウーン、と言って腕を組んだ。そして顔を上げ参謀長と松本少尉を見ると、

「その新聞記者と思しき男性の聞きたがる相手は…<オトメチャン>ではないのか。それにしてもなぜ、彼女の生い立ちが新聞記者に筒抜けなのか?桜本兵曹の義理の姉妹が海軍にいるがそんなことを漏らすとは到底思えない、自分たちにとっても不利益になるからね。どういうことなのだろう、私には測りかねる。しかし何らかの手は打たねばなるまいよ」

と言った。

 

そしてその晩から翌日のうちに、多くのトレーラー停泊艦艇の艦長から<うちの乗員が水島でこういう質問を受けた>という話がぽつぽつとトレーラー司令部に届き始め、あろうことか――五戸記者はトレーラーの海軍診療所に友人を見舞いに行った帰りの小山田艦隊司令に例の話をしたのだった。

小山田司令はその場は

「さあ知らんねえ」

とやり過ごしたが五戸記者の姿が埃っぽい道の向こうに小さくなったのを見届けると駆け足で司令部に帰り、副官に

「昨日から妙な話が各艦からきていたな…」

というと電信用紙を持って来させた。今日になって大きな艦は『大和』から小さなものは海防艦に至るまでほとんどのトレーラー在泊艦艇の艦長から乗組員が妙な聞き出しを受けたという内容ばかりである。

小山田司令は副官に

「トレーラー停泊全艦艇へ電報を出せ」

と厳かに命じた。

 

「艦長、艦隊司令部から電信です」

山口通信長が電報用紙を持って第一艦橋にやってきた。副長もいる。副長はコレスとの食事会を昨日、キャンセルして艦に急ぎ戻ってきたが事の重大さにやや頬が青ざめている。

読め、という艦長に通信長はうなずくと

「発 トレーラー艦隊司令。宛 トレーラー在泊各艦艇。本文、不審なる新聞記者と思しき男性との一切の接触を禁じる。司令部は本件男性の拘束を検討中。終わり」

と読み上げた。

梨賀艦長は電報用紙を通信長から受け取るとそれをしばし見つめた後、通信長をみて

「私は明日、小山田司令に逢ってくるよ。私の艦の乗員のことだからね…黙ってはおれまい?」

と言って黙りこくってしまった。

山口通信長はそのそばに立ったまま発するべき言葉を無くしていた――

  (次回に続きます)

 

                 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お久しぶりです。今夜は少し気分が良いので書き上げました。いつもこうならいいんですが(;'')

さてトレーラー、ちょっとした騒ぎになりつつあります。どうなりますかそして肝心のオトメチャンは。

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ゴシップ 3

<帝国新報>は内地でもその取材活動を露骨に始めていた――

 

政治部の記者は、与党幹部の大物、大原田勘兵衛幹事長をその自宅に尋ねた。大原田は、記者が訪ねてくるのは日常茶飯事であるから秘書の「<帝国日報>の崎本記者が」参りましたが、という声に

「なんだまたか、戦局は極めて日本に有利。帝国陸海軍の活躍をもっと書いてほしいものだよ。わたしなんかを取材してる暇なんかないと思うんだがねえ」

と笑いながら応接室へ入って行った。果たして応接室には崎本記者がもう待っていて、大原田幹事長を見るなりソファから立ち上がった。

大原田幹事長は「まあまあ。座りなさい…で、今日は何を話したらいいのかな?それより私は帝国陸海軍の活躍をあなたに聞きたいくらいなんだがね」と言って崎本記者を座らせると自分もソファに腰を沈めた。崎本記者は至極真面目な顔で幹事長を見つめると

「今日は国政や戦局の話ではないんです…実は」

と言いかけた。その時部屋のドアがノックされ、大原田の妻が紅茶と菓子を運んできた。顔見知りの記者であるし妻の峰子は微笑みながら

「いつもご苦労様です…。まあ怖いお顔なさって、今日はどんなお話かしら?」

と言って二人の前の紅茶と菓子を置いた。峰子が出てゆこうとすると崎本記者は「奥様にもご覧になって、そして聞いていただきたいのです」と言って峰子は不思議そうな顔で夫の隣にそっと腰を下ろした。崎本記者は傍らに置いていた大きな封筒の中から数枚の紙を引き出した。なんでしょう?と言う峰子、はてなんだね?という大原田幹事長の前に崎本は、

「この女性に見覚えはありませんか?」

と言って数枚の写真を出してテーブルに並べた。はたしてその写真は<高田佳子海軍上等兵曹>の、トレーラ水島での結婚式の写真である。

峰子は写真をみて手に取ると

「まあなんてきれいな花嫁さんなんでしょう!ねえあなた、お綺麗なかたですねえ」

と言って夫へ写真を手渡した。幹事長も写真を手に取って見つめた後

「ほう、これはまた美しい女性だ…崎本君この人はどういう方だね?」

と言って崎本記者に視線を移した。

崎本記者は幹事長に静かな視線を当てて

「この女性は海軍の下士官、上等兵曹です。そして…よくご覧になってください。この兵曹、…幹事長に似ているとは思われませんか?」

と言い放った。数瞬の後幹事長は大きな声を上げて笑い出した。崎本はややあっけにとられていたが、笑い続ける幹事長に

「噂を聞いたのです…幹事長には隠し子がおられるという噂を」

とそっと話しかけた。大原田幹事長は笑いすぎて涙をこぼしながら

「いやはや面白い話だね。私に隠し子だって?一体どこからそんな話が出たんだろうかねえ」

と言って笑う。妻の峰子さえ「ま、いやあねえ」と言って笑う。崎本は今度は大いに面食らいながら

「失礼を承知で申し上げますが…幹事長はお若いころすでにご家庭がありながら別の若い女性と割りなき仲になられ、その女性との間にお子さんが生まれそして幹事長はご家庭をお捨てになってその女性と駆け落ちなさったと伺いました。生まれたお子さんの行方は分からないままですが、幹事長、この話の真偽をお伺いしたいのです。そしてその女性というのは奥様、あなたのことではないでしょうか」

と言った。

大原田幹事長の顔からは笑いは消え、厳しい目つきで崎本記者をまっすぐに見つめて

「話としては面白いがね崎本君。それは私に対する中傷ではないかね?どこからそんな噂を聞いたか知らないが正直迷惑な話だね。私が若い女性と駆け落ちしてしかも子供まで作っていたと?そしてその子供がこの写真の女性だというのかね?崎本君、そうだというなら証拠を持ってきてほしいよ。…いや確かに昔家庭を持っていたし別れたのも確かだが、そういう理由じゃないよ。家内にとっても迷惑な話だしこんな話に尾ひれがついて家内や私の子供達にまで迷惑がかかるようなら…考えねばならんよ」

と言って不機嫌な表情を浮かべてテーブルの上の紅茶カップを手に取り、紅茶を飲んだ。幹事長の妻、峰子も「ひどい話だわ…あなた子供たちが聞いたらどうしましょう」と心底心配そうに幹事長を見つめる。

幹事長が何か言いかけたとき、部屋のドアがノックされ入ってきたのは大原田の長女の華子であった。華子は崎本に挨拶すると目ざとくテーブル上に広がった<佐野兵曹>の結婚式の写真を手に取った。そして

「まあ素敵!このお写真内地ではないですわね…どこかしら。それに見てお母さま、素敵なドレスね…私もいつかこんな素敵なドレスでお式を挙げたいわ」

と若い娘らしい感想を語った。華子には決まりかけた縁談があった。そして崎本を見ると

「どうしてこのお写真をうちに持っていらしたの?崎本さん?」

と小首をかしげた。崎本が答えるより先に大原田幹事長が「華子の結婚式の参考にどうかと言って持ってきてくれたんだよ」と言って華子は

「まあ本当に?素敵だわ、ねえお母さま私これと同じようなドレスを着たいわ、お願い!」

と峰子の腕を軽くつかんで揺すった。はいはいそうしましょうね、と峰子が笑い、幹事長も笑ったがその鋭い瞳が崎本に向けられているのを感じ取った崎本記者は「では私はこれで…、そうだこの全身の写った写真は参考に使ってください」と言いおいて残りをかき集めると大原田邸を辞した。

 

応接室に、大原田と峰子が残った。華子は「おとうさま、このお写真いただいてよろしいでしょ?」と佐野兵曹の写真を自分の部屋へ大事そうに胸に抱えて行った。

しんと静まり返った部屋で大原田がぽつりと言った、

「華子…あの写真の娘が自分の<>だとは思いもしないで…」

峰子も、「あんなに大きくきれいになって…可哀想なことをしてしまいましたわ」と言ったが幹事長は

「だが何があっても知らぬ存ぜぬで通すのだ、いいな?妙な小細工をすると疑われるだろうから自然体で、あくまで自然体でいるんだよ」

と念を押した。幹事長にとっては顔を知らない<>であった。その子が生まれたと聞いてふたつきもしないうちに彼はその時の妻の離縁をした。そして幹事長と峰子は駆け落ちして一緒になった。それから一年半ほどして華子が生まれ、次の男の子が生まれた。

元の妻は、失意のうちに子供をつれ大陸へ渡っていきその後どうしているのかははっきりわからないが子供ーー男の子だった――は、向こうではやり病にかかって亡くなったようだと風のうわさでは聞いている。幹事長の胸は、その子を思うときは鈍く痛む。

峰子は、あの時生んだ娘に名前さえ付けることなく捨てるようにして実家を飛び出してきたことを少し悔やんではいた。大原田と正式に結婚し、娘が生まれたとき自分が実家に産み捨ててきた子供の顔が重なった。(幸せになってほしい)と思って何年もたって、こんな形で<再会>しようとは。

(海軍に入っていたのですね…下士官のようだから苦労も多かったことでしょう。生まれたときから苦労を背負う星のもとに生まれたのだから、それがあなたの身上だと思ってこの先も頑張ってゆきなさい。そしていい人を得たようだから支えてもらいなさい)

すっかり幸せを得た、幹事長の妻であり<佐野兵曹>の実母である峰子の勝手な感想であった……

 

大原田幹事長の<隠し子>疑惑は彼が与党の大物ということもあったうえ確信に足る証拠に欠けるということなどもあり、しりすぼみになってしまった。記者たちは懸命に<海軍の下士官>の過去を追ったがその出生にまでに追いつくことができなかった。結局<帝国新報>記者たちはあきらめざるを得なかった。が、その代り、追いかけまわされることになったのが<桜本兵曹>であった。

どこで聞きつけたのか在トレーラーの<帝国新報>小林記者が

「ほんとかウソかもわからん政治家の隠し子の話なんぞどうでもいい、それより面白い話があるぞ。ここに停泊中の艦の下士官嬢、曰く付きの生まれで<小泉商店>勤務の男性と婚約までしていたらしい。が、その男性がほかに女を作ってその下士官嬢棄てられたそうだ。だがその男、社長に内地に帰ってくるようにと言われて新しい女と船に乗ったはいいが船が嵐で沈没したらしいぞ」

と五戸記者に言った。五戸記者は

「ほう~、どんな生まれか知らんが面白そうだな…、で、その男と女は死んだのか」

と興味津々で身を乗り出す。

小林記者はやや声を潜めて

「それがな…」

と話した内容に五戸記者は「それは面白い!それは是非―」と膝を叩いたのだった。

 

そんなこととは知らない桜本兵曹は、今日は通信科の部屋にいてたくさんの電報用紙を整理するお手伝いの真っ最中である。

ハシビロのマツコと小犬のトメキチ、そして子猫のニャマトも一緒になって用紙をくわえてあちこち走り回る。山口通信長が「悪いねえオトメチャン、あんたも忙しいじゃろうが通信科ほとんど上陸してしもうてねえ」と謝って、「これを食べんさい」と菓子を出してくれた。

それに感謝しながら菓子を食べるオトメチャンとマツコたちである。

 

そんなころ、上陸中の『大和』の乗組員は不審な問いかけをされていた――

   (次回に続きます)

 

               ・・・・・・・・・・・・・・・

お久しぶりです。

これだけの文章を書くのにいったい何日かかったことやら。なかなか鬱状態から脱することができませんでつらいものがありますが何とかやってゆこうと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます!そして次回をお楽しみに^^。


今日買ってきた「甲飛喇叭隊第11分隊」さま謹製の品々。阿佐ヶ谷「匣の匣(はこのはこ)』様にて購入しました^^。
DSCN1962.jpg

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日々雑感・『海軍標準カレー』を作ってみました。

こんばんは!
なかなか気分的に元に戻らない私です。今までできたことができなくなったのが一番自分自身にとって衝撃であり情けなくある昨今です。
しかし…とある本を見ていてこの二三週間、「作ってみたい」と思っていた<海軍標準カレー>を先般、やっと作ることができました。きっかけを作ってくれたのがこの本、「明治~昭和まで歴史で辿る日本海軍レシピ46品 海軍さんの料理帖」(有馬桓次郎著 ホビージャパン刊)です。海軍黎明期から前の大戦までの海軍の料理のあれこれを豊富なカラー写真と説明でわかりやすく紹介されています。
その中に<海軍標準カレー>の作り方があります。これは昭和17年発行の「海軍主計兵調理術教科書」に掲載されていたもので、小麦粉とカレー粉を炒って作るものです。そのままだと味がないので、塩コショウやしょうゆなどを少しづついれて好みの味に仕上げます。
炒ったカレー粉と小麦粉を野菜や鶏肉を煮たスープの中に入れる時ダマになりがちですので、炒ったフライパンの中でスープで少しずつのばしながら練って入れるのがいいですね(と説明にも書いてあります)。
私もやってみましたがやり方が下手だったので少しダマができてしまいました。でも、味は満足いくものが作れました!これは私にとっても大きな一歩で、今までーーいや今でも――やる気の起きない私がこれをできたことを医師もほめてくださいました。
これを着に少しづつでいいから元のように料理やほかのことがどんどんできるようになればいいのですが。
厄介な躁うつ病にかかったのは私の場合完全に自分のせいでしょう、それを受け止め牛の歩みでもいい、前に進みたいと思っております。

私の作った<海軍標準カレー>と「海軍さんの料理帖」です。皆さんもぜひお手に取ってほしい本です^^。
DSCN1957.jpg DSCN1960.jpg

「ゴシップ」の続きを書き始めておりますのでもう少しお待ちくださいませ!!

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プロフィール

見張り員

Author:見張り員
ごあいさつ・「女だらけの帝国海軍」へようこそ!ここでは戦艦・空母・巡洋艦駆逐艦などから航空隊・陸戦隊などの将兵はすべて女の子です。といっても萌え要素はほとんどありません。女の子ばかりの海軍ではありますがすることは男性並み。勇ましい女の子ばかりです。女の子ばかりの『軍艦大和』をお読みになって、かつての帝国海軍にも興味をもっていただければと思います。時折戦史関係の話も書きます。
尚、文章の無断転載は固くお断りいたします。
(平成二十七年四月「見張りんの大和の国は桜花爛漫」を改題しました。)

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